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第7章
第347話 番外編:ねことうさぎとりすとライオンとクマの物語⑤※
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※痛くはない設定ですが、SM要素があります。苦手な方はご注意ください。
ぬくっぬくっずぷぷぷぷ……
「ん、はいったぁ」
最初の太い部分を越えると、あとはゆっくり腰を落とせば自分の重みで自動的に入っていく。今回は自分でうまく入れることができた。
大きくて太いものが体の中に入ってくる感覚はまだ慣れなくてドキドキしている。でも熱くて火傷しそうな体はそれを拒否することなく、めちゃくちゃに悦んでいた。
向かい合わせに座るクライスの方を見たら、赤く顔が火照っていていつも以上に色っぽく、気持ちよさそうな顔をしてる。僕が動いたら、もっとよくなるかな?
張り切って上下に腰を動かす。浅く、深く、その感触を味わっていると頭がふわふわしてきた。
(すごい。これ、自分の好きなところに当てられるからずっと気持ちいい……)
「おい、キルナそんなに腰を揺らすとあぶな」
「あっ」
(しまった。転けそう)
バランスを崩し足の支えを失った体が重力に従って急速に落ちる。
「んああああ!!!!」
「ぐっ……」
中に入っていたものをそのはずみでずぶりと根元まで咥え込んでしまう。勢いよく座ったものだから、入っちゃいけないところまで届いてぐぽっと未知の入り口が開いた気がした。同時に自分すら知らない奥深くに、温かいものが叩きつけられる。
「はふっ…はっ…はっ……」
僕は動けないまま彼の肩に掴まってその波が収まるのを待った。びっくりしたけど、すっごく気持ちよかった。ほんと、天国に行ったみたいと表現してもいいくらい。クライスが出ていく時にもすごい快感で、ブルブル太ももが痙攣する状態がしばらく続いた。
「はぁ…はぁ…ごめん。すべっちゃって。みるく…すごいとこでのんじゃった…」
「……」
「クライス、ちょっとおこってる?」
「お前は……離れた方がいいと忠告してやったのにやりたい放題……」
「えと、ごめん」
「悪さばっかりするライオンは躾直さないといけないよな?」
「え? しつけって」
「ちょうどリリーとテアが躾セットをプレゼントしてくれたんだ。手錠もその一つみたいだが、他にはほら、こんなのもある」
クライスはカップ入りのゼリーみたいなものを取り出した。でもゼリーで躾はおかしいような。
「これは貞操帯スライムという。ほらこうして蓋を開けて性器に近づけると…」
「あ、冷たい…なにこれ。僕のペニスが覆われちゃった」
ひんやりとした黒いスライムが僕の股間を覆った。しばらくすると、クライスはそこをコツコツと叩く。
(え? なんでぷにぷにのはずのスライムからそんな固そうな音がするの?)
「これは一定時間固まって性器を触れなくするんだ」
最低最悪のスライムだった。クッキーを食べてからというものそこはずっとムズムズしてるのに。今だって触りたいのに、これじゃあ触れない。
「あとは……」
「まだあるの?」
「こんなものまであるな」
黒い鞭が出てきた。しなやかで長い鞭はみるからに痛みを与える武器っぽい。
「ひいい。それで僕を打つの!!?」
クライスにバチバチ叩かれるところを想像し涙が出そうになる。でも。そういえば、テアはああいうのが好きって前に聞いたことがある。叩くのも叩かれるのも刺激的で楽しいのだって。最初はちょっと痛いけどそのうちキモチヨクナルヨ。なんて言ってたような。
「初心者用の鞭だからほとんど痛みはない。派手な音と魔法で赤い痕がつくのを楽しむだけのものだが…さすがにこれは無理だな。やめておこう」
鞭をベッドの端に避けたクライスに、つい「あの…ムチ使わないの?」と聞いてしまった。
「ああ、怖いだろう?」
「ん、ちょっとこわいけど。でも、ムチってキモチイイってきいたことがあるの……。ちょっとだけやってみない?」
「……だがキルナは痛いのも怖いのも苦手だろう。こういうのはやめた方が」
「やってみたいの。ね。今日だけ!」
「……わかった。痛かったらすぐに言え」
クライスは気乗りしないみたいだったけどお願いしてしまった。だってテアの言うことがほんとかも気になるし、鞭ってダークな感じがしてちょっと悪役っぽい。僕もあれを使いこなせるようになれば、悪役に一歩近づくかも。
一度手錠を外し、うつぶせになってお尻を突き出したポーズにされ、次は僕の両手首に手錠を嵌められた。鎖はベッドの柵に通されていて動けない感じになっている。
ドキドキドキ
この格好ではクライスが見えないからドキドキする。
「いくぞ」
「ん」
ヒュンっと風を切る音。お尻にピシッと鞭が当たった。でもそんなに痛くない。
「どうだ? 痛くないか?」
「だいじょうぶ」
「じゃあ……もっとやるぞ」
バシバシッバシ!!!
「んきゃあああ」
「い…痛いか?」
慌てて駆け寄ってきて僕のお尻の具合を診るクライスに、首を振った。
「あ、ううん、そんなに痛くない。音につられて声出しちゃっただけ」
「そうか、ならいいが」
実際それは、かなり大袈裟な音がなるのに優しいしっぺくらいの威力で全然平気だった。でも何度も同じところを叩かれていると、そこが甘く疼いてくる。たぶんペニスもいつもなら膨らんでいるに違いない。今は貞操帯スライムのせいで見えないけども。
「はぁ…はぁ…なんか……きもちよくなっちゃったよぉ」
イきたい。ムチよりもこっちの邪悪なスライムの方が辛い。
「スライム取ってぇ」
僕の懇願にクライスはニヤリと口角を上げた。
「これは躾だからな。あと20回我慢したら取ってやる。自分で数えろ。間違えたらやり直しだ」
「ふええ、そんなっ」
バチン!!
「んああ、気持ちいいよお」
「違うだろ、ちゃんと数えろ」
(あ、そうだった)
バチイイン!
「イ…チ」
バッッッチイン!
「んんにゃああニイイイ」
バシーン
「ふああああ、背中打っちゃだめぇえ。こちょばいからぁ、あ、、えと、ゴオオ」
「ふう、やり直し」
(あれ? 5じゃなかったっけ?)
「んっ…はぁ…はぁ…に……じゅう」
結局間違いが多発したせいで、20回で済むところを90回くらい打ってようやく終了した。さすがにちょっとお尻がヒリヒリする。でもこのジンジンする感じが結構気持ちよかったりして。テアの言ってたことはほんとだったとわかった。
「……クライス…これやばい。くせになりそう」
「キルナが鞭好きとは知らなかったな。躾けてもどんどんエロくなるお前のせいで、俺ももう限界だ」
「え?」
「赤く色付いてうまそうな尻になってるしな。取るぞ」
貞操帯スライムにクライスが手を当てると、それがドロドロと溶けた。スライムは元の容器の中に回収される。
「あ…さわってないのに、でちゃう」
勢いのない精液がとろとろと出てくる。クライスも驚いたようにそこを凝視している。
「鞭でイってたのか?」
「だって…本当に気持ちよかったんだもの。もしかして、こんなのおかしい?」
鞭でイくなんて変かも。どうしよう。そもそもクライスは鞭使うのにあんまり乗り気じゃなかったのに。お願いして一人でノリノリになって。
「うわあああん変態でごめん」
お尻を高く上げたポーズはよく考えれば土下座ポーズに似ている。このまま謝ろう。
「ごめ、むぐ」
「謝ることなんてない。鞭で気持ち良くなれるなんて、お前は本当にいい子だな」
「ぼく、いい子?」
「ああ、最高だ」
頬がにへえっとだらしなく緩んだ。褒められて嬉しい。ちゅっちゅっと赤い痕のついたおしりにキスをされ、よしよし撫でられ幸せな気分になる。
「挿れるぞ」
「ん。きて」
うさぎのクライスがライオンの僕にのしかかってくるって面白い。
僕はライオンになっても食べられる側なんだなぁ、と思いながらズブズブに溶かされていった。
そして翌朝
「クライス王子、キルナ様大丈夫でしたか?」
「あのクッキー。効果が強すぎて、発売中止になったそうなんですぅ」
「まだ食べてないなら捨ててくださいね」
うるうるとした眼に申し訳なさそうな声。でも僕にはわかる。これ、完全に面白がってる!!
「もうもうもう! 全部食べちゃったよう」
今日起きた時どれだけ気まずかったことか。しばらくクライスの顔を見ることができなかった。ほんとにほんとにあのクッキーはやばすぎる。
「エー? そうなんですかぁ~!?」
「じゃあどんなだったか」
「お、教えないってばああ!!!」
🐰✖︎🦁(おしまい)
ぬくっぬくっずぷぷぷぷ……
「ん、はいったぁ」
最初の太い部分を越えると、あとはゆっくり腰を落とせば自分の重みで自動的に入っていく。今回は自分でうまく入れることができた。
大きくて太いものが体の中に入ってくる感覚はまだ慣れなくてドキドキしている。でも熱くて火傷しそうな体はそれを拒否することなく、めちゃくちゃに悦んでいた。
向かい合わせに座るクライスの方を見たら、赤く顔が火照っていていつも以上に色っぽく、気持ちよさそうな顔をしてる。僕が動いたら、もっとよくなるかな?
張り切って上下に腰を動かす。浅く、深く、その感触を味わっていると頭がふわふわしてきた。
(すごい。これ、自分の好きなところに当てられるからずっと気持ちいい……)
「おい、キルナそんなに腰を揺らすとあぶな」
「あっ」
(しまった。転けそう)
バランスを崩し足の支えを失った体が重力に従って急速に落ちる。
「んああああ!!!!」
「ぐっ……」
中に入っていたものをそのはずみでずぶりと根元まで咥え込んでしまう。勢いよく座ったものだから、入っちゃいけないところまで届いてぐぽっと未知の入り口が開いた気がした。同時に自分すら知らない奥深くに、温かいものが叩きつけられる。
「はふっ…はっ…はっ……」
僕は動けないまま彼の肩に掴まってその波が収まるのを待った。びっくりしたけど、すっごく気持ちよかった。ほんと、天国に行ったみたいと表現してもいいくらい。クライスが出ていく時にもすごい快感で、ブルブル太ももが痙攣する状態がしばらく続いた。
「はぁ…はぁ…ごめん。すべっちゃって。みるく…すごいとこでのんじゃった…」
「……」
「クライス、ちょっとおこってる?」
「お前は……離れた方がいいと忠告してやったのにやりたい放題……」
「えと、ごめん」
「悪さばっかりするライオンは躾直さないといけないよな?」
「え? しつけって」
「ちょうどリリーとテアが躾セットをプレゼントしてくれたんだ。手錠もその一つみたいだが、他にはほら、こんなのもある」
クライスはカップ入りのゼリーみたいなものを取り出した。でもゼリーで躾はおかしいような。
「これは貞操帯スライムという。ほらこうして蓋を開けて性器に近づけると…」
「あ、冷たい…なにこれ。僕のペニスが覆われちゃった」
ひんやりとした黒いスライムが僕の股間を覆った。しばらくすると、クライスはそこをコツコツと叩く。
(え? なんでぷにぷにのはずのスライムからそんな固そうな音がするの?)
「これは一定時間固まって性器を触れなくするんだ」
最低最悪のスライムだった。クッキーを食べてからというものそこはずっとムズムズしてるのに。今だって触りたいのに、これじゃあ触れない。
「あとは……」
「まだあるの?」
「こんなものまであるな」
黒い鞭が出てきた。しなやかで長い鞭はみるからに痛みを与える武器っぽい。
「ひいい。それで僕を打つの!!?」
クライスにバチバチ叩かれるところを想像し涙が出そうになる。でも。そういえば、テアはああいうのが好きって前に聞いたことがある。叩くのも叩かれるのも刺激的で楽しいのだって。最初はちょっと痛いけどそのうちキモチヨクナルヨ。なんて言ってたような。
「初心者用の鞭だからほとんど痛みはない。派手な音と魔法で赤い痕がつくのを楽しむだけのものだが…さすがにこれは無理だな。やめておこう」
鞭をベッドの端に避けたクライスに、つい「あの…ムチ使わないの?」と聞いてしまった。
「ああ、怖いだろう?」
「ん、ちょっとこわいけど。でも、ムチってキモチイイってきいたことがあるの……。ちょっとだけやってみない?」
「……だがキルナは痛いのも怖いのも苦手だろう。こういうのはやめた方が」
「やってみたいの。ね。今日だけ!」
「……わかった。痛かったらすぐに言え」
クライスは気乗りしないみたいだったけどお願いしてしまった。だってテアの言うことがほんとかも気になるし、鞭ってダークな感じがしてちょっと悪役っぽい。僕もあれを使いこなせるようになれば、悪役に一歩近づくかも。
一度手錠を外し、うつぶせになってお尻を突き出したポーズにされ、次は僕の両手首に手錠を嵌められた。鎖はベッドの柵に通されていて動けない感じになっている。
ドキドキドキ
この格好ではクライスが見えないからドキドキする。
「いくぞ」
「ん」
ヒュンっと風を切る音。お尻にピシッと鞭が当たった。でもそんなに痛くない。
「どうだ? 痛くないか?」
「だいじょうぶ」
「じゃあ……もっとやるぞ」
バシバシッバシ!!!
「んきゃあああ」
「い…痛いか?」
慌てて駆け寄ってきて僕のお尻の具合を診るクライスに、首を振った。
「あ、ううん、そんなに痛くない。音につられて声出しちゃっただけ」
「そうか、ならいいが」
実際それは、かなり大袈裟な音がなるのに優しいしっぺくらいの威力で全然平気だった。でも何度も同じところを叩かれていると、そこが甘く疼いてくる。たぶんペニスもいつもなら膨らんでいるに違いない。今は貞操帯スライムのせいで見えないけども。
「はぁ…はぁ…なんか……きもちよくなっちゃったよぉ」
イきたい。ムチよりもこっちの邪悪なスライムの方が辛い。
「スライム取ってぇ」
僕の懇願にクライスはニヤリと口角を上げた。
「これは躾だからな。あと20回我慢したら取ってやる。自分で数えろ。間違えたらやり直しだ」
「ふええ、そんなっ」
バチン!!
「んああ、気持ちいいよお」
「違うだろ、ちゃんと数えろ」
(あ、そうだった)
バチイイン!
「イ…チ」
バッッッチイン!
「んんにゃああニイイイ」
バシーン
「ふああああ、背中打っちゃだめぇえ。こちょばいからぁ、あ、、えと、ゴオオ」
「ふう、やり直し」
(あれ? 5じゃなかったっけ?)
「んっ…はぁ…はぁ…に……じゅう」
結局間違いが多発したせいで、20回で済むところを90回くらい打ってようやく終了した。さすがにちょっとお尻がヒリヒリする。でもこのジンジンする感じが結構気持ちよかったりして。テアの言ってたことはほんとだったとわかった。
「……クライス…これやばい。くせになりそう」
「キルナが鞭好きとは知らなかったな。躾けてもどんどんエロくなるお前のせいで、俺ももう限界だ」
「え?」
「赤く色付いてうまそうな尻になってるしな。取るぞ」
貞操帯スライムにクライスが手を当てると、それがドロドロと溶けた。スライムは元の容器の中に回収される。
「あ…さわってないのに、でちゃう」
勢いのない精液がとろとろと出てくる。クライスも驚いたようにそこを凝視している。
「鞭でイってたのか?」
「だって…本当に気持ちよかったんだもの。もしかして、こんなのおかしい?」
鞭でイくなんて変かも。どうしよう。そもそもクライスは鞭使うのにあんまり乗り気じゃなかったのに。お願いして一人でノリノリになって。
「うわあああん変態でごめん」
お尻を高く上げたポーズはよく考えれば土下座ポーズに似ている。このまま謝ろう。
「ごめ、むぐ」
「謝ることなんてない。鞭で気持ち良くなれるなんて、お前は本当にいい子だな」
「ぼく、いい子?」
「ああ、最高だ」
頬がにへえっとだらしなく緩んだ。褒められて嬉しい。ちゅっちゅっと赤い痕のついたおしりにキスをされ、よしよし撫でられ幸せな気分になる。
「挿れるぞ」
「ん。きて」
うさぎのクライスがライオンの僕にのしかかってくるって面白い。
僕はライオンになっても食べられる側なんだなぁ、と思いながらズブズブに溶かされていった。
そして翌朝
「クライス王子、キルナ様大丈夫でしたか?」
「あのクッキー。効果が強すぎて、発売中止になったそうなんですぅ」
「まだ食べてないなら捨ててくださいね」
うるうるとした眼に申し訳なさそうな声。でも僕にはわかる。これ、完全に面白がってる!!
「もうもうもう! 全部食べちゃったよう」
今日起きた時どれだけ気まずかったことか。しばらくクライスの顔を見ることができなかった。ほんとにほんとにあのクッキーはやばすぎる。
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