46 / 135
〈本編〉
ブチとミケの帰省2
しおりを挟む
ブチとミケはミケの家に着きました。
ミケが玄関を入って「母さん、ただいま」と言いました。
部屋からハナが出て来て「ミケ、お帰り」と言いました。
玄関にはブチも居て「おばさん、こんにちは」とハナに言いました。
ハナもブチに気が付いて「まぁブチちゃん、こんにちは。元気だった?」と言いました。
「えぇ、元気にしてましたよ。なぁ、ミケ」と返事をしました。
「じゃぁ、ミケ、またな。…おばさん、お邪魔しました」と言って家に帰ろうとしました。それに「あぁ、また」とミケも言いました。ハナも「ブチちゃん、もう帰るの?」とブチに聞きました。
「えぇ、弟達が待ってるので。また来ます」とハナに返事をして、家に帰る為、踵を返しました。
「また、きてね」と言ってハナはブチを見送りました。
~~~~~~~~
「アゴ母さん、今帰ったよ」とブチは玄関から居間に入りながらアゴ母さんに言いました。
「おかえり、ブチ。…ハナさんに会った?」とブチに聞きました。
「うん、あったよ。おばさんも元気だよね!…母さんも元気だよね。そういえばサム達は元気だったの?」
「サム達は元気だったわよ!…私たちおばさんは元気よ!!…元気で悪かったわね」
「そんな事言わないでよ。やっぱりサム達もまだ小さいから心配なんだよ」
「わかってるわよ。心配かけてごめんね。…さぁ、食事にしましょう。サム達も待ってるわ」
「うん、今までの事はご飯を食べながら話そう!」
アゴ母さんの後に続いてブチも食堂向かいました。
食堂ではサム達が「ブチ兄ちゃん、早く早く」と言ってブチとアゴ母さんを待っていました。
「じゃぁ、食べましょう!…いただきます」とアゴ母さんが席に着いて言いました。ブチも席に着き、サム達と一緒に「「「いただきます」」」と言って食べ始めました。
「ブチ兄ちゃん、今回はいつまでいるの?」と早速サムが聞きました。
「今回は3日間かな」とブチが答えました。
「えぇ~、3日間なの~、短いよ~」とサムがぷーと頬を膨らませて不満を言いました。
「サム、ブチに無理を言っちゃダメよ」とアゴ母さんがサムを嗜めました。
「だって、新しく友達になったクロ達にブチ兄ちゃんとミケ兄ちゃんを紹介するって約束したんだもん」とサムが言いました。
「そうなのか?…いつ友達になったんだ。俺が居た時は居なかったよな」とブチがサムに聞きました。
「う~んと、最近だよ。ねぇ、ニセイ』とサムがブチに言いました。
ニセイも「最近引っ越して来たヤツだよ」と言いました。
「そうか、友達が増えてよかったな。サム、ニセイ」
「「うん」」とサムとニセイが言いました。
「ブチ兄ちゃんはどんな事してたの?」とサムが聞きました。
「そうだな、向こうの公園の整備や部屋の掃除、あと地域のパトロールなんかをしてたな」とブチが言いました。
「ブチ、ゴンさんに迷惑かけてない?…大丈夫なの」とアゴ母さんがブチに聞きました。
「アゴ母さん、大丈夫だよ。………そうそうあっちでお世話になってるおじいさんが居るんだけどアゴ母さん知ってるかな…俺の名前とよく似てるんだ、ブッチさんって言うんだけど」とブチがアゴ母さんに聞きました。
「ブッチさんねぇ。………う~ん、ちょっと思い出せないわね。その人にもお世話になったのね」
「そうなんだよね。…色々教えて貰ったんだ。すっごくためになたよ」
「そうなのね。またお礼に行かないといけないわね」とアゴ母さんが言いました。
お互いに離れていた時のいろいろあった事を話しました。アゴ母さんもブチが色々な人達と関わり合っていろんな事を体験して成長していると思いました。
「ブチ兄ちゃん、明日、クロ達に会ってくれる?」とサムがブチに聞いてきました。
「ああ、大丈夫だぞ」とブチもサムに言いました。
「よかった…。ニセイも明日でいいよね?」とサムがニセイに聞きます。
「うん。いいよ」とニセイも同意しました。
「じゃぁさぁブチ兄ちゃん、明日はよろしくね。ミケ兄ちゃんもういいかな?…ブチ兄ちゃん」とサムがブチに聞きました。
「大丈夫だと思うぞ。なんならミケに聞いてみるか?」とブチがサムに言いました。
「ブチ兄ちゃん、聞いてくれる?」
「わかった、わかった。ミケに聞いてみるからな、心配するな、なぁ」
サムはミケがクロ達に会ってくれるか心配でブチに聞いて欲しいと頼みました。
ブチはサムに心配するなと言葉と行動で示しました。が、サムはどうしても心配でブチに何度も頼みました。
ミケが玄関を入って「母さん、ただいま」と言いました。
部屋からハナが出て来て「ミケ、お帰り」と言いました。
玄関にはブチも居て「おばさん、こんにちは」とハナに言いました。
ハナもブチに気が付いて「まぁブチちゃん、こんにちは。元気だった?」と言いました。
「えぇ、元気にしてましたよ。なぁ、ミケ」と返事をしました。
「じゃぁ、ミケ、またな。…おばさん、お邪魔しました」と言って家に帰ろうとしました。それに「あぁ、また」とミケも言いました。ハナも「ブチちゃん、もう帰るの?」とブチに聞きました。
「えぇ、弟達が待ってるので。また来ます」とハナに返事をして、家に帰る為、踵を返しました。
「また、きてね」と言ってハナはブチを見送りました。
~~~~~~~~
「アゴ母さん、今帰ったよ」とブチは玄関から居間に入りながらアゴ母さんに言いました。
「おかえり、ブチ。…ハナさんに会った?」とブチに聞きました。
「うん、あったよ。おばさんも元気だよね!…母さんも元気だよね。そういえばサム達は元気だったの?」
「サム達は元気だったわよ!…私たちおばさんは元気よ!!…元気で悪かったわね」
「そんな事言わないでよ。やっぱりサム達もまだ小さいから心配なんだよ」
「わかってるわよ。心配かけてごめんね。…さぁ、食事にしましょう。サム達も待ってるわ」
「うん、今までの事はご飯を食べながら話そう!」
アゴ母さんの後に続いてブチも食堂向かいました。
食堂ではサム達が「ブチ兄ちゃん、早く早く」と言ってブチとアゴ母さんを待っていました。
「じゃぁ、食べましょう!…いただきます」とアゴ母さんが席に着いて言いました。ブチも席に着き、サム達と一緒に「「「いただきます」」」と言って食べ始めました。
「ブチ兄ちゃん、今回はいつまでいるの?」と早速サムが聞きました。
「今回は3日間かな」とブチが答えました。
「えぇ~、3日間なの~、短いよ~」とサムがぷーと頬を膨らませて不満を言いました。
「サム、ブチに無理を言っちゃダメよ」とアゴ母さんがサムを嗜めました。
「だって、新しく友達になったクロ達にブチ兄ちゃんとミケ兄ちゃんを紹介するって約束したんだもん」とサムが言いました。
「そうなのか?…いつ友達になったんだ。俺が居た時は居なかったよな」とブチがサムに聞きました。
「う~んと、最近だよ。ねぇ、ニセイ』とサムがブチに言いました。
ニセイも「最近引っ越して来たヤツだよ」と言いました。
「そうか、友達が増えてよかったな。サム、ニセイ」
「「うん」」とサムとニセイが言いました。
「ブチ兄ちゃんはどんな事してたの?」とサムが聞きました。
「そうだな、向こうの公園の整備や部屋の掃除、あと地域のパトロールなんかをしてたな」とブチが言いました。
「ブチ、ゴンさんに迷惑かけてない?…大丈夫なの」とアゴ母さんがブチに聞きました。
「アゴ母さん、大丈夫だよ。………そうそうあっちでお世話になってるおじいさんが居るんだけどアゴ母さん知ってるかな…俺の名前とよく似てるんだ、ブッチさんって言うんだけど」とブチがアゴ母さんに聞きました。
「ブッチさんねぇ。………う~ん、ちょっと思い出せないわね。その人にもお世話になったのね」
「そうなんだよね。…色々教えて貰ったんだ。すっごくためになたよ」
「そうなのね。またお礼に行かないといけないわね」とアゴ母さんが言いました。
お互いに離れていた時のいろいろあった事を話しました。アゴ母さんもブチが色々な人達と関わり合っていろんな事を体験して成長していると思いました。
「ブチ兄ちゃん、明日、クロ達に会ってくれる?」とサムがブチに聞いてきました。
「ああ、大丈夫だぞ」とブチもサムに言いました。
「よかった…。ニセイも明日でいいよね?」とサムがニセイに聞きます。
「うん。いいよ」とニセイも同意しました。
「じゃぁさぁブチ兄ちゃん、明日はよろしくね。ミケ兄ちゃんもういいかな?…ブチ兄ちゃん」とサムがブチに聞きました。
「大丈夫だと思うぞ。なんならミケに聞いてみるか?」とブチがサムに言いました。
「ブチ兄ちゃん、聞いてくれる?」
「わかった、わかった。ミケに聞いてみるからな、心配するな、なぁ」
サムはミケがクロ達に会ってくれるか心配でブチに聞いて欲しいと頼みました。
ブチはサムに心配するなと言葉と行動で示しました。が、サムはどうしても心配でブチに何度も頼みました。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる