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おまけ
裏フェーズ3-11
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風邪を引いて熱を出した彩を自宅まで送った。彩をベッドに寝かせたあと、部屋の外の廊下で彼女のお母さんと話す。
「お忙しいのに申し訳ありません」
「いえ」
「発熱だなんて、彩の病気との関連はないですか?」
「喉も腫れてますから風邪でしょう」
お母さんがほっとした表情を浮かべた。とはいえ、高熱が出れば体に負担がかかる。これからの季節は特に気をつけさせなければならない。
「軽く食べさせて薬を飲ませたいのですが」
「すぐにお粥の用意しますね」
「それから、彩の着替えをお願いできますか」
帰ってきてベッドに寝かせただけの彩はまだ外着のままだ。他の家事もあるであろうお母さんにあれこれ頼むのは気が引けるが、俺が着替えさせるわけにはいかない。申し訳なく思っていると、なぜか彼女はにたりと笑った。
「先生にやっていただいても」
おい、勘弁してくれ。俺は苦笑いを浮かべた。
「まだそういうのではないので……お願いします」
服の上から胸は揉んだけど。
「え? そうなの?」
お母さんがきょとんとした。婚約し、指輪も贈り、彩の夏休み中には家に泊めたこともあった。当然していると思ってるんだろう。実はしてないんですよ。
「お忙しいのに申し訳ありません」
「いえ」
「発熱だなんて、彩の病気との関連はないですか?」
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「軽く食べさせて薬を飲ませたいのですが」
「すぐにお粥の用意しますね」
「それから、彩の着替えをお願いできますか」
帰ってきてベッドに寝かせただけの彩はまだ外着のままだ。他の家事もあるであろうお母さんにあれこれ頼むのは気が引けるが、俺が着替えさせるわけにはいかない。申し訳なく思っていると、なぜか彼女はにたりと笑った。
「先生にやっていただいても」
おい、勘弁してくれ。俺は苦笑いを浮かべた。
「まだそういうのではないので……お願いします」
服の上から胸は揉んだけど。
「え? そうなの?」
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