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第2部
フェーズ7.9-11
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バレなかったかな。どんな顔して会えばいいんだろう。キッチンで朝ご飯を作っていると、一ノ瀬さんが起きてきた。涼はまだベッドで寝ている。
「おはようございます」
「おはよう。悪かったね、新婚なのに泊まらせてもらっちゃって」
「いえ……よく眠れました?」
「ぐっすりだったよ。一回も目が覚めなかった。ついさっきトイレは借りたけど」
よかった。心底ほっとした。
「昨夜は飲みすぎちゃってごめんね。俺、へんなこと言わなかった?」
ばつが悪そうに髪の毛をくしゃくしゃさせながら一ノ瀬さんが謝った。麗子さんのことでちょっと涼に怒られてたけど、私からわざわざ言うほどのことでもないから黙っておこう。
「大丈夫ですよ。シャワー浴びます?」
「いいよいいよ、そこまで迷惑かけるわけにはいかないから。それより水を一杯もらっていい?」
グラスに水を注いで一ノ瀬さんに渡した。彼が喉を潤しているところへ涼も起きてきた。
「俺、このあと出るけど、お前も一緒な」
土曜日だから涼は仕事だ。私がいる家に一ノ瀬さんを残していくわけにはいかないから、一緒に出かけるつもりなんだろう。
「そうだな。顔だけ洗わせてくれ」
一ノ瀬さんが洗面所に入ったタイミングで、キッチンに立つ私を涼が後ろから抱きしめてきた。こういうことをするのは大抵、甘えたいときかお願いがあるとき。
「昨夜は思いっきりできなかったから、帰ってきたらやり直そっか」
酔っぱらってて昨夜のことは憶えてないかと思いきや、ちゃんと憶えてるようだ。
「しない。当分しない」
嫌って言ったのに無理やりされて、怒ってるんだから。一ノ瀬さんがぐっすり眠っていたおかげでバレずには済んだものの、ついさっきまでひやひやだった。
「めちゃくちゃ感じてたくせに」
もしかしたらいつも以上によかったかもしれないけど、そういう問題ではない。
「早くシャワー浴びて支度してください? 患者さんが待ってますよ、神河先生」
「ああ、シャワーか。今浴びたら昨夜したのバレバレじゃないか?」
誰のせいだ。バレたくないならそもそもしなければいいのに。
「普通に朝浴びる人もいるから大丈夫でしょ。涼だって関係なく浴びてるじゃない」
「それもそうだな」
洗面所のドアが開く音がして、涼は私から離れた。一ノ瀬さんはソファの背もたれにかけてあったジャケットを手に取り、袖を通しながら言った。
「俺、もう出るよ」
「あ、待って、朝ご飯……」
「え、俺のも用意してくれたの? ありがとう」
「あいつに対してのほうが優しくない?」
愚痴ってから入れ替わりで今度は涼が洗面所へ。その間に食べていてもらおうと、昨夜と同じカウンターテーブルに一ノ瀬さんの分の朝食を出した。
「神河は幸せ者だね。こうやって朝も夜も飯作ってくれる人の存在は本当にありがたいと思うよ。いただきます」
丁寧に手を合わせてくれた。ほどなくしてさっとシャワーを浴びたらしい涼も戻ってきたのだけど、一ノ瀬さんは手早く食事を済ませて先に席を立った。
「ごちそうさま。もう行くよ。彩ちゃん、いろいろありがとう。じゃあ神河、また連絡する」
「ああ、気をつけてな」
最後に笑顔を残して一ノ瀬さんは帰っていった。涼の気心が知れた友だち、ちょっとだけ名残惜しい。次にくるときにはシジミを用意しておこう。今日はこれから新幹線で関西に帰るのかな。どうかお気をつけて。
朝食後、通勤着に着替えた涼を玄関で見送る。新婚らしく見送れるようにと一ノ瀬さんは気を使ってくれたのかもしれない。
「二日酔いになってない?」
「そんなに飲んでないよ」
「えー、飲んでたよ。昨夜、『好きだ、愛してる』っていっぱいキスしてきたの憶えてる?」
「憶えてる憶えてる。シラフでもベッドでなくても、あれくらいいつでも言える」
本当かな。そのわりにはベッドの中でしか言われたことがない。疑いの眼差しを向けていると、彼は「行ってきます」のキスをして出かけた。
昼すぎに帰ってきたから、午後はまずランチデートをして、そのあとでスーパーに買い出しにやってきた。晩ご飯は何にしよう。
「今夜、何食べたい?」
陳列棚を眺めながら涼に訊ねた。
「精力がつくもの」
私は呆れてため息をついた。
「今日はしないからね」
朝は行ってらっしゃいのキスもしたし、こうしてデートもしてるけど、私はまだ怒っている。許してしまったらまた同じことをされそうだ。
「なら、勝負しようか。俺の誘惑に彩が勝てたらあきらめる」
「無理」
即答した。私が涼に勝てるわけない。
買い物を終えて車に戻っても、涼はまだあきらめてないみたいだった。
「条件つけていいよ。彩が有利なように」
そういうことなら私にも勝ち目があるだろうか。少し考えてから私は答えた。
「キス禁止」
「OK。他には?」
まだいいの? あ、肝心なところを追加しないと。
「下も」
「いいよ。じゃあ、おっぱいも触らない」
いいの? それだと何もできなくなりそうだから、あえて外さなかったのに。
「キスは全身禁止?」
「唇と首と、お触り禁止したところ以外なら、いい、かな」
考えながら答えた。本当にいいのかな。涼のキスの破壊力は凄まじい。でもこれで弱いところは封じたはずだ。
やっぱりというか当然というか、私は勝負に負けた。スーパーの駐車場で一瞬でも情けをかけたことを後悔した。
ルールは私が喘いだら負けで、制限時間は十分だった。攻められたのは主に背中だった。うつ伏せにされ、上に乗っかった涼に腰を掴まれた。その時点で早くもぞくぞくしてた。我慢しなきゃならないのに、もっと力強く腰を引き寄せられたいなんて欲望が生まれてしまった。そんな状態で背中を舐められて吸われたものだから、開幕後ものの数十秒で声が出た。
制限時間なんて意味がなかった。背中があんなに敏感だなんて知らなかった。きっと私の背中には涼がつけたキスマークがいくつもついているはずだ。
うとうとしている涼の顔を眺めながら私は考えていた。結局また涼にされるがまま、普通にしてしまった。あの本気キスを封じれば大丈夫だと思ったのに、全然甘かった。涼のほうが何枚もうわてなのだから勝てるはずがない。たくさん体験してきたんだろうな。もちろん、麗子さんとも。悲しいし嫉妬もしてしまうけど、私と出会う前のことだから仕方がない。
私の視線を感じたのか、涼が目を開けた。
「どうした? 寂しそうな顔して。満足できなかった?」
「ううん」
「いっぱい声出てたもんな」
恥ずかしい。昨夜とさっきの勝負では声を出すわけにいかなかった。負けを認めて我慢する必要がなくなってからは、解放感からいつも以上に声が出てしまった。
「答えなくていいけど、何人目なのかなって考えてた」
「彩が何人目かって?」
「答えなくていいからね」
念を押す。とんでもない人数をさらりと答えられたら困る。
「そんなこと訊かれても答えないよ。何人目だろうが、今までもこれからも一番だと思ったから結婚した。それでよくない?」
「今までも、これからも?」
こんなにうれしい言葉はない。
「そう」
感動している私を抱きしめ、涼が耳元で囁いた。
「本当は彩が初めて」
「嘘!」
絶対に嘘だ。そんなはずはない。ありえない。
「おやすみ」
笑ってごまかして、涼は目を閉じた。寝るらしい。もう、さっきの感動を返して。でもね、嘘でもうれしいの。涼が正直に答える人でなくてよかった。やっぱり大好き。これ以上はないと思っていたのに、どんどん愛が深まっていく。
「おはようございます」
「おはよう。悪かったね、新婚なのに泊まらせてもらっちゃって」
「いえ……よく眠れました?」
「ぐっすりだったよ。一回も目が覚めなかった。ついさっきトイレは借りたけど」
よかった。心底ほっとした。
「昨夜は飲みすぎちゃってごめんね。俺、へんなこと言わなかった?」
ばつが悪そうに髪の毛をくしゃくしゃさせながら一ノ瀬さんが謝った。麗子さんのことでちょっと涼に怒られてたけど、私からわざわざ言うほどのことでもないから黙っておこう。
「大丈夫ですよ。シャワー浴びます?」
「いいよいいよ、そこまで迷惑かけるわけにはいかないから。それより水を一杯もらっていい?」
グラスに水を注いで一ノ瀬さんに渡した。彼が喉を潤しているところへ涼も起きてきた。
「俺、このあと出るけど、お前も一緒な」
土曜日だから涼は仕事だ。私がいる家に一ノ瀬さんを残していくわけにはいかないから、一緒に出かけるつもりなんだろう。
「そうだな。顔だけ洗わせてくれ」
一ノ瀬さんが洗面所に入ったタイミングで、キッチンに立つ私を涼が後ろから抱きしめてきた。こういうことをするのは大抵、甘えたいときかお願いがあるとき。
「昨夜は思いっきりできなかったから、帰ってきたらやり直そっか」
酔っぱらってて昨夜のことは憶えてないかと思いきや、ちゃんと憶えてるようだ。
「しない。当分しない」
嫌って言ったのに無理やりされて、怒ってるんだから。一ノ瀬さんがぐっすり眠っていたおかげでバレずには済んだものの、ついさっきまでひやひやだった。
「めちゃくちゃ感じてたくせに」
もしかしたらいつも以上によかったかもしれないけど、そういう問題ではない。
「早くシャワー浴びて支度してください? 患者さんが待ってますよ、神河先生」
「ああ、シャワーか。今浴びたら昨夜したのバレバレじゃないか?」
誰のせいだ。バレたくないならそもそもしなければいいのに。
「普通に朝浴びる人もいるから大丈夫でしょ。涼だって関係なく浴びてるじゃない」
「それもそうだな」
洗面所のドアが開く音がして、涼は私から離れた。一ノ瀬さんはソファの背もたれにかけてあったジャケットを手に取り、袖を通しながら言った。
「俺、もう出るよ」
「あ、待って、朝ご飯……」
「え、俺のも用意してくれたの? ありがとう」
「あいつに対してのほうが優しくない?」
愚痴ってから入れ替わりで今度は涼が洗面所へ。その間に食べていてもらおうと、昨夜と同じカウンターテーブルに一ノ瀬さんの分の朝食を出した。
「神河は幸せ者だね。こうやって朝も夜も飯作ってくれる人の存在は本当にありがたいと思うよ。いただきます」
丁寧に手を合わせてくれた。ほどなくしてさっとシャワーを浴びたらしい涼も戻ってきたのだけど、一ノ瀬さんは手早く食事を済ませて先に席を立った。
「ごちそうさま。もう行くよ。彩ちゃん、いろいろありがとう。じゃあ神河、また連絡する」
「ああ、気をつけてな」
最後に笑顔を残して一ノ瀬さんは帰っていった。涼の気心が知れた友だち、ちょっとだけ名残惜しい。次にくるときにはシジミを用意しておこう。今日はこれから新幹線で関西に帰るのかな。どうかお気をつけて。
朝食後、通勤着に着替えた涼を玄関で見送る。新婚らしく見送れるようにと一ノ瀬さんは気を使ってくれたのかもしれない。
「二日酔いになってない?」
「そんなに飲んでないよ」
「えー、飲んでたよ。昨夜、『好きだ、愛してる』っていっぱいキスしてきたの憶えてる?」
「憶えてる憶えてる。シラフでもベッドでなくても、あれくらいいつでも言える」
本当かな。そのわりにはベッドの中でしか言われたことがない。疑いの眼差しを向けていると、彼は「行ってきます」のキスをして出かけた。
昼すぎに帰ってきたから、午後はまずランチデートをして、そのあとでスーパーに買い出しにやってきた。晩ご飯は何にしよう。
「今夜、何食べたい?」
陳列棚を眺めながら涼に訊ねた。
「精力がつくもの」
私は呆れてため息をついた。
「今日はしないからね」
朝は行ってらっしゃいのキスもしたし、こうしてデートもしてるけど、私はまだ怒っている。許してしまったらまた同じことをされそうだ。
「なら、勝負しようか。俺の誘惑に彩が勝てたらあきらめる」
「無理」
即答した。私が涼に勝てるわけない。
買い物を終えて車に戻っても、涼はまだあきらめてないみたいだった。
「条件つけていいよ。彩が有利なように」
そういうことなら私にも勝ち目があるだろうか。少し考えてから私は答えた。
「キス禁止」
「OK。他には?」
まだいいの? あ、肝心なところを追加しないと。
「下も」
「いいよ。じゃあ、おっぱいも触らない」
いいの? それだと何もできなくなりそうだから、あえて外さなかったのに。
「キスは全身禁止?」
「唇と首と、お触り禁止したところ以外なら、いい、かな」
考えながら答えた。本当にいいのかな。涼のキスの破壊力は凄まじい。でもこれで弱いところは封じたはずだ。
やっぱりというか当然というか、私は勝負に負けた。スーパーの駐車場で一瞬でも情けをかけたことを後悔した。
ルールは私が喘いだら負けで、制限時間は十分だった。攻められたのは主に背中だった。うつ伏せにされ、上に乗っかった涼に腰を掴まれた。その時点で早くもぞくぞくしてた。我慢しなきゃならないのに、もっと力強く腰を引き寄せられたいなんて欲望が生まれてしまった。そんな状態で背中を舐められて吸われたものだから、開幕後ものの数十秒で声が出た。
制限時間なんて意味がなかった。背中があんなに敏感だなんて知らなかった。きっと私の背中には涼がつけたキスマークがいくつもついているはずだ。
うとうとしている涼の顔を眺めながら私は考えていた。結局また涼にされるがまま、普通にしてしまった。あの本気キスを封じれば大丈夫だと思ったのに、全然甘かった。涼のほうが何枚もうわてなのだから勝てるはずがない。たくさん体験してきたんだろうな。もちろん、麗子さんとも。悲しいし嫉妬もしてしまうけど、私と出会う前のことだから仕方がない。
私の視線を感じたのか、涼が目を開けた。
「どうした? 寂しそうな顔して。満足できなかった?」
「ううん」
「いっぱい声出てたもんな」
恥ずかしい。昨夜とさっきの勝負では声を出すわけにいかなかった。負けを認めて我慢する必要がなくなってからは、解放感からいつも以上に声が出てしまった。
「答えなくていいけど、何人目なのかなって考えてた」
「彩が何人目かって?」
「答えなくていいからね」
念を押す。とんでもない人数をさらりと答えられたら困る。
「そんなこと訊かれても答えないよ。何人目だろうが、今までもこれからも一番だと思ったから結婚した。それでよくない?」
「今までも、これからも?」
こんなにうれしい言葉はない。
「そう」
感動している私を抱きしめ、涼が耳元で囁いた。
「本当は彩が初めて」
「嘘!」
絶対に嘘だ。そんなはずはない。ありえない。
「おやすみ」
笑ってごまかして、涼は目を閉じた。寝るらしい。もう、さっきの感動を返して。でもね、嘘でもうれしいの。涼が正直に答える人でなくてよかった。やっぱり大好き。これ以上はないと思っていたのに、どんどん愛が深まっていく。
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