ULTIMATE〜日湾戦争編 (2083) 日本防衛戦線後編

壱暉

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ULTIMATE〜日本防衛戦線

ULTIMATE〜日本防衛戦線第7話

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主要登場人物一覧
大石慶敬(28)…4代目主人公国家保安庁専従特攻班第3分隊長
豊島敦也(28)…国家保安庁専従特攻班第3分隊副隊長
新屋智輝(28)…国家保安庁専従特攻班第3分隊主任
中将一郎(19)…国家保安庁専従特攻班第3分隊所属
梶唯我(19)…国家保安庁専従特攻班第3分隊所属
原快真(19)…国家保安庁専従特攻班第3分隊所属
甲賀彪馬(28)…国家保安庁専従特攻班第4分隊所属
日野悠矢（37）…国家保安庁専従特攻班第4分隊所属
達司蓮(46)…国家保安庁専従特攻班司令官補佐
武隈紀久(47)…国家保安庁専従特攻班長
柴崎冬弥(31)…国家保安庁専従特攻班第2分隊所属
滝藤誠弥(35)…国家保安庁専従特攻班第1分隊所属
初芝泰樹(63)…国家保安庁長官
睦月陸（51）…国家保安庁専従特攻班司令官
金条泰雅(21)…国家保安庁専従特攻班第5分隊所属
………………………………………………………………
戦艦に戻ると新屋が1人、海を眺めてるのが目に入った。
「心配かけたな」
大石が後ろから声をかけると新屋は軽く笑みを見せた。
「おっ戻ってきたか」
「どうした？なんか暗くねーか？」
「今日なんだよ。最初の作戦行われたの」
「特別制圧班だっけ？らしいな。落ち込むなよ。あいつ呼んでこいよ。豊島」
「その事なんだけどな、落ち着いて聞けよ。」
「あ？なんだよ」
「最初の作戦、豊島に決まってよ、今さっき飛び立った」
「今、なんて？」
「豊島はもう帰ってこない。」
「……………………」
「聞こえてっか？」
新屋が声をかけると大石はすぐに近くにいたヘリのパイロットに声をかけた。
「今日の例の作戦の場所はどこだ？」
「あーそれなら」
そう言うとパイロットは天湾の地図を広げた。
「やっぱりいいわ。案内してくれ」
「は？」
「案内してくれって言ったんだ。早く」
「いや勝手な事できませんよ。」
「早く。頼むから」
そう言うと大石はパイロットに顔を近づけた。
「金ならやる。全責任は俺がとる。だから頼む」
「……………。わかりましたよ」
そう言うとパイロットは近くにあったヘリに乗り込んだ。
「おい、どこ行くんだよ」
ヘリに乗り込もうとする大石を新屋が止めた。
「まだ間に合うかもしれん。豊島を助けてくる」
「無茶だって。爆弾つんで突っ込んでんだぜ？」
「でもまだ、豊島の戦闘機のせた母機はまだ戻ってきてないだろ？」
「そうだけど」
新屋が目を離した隙に大石はそのままヘリに入っていった。
そして大石を乗せたヘリはそのまま天湾国内へと入っていった。
1時間後
炎に包まれる天湾陸軍の施設が目に入った。
「ここです」
操縦席から無線越しでパイロットが言った。
施設の周りでは消火活動が行われていた。
「まだ消せんのか？」
「今やってます」
「早くしろ。」
消火活動をすること1時間
徐々に建物内から炎が消えていった。そしてその建物内から一機の戦闘機が目に入った。
「消火活動やめ」
天湾兵らは一斉にその戦闘機を包囲した。
「おいまじかよ」
目の前の光景に思わず天湾兵らは唖然とした

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