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第3部 アニメ・特撮総合史
しんのすけ、ヒーローになる~SHIN-MENの登場~
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クレしん誕生20周年を迎えた2010年、記念企画として新たな外伝作品が始動した。
その名も「SHIN-MEN」。しんのすけそっくりな5人のヒーローが繰り広げる物語だ。
この年の11月に漫画本編の「新クレヨンしんちゃん」とは別枠で漫画が開始しておよそ2年半連載、同時期にはアニメ化もされておよそ2年にわたってクレしん内で不定期放送された。
本作が他のクレしん外伝作品と決定的に違うところは、「クレしん本編と世界観が明確につながっていること」「主人公はしんのすけそっくりであるが明確に別人であるということ」。
本作の舞台となるのは「しん次元地球」というしんのすけたちが暮らす地球(=クレしん本編の舞台となる地球)とは別に存在するもうひとつの地球。そこの住人たちはシンメンがしんのすけにそっくりであるようにひろしにそっくりなぴろしなどクレしん本編の人物のそっくりさんばかり。すなわちシンメンたちはしんのすけたちとは別人だ。
他の外伝作品は本編とパラレルワールドだったり、クレしんキャラが童話等の登場人物を演じるような作品が多い中で、別の星の物語とはいえ明確に本編と世界観がつながっており、かつ登場人物は本編の人物のそっくりさんという点では独自性があり、ある意味「クレしんのセルフパロディ」ともいえる。
一方背景などの美術面やそれぞれ異なる特殊能力を持ったヒーローチームという設定はアメコミを思わせるものでもあり、アメコミなどのヒーロー作品のパロディ的要素も多々ある(そもそもシンメンというネーミングがXメンのパロディである)。
ヒーローものを意識した演出としては他にも主題歌が昭和ウルトラシリーズを彷彿とさせる少年合唱団によるものだったり、アニメ版オリジナルのトドメ技である「ゴーゴーSHIN-MENゴールデンファイヤー」がラグビーボール状の物体になったパラボンを5人がそれぞれの力を込めてパスしていき最後はゴウが蹴っ飛ばしてトンメンに当てるという「ゴレンジャーハリケーン」のパロディという点にもみられる。
シンメンのメンバーは炎の使い手のゴウ・鉄の使い手のカン・風の使い手のヒュー・水の使い手のスィ・緑の使い手のニョキの5人。
モチーフは五行思想…と思ってしまいがちだが五行思想になくて四大元素にある風が入ってるのでこのふたつをミックスしたのだろう(ちなみに五行思想のもうひとつは土)。
主人公格のゴウは自称・炎の中華料理人で自らの炎で料理し、シンメンハウス(基地)を利用して店を営んでいる。一方おねいさん好きで遅刻癖があるなど5人の中で最もしんのすけに近い性格のキャラとなっており、彼のみ当時のしんのすけ役と同じ矢島晶子さんが声を担当している。
カンは常に鉄のアーマーに身を包み、戦車など様々な姿に変形できる。性格も5人の中でも常識人のほうでツッコミ役といういわば「シンメンの風間くん」ともいえるキャラだが、実は皆には隠しているがシンメンの紅一点でマシン会社の社長。
ヒューは「ボツワナワナ」という国の王子で故にしっかり者でリーダーシップがある。風の使い手故に飛行能力もつかえる。
スィはふだんはおとなしいエステティシャンで化粧水のプロデュースも行っている。シンメンのマスコット的存在だが毒舌家の一面もあってキレると巨大化する。裏表があるという面では「シンメンのネネちゃん」と言えよう。
ニョキはメンバー唯一の妻子持ちでミュージシャンというもうひとつの顔を持ち、腕などをのばすことができる。ヒーローとミュージシャンという二足のわらじで家族のために頑張るお父さんだ。
…こうしてみると各メンバーの出自や本職が詳細に描かれている部分にもアメコミヒーローからの影響が強くみられる。日本のヒーローと言えば変身者の本職が明かされてないケースもよくあるが、アメコミヒーローには軍事会社の社長であるアイアンマンのトニー・スタークのように各ヒーローの本職が明かされていたり、強調されているケースが日本ヒーロー以上に多い。
そんなシンメンと敵対するのがぶりぶりざえもんそっくりなブタの5人組「トンメン」。赤・黒・青・金・白の5色のブタたちだ。
当時はぶりぶりざえもんの声が封印されていた時期であったが、別人とはいえ約10年ぶりに声を出したこととなる。
トンメンたちが行うのは「人々の願いをかなえる」という建前の嫌がらせ。「油なんかいらない」という人々の声を聞けばラーメンや口紅、顔の油に至るまでありとあらゆる油を奪ってしまい、人々がお風呂に夢中になれば車内に浴槽を携えた「温泉バス(もちろん乗り物のバスと浴槽のバスをかけたもの。斜体に書かれたつづりは浴槽のBATH)」を運行して乗客を廃人レベルまでのぼせさせるなどの一見おバカに見えるが規模と被害は結構壮大な悪事を働いていく。
そんな彼らにも欠点がある。5人に仕える人間の女性秘書ブリットニーだ。彼女は夕方5時になると必ず帰宅し、定時外の仕事は絶対しないという悪の組織らしからぬ人間。トンメンが戦闘中に帰宅時間を迎えて彼女がシステムをシャットダウンしたためにトンメンメカが停止して負けなんて展開もあった。ここら辺はちゃんとギャグアニメである。
トンメンは単なる悪の組織というよりはアニポケのロケット団やタイムボカンシリーズの三悪に近い。
しんのすけ、ぶりぶりざえもん以外にもおなじみのクレしんキャラそっくりさんが多数登場し、それぞれのモチーフ・解釈も「そうきたか」と思わせてくれるものばかりであった。
前述したひろしそっくりの「ぴろし」はラーメン屋の店主で漫画版だと同じ中華料理人のゴウと行動を共にするシーンが多々見られる。血のつながりはなくても親子のような絆なのだ。
みさえそっくりの「みちゃえ大陸」はその名の通りなんと意思を持った大陸。スィの大事なお客様のひとりだ。
キャラクターを地形にする発想はもちろん面白いが、意思を持たせるのもまた面白い。シンメンの不思議な世界観をより引き立てている。
シンメンの物語もまた、アニメでは独自の路線を歩んできた。
中盤の「リバースごにょごにょ大作戦」からはトンメンの行う悪事の内容は踏襲しつつも原作からは展開などが大きく変更された回がほとんどになっていった。
例えばトンメンがカレールーを板チョコにすり替える回では原作ではゴウのスピーチによりチョコ掛けご飯をカレーだと思って食べてがっかりしていた人たちが「チョコライスだと思えばいい」と考え直して立ち直るがその後ゴウが店でチョコライスを新メニューとして出したら失敗という展開だったが、アニメにはこのような展開はなくトンメンを成敗した後にゴウがカレーブームに便乗して店でカレーの提供も始めるも街中でチョコライスブームが起こってカレーブームは終焉というオチに変更。悪役のやってることは同じでもそれぞれでまた違ったストーリーが楽しめるいわば「アニメから入った人には漫画も読んでもらおう、漫画から入った人にはアニメも観てもらおう」との相乗効果を狙ったものであろう。実際漫画版脚本担当の中島かずき氏も独自展開が増えた単行本2巻のあとがきで「漫画は漫画で楽しんでいただきたい」とのコメントを出している。アニメと漫画の同じエピソードを読み比べてどっちが好きかを比較する楽しみを生み出すまた新たなメディアミックスの楽しみ方だ。
シンメンのアニメは最終回らしい最終回が描かれず、2012年9月14日放送分の第12話「制服で征服?大作戦!」を最後に特にアナウンスのないまま以降の回が作られず事実上の打ち切りとなった。だが漫画版はその後も続き、アニメ版終了後から9か月後にしっかりとした形で完結を迎えた。漫画版のラストはスピンオフ作品史に残るまさかの展開となっている。
この章はあくまでも「アニメ・特撮総合史」のため漫画版を取り上げるのはお門違いかもしれないがこのラストにこそシンメン世界の真実がつまってるので避けては通れない。
そのラストとは「シンメンたちが暮らすしん次元地球はしんのすけたちが暮らす地球から”スピンオフ現象”なるものによって分離した存在だった」というものだ。スピンオフの舞台と本編の舞台のつながり、さらにスピンオフ作品であること自体すらネタにするというまさかの形でのリンク、及びメタ演出はスピンオフの歴史の教科書に載るレベル
であろう。
シンメン世界のキャラクターたちがクレしん本編のキャラにそっくりなのもそれが理由。スピンオフによって生まれた星の住人は分離元である元の惑星(=しんのすけたちの地球)の人物にそっくりになるのだ。
一方本作完全オリジナルキャラのブリットニーとパラボンは「分離して発展したときに生じたズレによって生み出されたオリジナルの存在、故に元の地球に彼女たちに似た存在はいない」という説明までなされた。
そしてスピンオフで生まれた星は不安定で突然停止して消滅してしまう危機「最終回現象」と隣り合わせであり、パラボンの力で再び元の地球と融合させようとするが、そうなるとしん次元オリジナルの存在であるブリットニーとパラボンは消えてしまうためにそれを知ったシンメンとトンメンは融合に反発する…という怒涛のSF展開。最終回で最終回そのものをネタにしてしまうのもさすがだ。
シンメンは当時賛否があったと聞くが(僕の両親もあんまり好きでないと言ってた)、実際当時僕の友達の間ではそれなりに好評であり、僕としてはスピンオフの新たな作品作りの形になったのではと思う。
シンメンのようにもっと遊んで、もっと驚かせてくれるスピンオフが出てきてほしいものだ。
その名も「SHIN-MEN」。しんのすけそっくりな5人のヒーローが繰り広げる物語だ。
この年の11月に漫画本編の「新クレヨンしんちゃん」とは別枠で漫画が開始しておよそ2年半連載、同時期にはアニメ化もされておよそ2年にわたってクレしん内で不定期放送された。
本作が他のクレしん外伝作品と決定的に違うところは、「クレしん本編と世界観が明確につながっていること」「主人公はしんのすけそっくりであるが明確に別人であるということ」。
本作の舞台となるのは「しん次元地球」というしんのすけたちが暮らす地球(=クレしん本編の舞台となる地球)とは別に存在するもうひとつの地球。そこの住人たちはシンメンがしんのすけにそっくりであるようにひろしにそっくりなぴろしなどクレしん本編の人物のそっくりさんばかり。すなわちシンメンたちはしんのすけたちとは別人だ。
他の外伝作品は本編とパラレルワールドだったり、クレしんキャラが童話等の登場人物を演じるような作品が多い中で、別の星の物語とはいえ明確に本編と世界観がつながっており、かつ登場人物は本編の人物のそっくりさんという点では独自性があり、ある意味「クレしんのセルフパロディ」ともいえる。
一方背景などの美術面やそれぞれ異なる特殊能力を持ったヒーローチームという設定はアメコミを思わせるものでもあり、アメコミなどのヒーロー作品のパロディ的要素も多々ある(そもそもシンメンというネーミングがXメンのパロディである)。
ヒーローものを意識した演出としては他にも主題歌が昭和ウルトラシリーズを彷彿とさせる少年合唱団によるものだったり、アニメ版オリジナルのトドメ技である「ゴーゴーSHIN-MENゴールデンファイヤー」がラグビーボール状の物体になったパラボンを5人がそれぞれの力を込めてパスしていき最後はゴウが蹴っ飛ばしてトンメンに当てるという「ゴレンジャーハリケーン」のパロディという点にもみられる。
シンメンのメンバーは炎の使い手のゴウ・鉄の使い手のカン・風の使い手のヒュー・水の使い手のスィ・緑の使い手のニョキの5人。
モチーフは五行思想…と思ってしまいがちだが五行思想になくて四大元素にある風が入ってるのでこのふたつをミックスしたのだろう(ちなみに五行思想のもうひとつは土)。
主人公格のゴウは自称・炎の中華料理人で自らの炎で料理し、シンメンハウス(基地)を利用して店を営んでいる。一方おねいさん好きで遅刻癖があるなど5人の中で最もしんのすけに近い性格のキャラとなっており、彼のみ当時のしんのすけ役と同じ矢島晶子さんが声を担当している。
カンは常に鉄のアーマーに身を包み、戦車など様々な姿に変形できる。性格も5人の中でも常識人のほうでツッコミ役といういわば「シンメンの風間くん」ともいえるキャラだが、実は皆には隠しているがシンメンの紅一点でマシン会社の社長。
ヒューは「ボツワナワナ」という国の王子で故にしっかり者でリーダーシップがある。風の使い手故に飛行能力もつかえる。
スィはふだんはおとなしいエステティシャンで化粧水のプロデュースも行っている。シンメンのマスコット的存在だが毒舌家の一面もあってキレると巨大化する。裏表があるという面では「シンメンのネネちゃん」と言えよう。
ニョキはメンバー唯一の妻子持ちでミュージシャンというもうひとつの顔を持ち、腕などをのばすことができる。ヒーローとミュージシャンという二足のわらじで家族のために頑張るお父さんだ。
…こうしてみると各メンバーの出自や本職が詳細に描かれている部分にもアメコミヒーローからの影響が強くみられる。日本のヒーローと言えば変身者の本職が明かされてないケースもよくあるが、アメコミヒーローには軍事会社の社長であるアイアンマンのトニー・スタークのように各ヒーローの本職が明かされていたり、強調されているケースが日本ヒーロー以上に多い。
そんなシンメンと敵対するのがぶりぶりざえもんそっくりなブタの5人組「トンメン」。赤・黒・青・金・白の5色のブタたちだ。
当時はぶりぶりざえもんの声が封印されていた時期であったが、別人とはいえ約10年ぶりに声を出したこととなる。
トンメンたちが行うのは「人々の願いをかなえる」という建前の嫌がらせ。「油なんかいらない」という人々の声を聞けばラーメンや口紅、顔の油に至るまでありとあらゆる油を奪ってしまい、人々がお風呂に夢中になれば車内に浴槽を携えた「温泉バス(もちろん乗り物のバスと浴槽のバスをかけたもの。斜体に書かれたつづりは浴槽のBATH)」を運行して乗客を廃人レベルまでのぼせさせるなどの一見おバカに見えるが規模と被害は結構壮大な悪事を働いていく。
そんな彼らにも欠点がある。5人に仕える人間の女性秘書ブリットニーだ。彼女は夕方5時になると必ず帰宅し、定時外の仕事は絶対しないという悪の組織らしからぬ人間。トンメンが戦闘中に帰宅時間を迎えて彼女がシステムをシャットダウンしたためにトンメンメカが停止して負けなんて展開もあった。ここら辺はちゃんとギャグアニメである。
トンメンは単なる悪の組織というよりはアニポケのロケット団やタイムボカンシリーズの三悪に近い。
しんのすけ、ぶりぶりざえもん以外にもおなじみのクレしんキャラそっくりさんが多数登場し、それぞれのモチーフ・解釈も「そうきたか」と思わせてくれるものばかりであった。
前述したひろしそっくりの「ぴろし」はラーメン屋の店主で漫画版だと同じ中華料理人のゴウと行動を共にするシーンが多々見られる。血のつながりはなくても親子のような絆なのだ。
みさえそっくりの「みちゃえ大陸」はその名の通りなんと意思を持った大陸。スィの大事なお客様のひとりだ。
キャラクターを地形にする発想はもちろん面白いが、意思を持たせるのもまた面白い。シンメンの不思議な世界観をより引き立てている。
シンメンの物語もまた、アニメでは独自の路線を歩んできた。
中盤の「リバースごにょごにょ大作戦」からはトンメンの行う悪事の内容は踏襲しつつも原作からは展開などが大きく変更された回がほとんどになっていった。
例えばトンメンがカレールーを板チョコにすり替える回では原作ではゴウのスピーチによりチョコ掛けご飯をカレーだと思って食べてがっかりしていた人たちが「チョコライスだと思えばいい」と考え直して立ち直るがその後ゴウが店でチョコライスを新メニューとして出したら失敗という展開だったが、アニメにはこのような展開はなくトンメンを成敗した後にゴウがカレーブームに便乗して店でカレーの提供も始めるも街中でチョコライスブームが起こってカレーブームは終焉というオチに変更。悪役のやってることは同じでもそれぞれでまた違ったストーリーが楽しめるいわば「アニメから入った人には漫画も読んでもらおう、漫画から入った人にはアニメも観てもらおう」との相乗効果を狙ったものであろう。実際漫画版脚本担当の中島かずき氏も独自展開が増えた単行本2巻のあとがきで「漫画は漫画で楽しんでいただきたい」とのコメントを出している。アニメと漫画の同じエピソードを読み比べてどっちが好きかを比較する楽しみを生み出すまた新たなメディアミックスの楽しみ方だ。
シンメンのアニメは最終回らしい最終回が描かれず、2012年9月14日放送分の第12話「制服で征服?大作戦!」を最後に特にアナウンスのないまま以降の回が作られず事実上の打ち切りとなった。だが漫画版はその後も続き、アニメ版終了後から9か月後にしっかりとした形で完結を迎えた。漫画版のラストはスピンオフ作品史に残るまさかの展開となっている。
この章はあくまでも「アニメ・特撮総合史」のため漫画版を取り上げるのはお門違いかもしれないがこのラストにこそシンメン世界の真実がつまってるので避けては通れない。
そのラストとは「シンメンたちが暮らすしん次元地球はしんのすけたちが暮らす地球から”スピンオフ現象”なるものによって分離した存在だった」というものだ。スピンオフの舞台と本編の舞台のつながり、さらにスピンオフ作品であること自体すらネタにするというまさかの形でのリンク、及びメタ演出はスピンオフの歴史の教科書に載るレベル
であろう。
シンメン世界のキャラクターたちがクレしん本編のキャラにそっくりなのもそれが理由。スピンオフによって生まれた星の住人は分離元である元の惑星(=しんのすけたちの地球)の人物にそっくりになるのだ。
一方本作完全オリジナルキャラのブリットニーとパラボンは「分離して発展したときに生じたズレによって生み出されたオリジナルの存在、故に元の地球に彼女たちに似た存在はいない」という説明までなされた。
そしてスピンオフで生まれた星は不安定で突然停止して消滅してしまう危機「最終回現象」と隣り合わせであり、パラボンの力で再び元の地球と融合させようとするが、そうなるとしん次元オリジナルの存在であるブリットニーとパラボンは消えてしまうためにそれを知ったシンメンとトンメンは融合に反発する…という怒涛のSF展開。最終回で最終回そのものをネタにしてしまうのもさすがだ。
シンメンは当時賛否があったと聞くが(僕の両親もあんまり好きでないと言ってた)、実際当時僕の友達の間ではそれなりに好評であり、僕としてはスピンオフの新たな作品作りの形になったのではと思う。
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