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おこぼれ話360 友達は宇宙人!?
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小3のある日、僕はクラスメイトの女子とひょんなことからケンカしてしまった。
15年以上たった今となっては理由は覚えてないが悪いのは自分のほうだったことは覚えている。
だがあの時の自分は自分は相手に罠にはめられて一方的に悪者にされたと思いこみ、どうしても相手に謝らせようとしていた。
だが当然相手は謝ることをしなかった。そりゃあ向こうのほうに理があるのだから。
だが自分が間違ってることを認めようとしなかった僕は相手への逆恨みとしてとうとう別のクラスメイトの女子にこんなことを言い出した。
「○○さん(ケンカした女子の名前)って実は宇宙人で地球侵略のためにこの学校にスパイとして忍びこんでるんだよ…」
…当然こんなこと誰も信じることはないのは百も承知、という描信じてもらおうなんて思ってない。ただ彼女を悪者にしたかっただけ、というかただの逆恨みだったのだ。
だからこのくだらないうわさが広まることはない、「ウソだろ」と一蹴されて終わりだと信じていた。しかしその数分後…
「知ってた?○○って実は宇宙人だったんだって!」
…なんと宇宙人のウワサを僕から聞いた女子が他のクラスメイトにマジなトーンで広めていた!
ことが広まっていくとマズイ!さすがに罪悪感を覚えた僕は割って入って訂正した。
「わ~っ!ゴメンゴメンあれウソ!」
…もちろん彼女たちも本気で信じてたのではなく、冗談として言ってたのだろう。もしくは僕にウソと認めさせるための演技だったのかもしれない。
ちなみにケンカした女子とは翌日お互い自然に関係が回復した。お互い謝ることはなかったが子供って自然に仲直りできるもんだろう。
でも今思えばちゃんと自分の非を改めて謝罪はすべきだったと思う。
15年以上たった今となっては理由は覚えてないが悪いのは自分のほうだったことは覚えている。
だがあの時の自分は自分は相手に罠にはめられて一方的に悪者にされたと思いこみ、どうしても相手に謝らせようとしていた。
だが当然相手は謝ることをしなかった。そりゃあ向こうのほうに理があるのだから。
だが自分が間違ってることを認めようとしなかった僕は相手への逆恨みとしてとうとう別のクラスメイトの女子にこんなことを言い出した。
「○○さん(ケンカした女子の名前)って実は宇宙人で地球侵略のためにこの学校にスパイとして忍びこんでるんだよ…」
…当然こんなこと誰も信じることはないのは百も承知、という描信じてもらおうなんて思ってない。ただ彼女を悪者にしたかっただけ、というかただの逆恨みだったのだ。
だからこのくだらないうわさが広まることはない、「ウソだろ」と一蹴されて終わりだと信じていた。しかしその数分後…
「知ってた?○○って実は宇宙人だったんだって!」
…なんと宇宙人のウワサを僕から聞いた女子が他のクラスメイトにマジなトーンで広めていた!
ことが広まっていくとマズイ!さすがに罪悪感を覚えた僕は割って入って訂正した。
「わ~っ!ゴメンゴメンあれウソ!」
…もちろん彼女たちも本気で信じてたのではなく、冗談として言ってたのだろう。もしくは僕にウソと認めさせるための演技だったのかもしれない。
ちなみにケンカした女子とは翌日お互い自然に関係が回復した。お互い謝ることはなかったが子供って自然に仲直りできるもんだろう。
でも今思えばちゃんと自分の非を改めて謝罪はすべきだったと思う。
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