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おこぼれ話349 ライバル募集します!
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前回に続いてライバルがらみの話になる。
漫画やアニメの世界の主人公にはライバルという存在が必要不可欠だ。ライバルは主人公の成長のためには切っても切り離せない存在だ。格上のライバルという壁にぶち当たりながらも主人公はその壁を乗り越え、さらに上を目指すために成長していく。そんな王道的・テンプレート的な主人公像にあこがれ、僕自身も小3あたりにこんな衝動に襲われたのだ。
「オレもライバルが欲しい!!」
…何でもすぐ影響されるヤツめ…自分の周りにはライバルと言える人間がいなかったから「張り合いがないとツマンネエ」と寂しさを感じたのだ。
というわけでその翌日の朝の会。みんなからの連絡事項を伝えるタイミングで僕は突然クラス中に向けて告知した
「え~…僕のライバルを募集します!!皆さんどしどし名乗り出てください!」
…前代未聞、朝の会で自分のライバルを募集する小学生、爆誕。
だが短距離走では5人中ビリから2番目、漢字のテストではいつも苦戦な一刀星リョーマにライバルなんてもんは出てくるわけない。こんなクソザコ小学生のライバルになろうが張り合いなくてつまらんだろうし、高めあえるわけないだろうし、向こうには何の得もない。当然名乗り出るヤツなんていない…なんて誰もが思ってから約4日後…
「リョーマ、お前のライバルになりたいんだけど」
そう名乗り出てくれたのはシュウジくん。
僕はもちろん「OK!」の返事。これから彼と競い合い高めあい…少年漫画の主人公のような日常が待っているのだ…なんて思ってたがライバルになったからって特に何するわけでもなくただ普通に今まで通りの日常を過ごしていたのであった。
「所詮ライバルなんて勝負の世界に行かない以上現れねえんだよ…」心の中に「コレジャナイ感」を抱きながら僕はそう思ったのであった…
漫画やアニメの世界の主人公にはライバルという存在が必要不可欠だ。ライバルは主人公の成長のためには切っても切り離せない存在だ。格上のライバルという壁にぶち当たりながらも主人公はその壁を乗り越え、さらに上を目指すために成長していく。そんな王道的・テンプレート的な主人公像にあこがれ、僕自身も小3あたりにこんな衝動に襲われたのだ。
「オレもライバルが欲しい!!」
…何でもすぐ影響されるヤツめ…自分の周りにはライバルと言える人間がいなかったから「張り合いがないとツマンネエ」と寂しさを感じたのだ。
というわけでその翌日の朝の会。みんなからの連絡事項を伝えるタイミングで僕は突然クラス中に向けて告知した
「え~…僕のライバルを募集します!!皆さんどしどし名乗り出てください!」
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