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おこぼれ話315 家系図を書いてみようの巻

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小5のある休み時間、セイタくんがある図を描いていた。
何事だと覗いてみたらそれはご存じ国民的一家・磯野家の家系図であった。
子供たちにありがちな「カツオ・ワカメ・タラちゃんの3人が兄弟でサザエとマスオがその両親、波平・フネが3人の祖父母」という勘違いを起こさず(ちなみに僕もかつてはこの勘違いをしてました)、ちゃんとサザエ・カツオ・ワカメが兄弟で波平とフネが両親、タラちゃんはサザエとマスオの子としてきちんと書いていた。波平やフネの兄弟(海平兄さんとかね)まではさすがにマニアックなため知らなかったからかカバーされていなかったが。

これに触発されて僕も家系図を書いてみることに。でんぢゃらすじーさんの家系図だ。
といっても判明している家族はじーさんと孫、絶体絶命の最終回で故人であることが判明した祖母(=じーさんの妻)、初期の回などで存在のみ触れられた孫の母のみであるが。
磯野家と違って情報が少ないため家系図はテキトー。一番上に「じーさん」と「ばーさん」を書いて、ばーさんの欄にはちゃんと(故)の印(といっても”故”の字がこの時書けなかったのでひらがなで”故”と書いた)をつけた。
その下には存在の未判明している孫の母(じーさんに習って”かーさん”と表記)と、存在すら明かされていない孫の父(こちらも”とーさん”と表記)の名を刻む。じーさんは孫から見て母方の祖父なのか父方の祖父なのかわからなかったので線はどちらかにつながるのでなくど真ん中でつながるようにした。
そして仕上げは大事な「孫」。これを書いて完成。
何ともテキトーな家系図であったが、じーさんが好きだからこそ、じーさんという作品への愛があったからこそ書こうと思ったのだ。
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