リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話308 5号球は成長するまで使うな

小4・小5の時に学校のクラブ活動で入ってたサッカークラブ。
4年生の時の顧問の先生に僕たちは年度最後のクラブ活動の最後にこんなことを言われた。

「お前ら、最後にこれだけは言っておく。プロの試合で使われるような5号球は小学生のうちは使うな！オレは小学生の頃カッコつけて5号球使ってケガしたことあるんだからな！身をもって証明する！小学生に5号球は危険だ！小学生のうちは4号球だけ使え！中学生ぐらいになって筋肉がついてきてから5号球を使え！！」

…はい、でました先生方お得意の「○○するな」攻撃…なんて最初は思ったが、実はサッカークラブに入っておきながらサッカーボールには4号とか5号とかサイズがいろいろあること、プロの試合で使われてるのは5号球だということはこの時初めて知った。だってサッカーなんてイナズマイレブンで学んだ知識しかないんですもの。イナズマイレブンでボールの大きさの話題なんて出てこなかったし…生まれてこの方10年間サイズなんて気にせずボールを蹴ってきたのですから…
だが「5号球は小学生はケガをする危険性がある」と知って「5号球は怖い」なんて思うようになった。

帰宅後、僕は家にあったふたつのサッカーボールを調べてみた。
一個は4号であったがもう一個は5号であった…
うちにもあったか、危険な5号…確かこれ幼稚園の時に家族で公園に出かけたときに売店で買ってもらったやつだ…そんな危険な球を今まで蹴ってきてたわけか…でも不思議に一切ケガしなかったな…
なんて思ったがそもそも家にあった5号球は公式の試合で使われるような本格的な素材ではなく安価なゴム素材だったけどね。プロのボールとはわけが違うか。