リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話302 ドッジボールのドッジはよけるの意味

小学生の頃、ドッジボールがあるたびにこんなことを偉そうに言ってくる奴が必ずいた。
「ドッジボールの”ドッジ”ってのは”よける”って意味なんだよ。だからよけるが勝ちなのだ！」
…まあ正直自分もドッジではガンガン攻めずにひたすら逃げる派なんだけどね。だがドッジは攻めるヤツが華のスポーツと考えていた。ガンガン攻めてボールを当てまくったヤツはヒーローになれるけど、攻めずに逃げまくってよけまくって生き残ったヤツがヒーローになることはほとんどない。だが自分は攻めるのはガラじゃないからとにかく逃げまくろう。生き延びることを考えようというのが信条だった。だが上記の通り攻めるヤツが華と考えていたので「ドッジはよけるの意味」には首をかしげていた。

それから少し時がたって自分で調べてみた結果、ドッジという単語は本当に（左右に）よけるという意味だったことを知り、さらにベースボールを野球、サッカーを蹴球と書くようにドッジボールを漢字で書けば避球であることを知った。
ドッジは避けるの意味だったのだ…でもなんで攻めるヤツばかりヒーローになるんや…よけてるヤツにも注目したったれ…