リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話296 教科書の絵にツッコミを入れようの巻

小学生の頃はクラスのみんなで授業中に教科書を読むときにクラスメイトが挿絵などにツッコむことが度々あった。中でも印象に残っているのは小4か小5の国語の時間である物語を読んでいた時にその挿絵にシュウジくんが「こいつら老けている」とツッコんでいたことだ。
この物語の登場人物は小学生であったが、彼がそう指摘した挿絵は彼女たちがアップになっていて、リアル調であるがゆえに表情によるシワとかもがっつり描かれていたために老け顔に見えていたのだ。一同大爆笑。
ここに実物の絵を紹介できないのが残念だが、ぱっと見でも結構な老け顔に見える絵だった。

僕も負けじと教科書の絵にツッコミを入れたことがある。小5あたりの算数の授業だ。
そこにはレストランのセットメニュー表が描かれていて、そこには「スープ付き」と書かれていた。「スープ付き」というのは問題とは関係ないのだが、あるクラスメイトが「スープ付きって書いてるじゃん！」と突然とっついてきたので一同爆笑。しかし僕はこのツッコミが出る前からこのイラストを見て思っていたことがあった。なので彼のツッコミに続いて次のような本音をはなってみたのだ。

「オレ、スープよりドリンクバーのほうがいいな…」
僕の口から本音という名のツッコミがポロリした瞬間、一同「確かにｗｗｗ」と爆笑の嵐。僕にしては珍しく爆笑をかっさらうことができた瞬間であった。