リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話281 やだな～食事中にわざわざお説教聞くの～

小学校の頃年に数回あった多目的室室での給食。
小6の時はその給食中に毎回同席していた栄養士の先生による朝ごはんや栄養バランスについてのお話があった。
しかし僕は失礼ながらこれを「かったるいお説教」と思って聞いていた。正直僕以外にも心の中でそう思っていた人いたかもしれない。でももちろんそんなこと口には出さない。

そのお説教…もといお話はいつも給食時間後半の方で担任の先生の「いっかいお話しストップ！」の合図とともに栄養士さんが前に出てきてパワポをTVに映し出す形で行われる。
この合図が始まると「あ～始まった～」といつも心の中で叫んでいた。
で、話は真面目に聞いてたかというと、聞き流していた。目線は一応向けるが話の内容を脳内にインプットしようとは一切思わなかった。なぜ楽しい給食時間にわざわざ聞きたくもないお説教を聞かにゃならんのだと。
もちろん話してる内容は大事なことであることは百も承知だが、やっぱりわざわざ給食時間に聞きたくね～よって感じであった。

そして6年生の終わりごろの多目的室給食の時である。給食時間が残り5分というタイミングでもお話が一向に始まる気配がなかったので「今回はないのか！？やった～！！」と思ったものだがその矢先…担任の先生の合図もなしに突然栄養士の先生が前に出て…
「はい、私は多目的室給食の時にいつも朝ごはんの話をしています！今回も始めますよ～！」
…不意打ちだった…「やられた！」と思った…