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おこぼれ話230 「ヒャッキン」とは何ぞや?

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小3の夏休み明けの自由研究発表の際、質問コーナーにて工作を行った多くの人が「材料はどこで買ったか」と聞かれていたが多くの人はこう答えていた「100均で買った」もしくは「100円ショップで買った」と。もちろんどちらも同じ意味である。

僕はこの時に100均という言葉に初めて触れた。100円ショップ自体はよく行っていた、というか今までの自由研究の材料も100円ショップでよく調達していたのだが、日常的に「100均」と呼ぶことはなかったのだ。
初めて触れる「100均」という言葉と聞きなれた「100円ショップ」という言葉が混在することにより、僕は「100均」とは何ぞや?「100円ショップ」と名前似てるけど別物?と混乱し始めていた。
さらに時間が経過すると「もしかして”100均”ていうのは100円ショップの店名か?ダイソーみたいに”ヒャッキン”って店があるのか?」とも思うようになっていった。

その日、100均で材料を買ったと言ったクラスメイトに「100均ってなに?」と聞いてみることに。するとその友達は「100円のものがいっぱいある店。200円のものとかもあるけどね」と返答。
僕はこれを聞いて「100円以外のものも置いてある100円ショップのことを100均と呼ぶのか」と思い込んでいった。
この数週間後に100均と100円ショップは全く同じものであるという教えを母から被り、以降僕も日常的に「100均」と呼ぶ機会が多くなっていくことになるのだがそれはまた別の話…
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