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おこぼれ話199 スンマセン、横浜から来たって言ってたから…
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小5の1学期初めに行われた全校生徒参加のお楽しみ会。
この会の目玉企画の一つが4月から赴任してきた新しい先生に関する〇×クイズ。
このクイズは優劣を決めるものではないため間違えた人は離脱とかはなく、多く正解した人に商品が与えられるとかもない。だが挑むからには少しでも多く正解を重ねたい思いはあるものだ。
しかしその日僕は1問目から不正解の連発。〇×クイズ何ぞ正解する確率は2分の1(もちろん間違える確率も2分の1だけど)だというのにここまで間違えるなんて…
そもそも問題の題材は来たばかりの先生。それに小学校は中学や高校と違って全教科をクラスの担任が担当するわけだから基本自分たちと違うクラスの担任と接する機会は同じ学年の別クラスの担任をのぞいてほとんどない。それゆえに先生方に関する情報収集の機会が少ない。オマケに新しい先生方は赴任してから1カ月弱。このように情報が少ないからほぼ勘で答えるしかない。そもそも上記のように優劣を決めるものではないためこれを機に新しい先生たちのことを知ってもらおうというのが狙いだろうが。
しかし僕にもラッキー問題が舞い込んでくる。我らが担任M上先生に関する問題だ。
その問題は「M上先生は巨人ファンである。〇か×か」というもの。
M上先生は担任だから当然新しい先生方の中で一番情報を知っている。先生がどこのファンという話は教室とかで特にしていなかったが先生は横浜の学校から来たという大ヒントとなりうる情報はしっかりインプットしている。「これは十中八九×だろう。横浜出身なんだから巨人ファンなわけない。横浜(当時はまだDeNAになる前)ファンに決まってる…」僕は迷わず×に並んだ。
同じく×に並んでいたリュウくんも僕に「これ絶対×だよな?」と話しかけてきた。周りにいた同じく×の男子数人も同じことを言っていた。
そして運命の正解発表…ステージ上で待機していたM上先生自ら発表する…先生の口からとなると謎の緊張感がはしる…
「正解は…〇!!」
…リョーマまさかの不正解…
「そんな!ウソだと言ってくれ!先生!あなたは横浜出身じゃなかったのかよ!!」…僕は心の中で何度も叫んだ。
地元以外のチームを応援してはいけないという法律はどの国にもないのでどこを応援しようが自由だが。
帰宅後、僕は母に「M上先生は横浜出身なのに巨人ファン」と驚き気味に伝えると母からは衝撃の一言が発された。
「でも先生横浜の学校にいたけど出身は北海道って言ってたよ?」
…衝撃の事実。先生は横浜ではなく僕と同じ道産子であった…特にそんな話はしてなかったと思ったけど…懇談会の時とかに保護者にだけ説明したのかな?
この会の目玉企画の一つが4月から赴任してきた新しい先生に関する〇×クイズ。
このクイズは優劣を決めるものではないため間違えた人は離脱とかはなく、多く正解した人に商品が与えられるとかもない。だが挑むからには少しでも多く正解を重ねたい思いはあるものだ。
しかしその日僕は1問目から不正解の連発。〇×クイズ何ぞ正解する確率は2分の1(もちろん間違える確率も2分の1だけど)だというのにここまで間違えるなんて…
そもそも問題の題材は来たばかりの先生。それに小学校は中学や高校と違って全教科をクラスの担任が担当するわけだから基本自分たちと違うクラスの担任と接する機会は同じ学年の別クラスの担任をのぞいてほとんどない。それゆえに先生方に関する情報収集の機会が少ない。オマケに新しい先生方は赴任してから1カ月弱。このように情報が少ないからほぼ勘で答えるしかない。そもそも上記のように優劣を決めるものではないためこれを機に新しい先生たちのことを知ってもらおうというのが狙いだろうが。
しかし僕にもラッキー問題が舞い込んでくる。我らが担任M上先生に関する問題だ。
その問題は「M上先生は巨人ファンである。〇か×か」というもの。
M上先生は担任だから当然新しい先生方の中で一番情報を知っている。先生がどこのファンという話は教室とかで特にしていなかったが先生は横浜の学校から来たという大ヒントとなりうる情報はしっかりインプットしている。「これは十中八九×だろう。横浜出身なんだから巨人ファンなわけない。横浜(当時はまだDeNAになる前)ファンに決まってる…」僕は迷わず×に並んだ。
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そして運命の正解発表…ステージ上で待機していたM上先生自ら発表する…先生の口からとなると謎の緊張感がはしる…
「正解は…〇!!」
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