リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話195 なぜ我が家にばかり人が流れるのか

前回、我が家に遊びに来る友だちの人数についての話題を取り上げたが、今回はなぜ僕の家ばかりにそうやって数珠つなぎ的に人が流れてくるのかを検証してみることにする。他の子の家の事情を知らないので我が家だけの事情じゃないかもしれないが。

まあ一番の理由は「僕が習い事をやっていない」これに尽きるだろう。
全員ではないが同級生の半数以上が塾に行っていたり、何らかの習い事をやっていたりする。
一方で僕は塾にも行ってなければ習い事にも行っていない。放課後は常に開いている状態だ。
一方他のみんなは習い事があるためスケジュールが開いてない日もある。その一方で僕は常にフリーな状態だ。
つまり他のみんなが習い事で遊べなくて途方に暮れてさまよううちに「リョーマは常にヒマ」との判断で「最後の砦」として我が家に流れ着いたのだろう。

他の人がダメでもリョーマは希望がある。というか希望しかない。皆の中にそのような考えが常にあった…かどうかはわからない。