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おこぼれ話149 地獄のサバイバルごっこの巻

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小3~小4あたりにソラくん主催で度々公園などでやってたのがサバイバルごっこ。
無人島でのサバイバルという体で行うドラマチックなごっこ遊びだ。当時よゐこの無人島の番組が人気を博していたことが少なからず影響しているかと思う。

ある時、雪の降りしきる中近所の公園で僕とソラくんとケイちゃんの3人で行った時のこと。
この時はソラくんの指示で釣りだの食事だのといった1日の流れがいろいろと指定され、短時間で何10日ぶんもの生活をえがくこととなった。
それで、釣りの道具だの寝床だのはソラくんが指定(実際に小道具を用意するのではなく、あくまでもそういった体で行う)するのだが、2人は割とまともな道具や寝床なのに僕だけ変な道具とか、寝床はテントとか木で作った即席の小屋でなく完全なる露天で野宿といったやたら不利な状況ばかりが指定され、「もはやオレをどうしてもオチ担当に仕立て上げたいのだな」と思い、僕はキレ気味でソラくんに「なんでいオレばっかり不利な状況って!心霊現象か!?心霊現象でオレばっかり不利になってんのか!?」と意味不明な責め立てを行ったが、ソラくんはすぐさま「あったりぃ~ほら、あなたのすぐそこにも…」という心霊番組の語り口で柔軟に?対応。
だが僕はなんだかやってらんなくなったので途中で放棄して帰宅した。今となっては申し訳ない。

それから1か月半後にも雪が溶けかけの別の公園でサバイバルごっこ。
この時はさらに人数が増え、下級生の男子1人を含めた6人ぐらいで行った。
自分は途中で靴に雪が入って気持ち悪くなって弱音を吐いてしまったが、下級生の少年は「サバイバルごっこなんだからこれぐらいガマンガマン!」と強気。参ったぜ、小さきサバイバー…オレも見習わねえと…
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