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おこぼれ話131 マスターサルとレジェンドサルの巻

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1~2年生の頃、近所の公園の木で友達数人と毎日のように木登りをしていた時期があった。
2階建ての家の半分ぐらいの高さがある木を舞台にとにかく上に登れるかを競い合っていたのだ。
小学校低学年の子には…というか子供にとってはかなりの高さのある木であったため、高所恐怖症な自分にとっては半分ぐらい上るのが精いっぱいであった(結構上ってんじゃん)

そして木登りしてる時の僕たちはサルになりきっており、それぞれに○○サル的な名前を付けあっていた。
一番上に登れてた子には「マスターサル」の称号が与えられている。ちなみに自分もマスターサルを名乗りたかったが、「マスターサルの称号は一人だけ」であったため、僕は自分が考案した「レジェンドサル」を名乗ることとした。てかレジェンドってマスターと同じかそれ以上にすごいじゃんwあの頃はレジェンドという言葉の意味をしらず、なんとなくカッコいいフレーズとだけ思っていたから…

あの頃、自分は友達と遊ぶ時だけじゃなく、1人で公園に来た時もひたすらその木に登っていた。
自分は高所恐怖症であったが、少しでも高みを目指したいという思いがあったからだ。
自分が登れる一番高いところまで来たら、その上から飛び降りたこともあった。当然、足が少し痛くなるがこの刺激がたまらなかったり(危険なのでよい子はマネしないでね)。
いつの時代も、自然は子供の重要なおもちゃ。デジタル世代の僕らでさえそうであったように、これからもそれは変わることはないだろう。
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