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おこぼれ話22 ヤケクソの豆まき
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2年生の2月1日、2日後の日曜が節分ということでクラス一同は去年みたいに豆まきがやりたいとM田先生に申し出た。
だがM田先生は勉強に関係ないことをやりたくなかったのか、かたくなに断った。
それでも僕は去年黒板に貼ったお面に豆を泣けつけたときのあの感触は忘れられない。家でやる豆まきでは味わえない快感であった。あの快感をもう一度味わいたい!そのような思いが強かった。
だから僕も「豆まきをやりたい」とみんなと一緒に声をあげ続けた。
だが先生の考えは簡単には動くことはなかった。いくら僕らが「やりたい」といっても返ってくるのは「やりません」の一言。
だが僕たちの「やりたい」という気持ちも変わることはない。僕たちも決してひるまず先生に「豆まきをやりたい」と訴え続けた。中休み中も、給食時間中も、掃除終わって昼休み中も…
そんな僕らの粘りと努力の甲斐あってか、ついにM田先生も動き出す。昼休みが終わって5時間目の後半、ついにM田先生が豆を持ってきた!
その直後、先生がテキトーな手さばきで黒板に鬼の絵を描いていく。それはまるで幼稚園児の落書きのようなテキトーさであった。先生も本当はやりたくなかったのだろう。だがそうだとしても僕たちに豆まきの時間を提供してくれたことには感謝するしかない!
僕たちはその落書き鬼にただひたすらに豆をぶつけまくった。
「鬼は外~!福はうち~!」
生徒たちのたのしそうな声が教室中に響き渡った。
もちろん僕も黒板に豆をぶつけるあの快感を思う存分堪能しまくった。
何はともあれ、豆まきをやらせてくれたM田先生にはあらためて感謝!
だがM田先生は勉強に関係ないことをやりたくなかったのか、かたくなに断った。
それでも僕は去年黒板に貼ったお面に豆を泣けつけたときのあの感触は忘れられない。家でやる豆まきでは味わえない快感であった。あの快感をもう一度味わいたい!そのような思いが強かった。
だから僕も「豆まきをやりたい」とみんなと一緒に声をあげ続けた。
だが先生の考えは簡単には動くことはなかった。いくら僕らが「やりたい」といっても返ってくるのは「やりません」の一言。
だが僕たちの「やりたい」という気持ちも変わることはない。僕たちも決してひるまず先生に「豆まきをやりたい」と訴え続けた。中休み中も、給食時間中も、掃除終わって昼休み中も…
そんな僕らの粘りと努力の甲斐あってか、ついにM田先生も動き出す。昼休みが終わって5時間目の後半、ついにM田先生が豆を持ってきた!
その直後、先生がテキトーな手さばきで黒板に鬼の絵を描いていく。それはまるで幼稚園児の落書きのようなテキトーさであった。先生も本当はやりたくなかったのだろう。だがそうだとしても僕たちに豆まきの時間を提供してくれたことには感謝するしかない!
僕たちはその落書き鬼にただひたすらに豆をぶつけまくった。
「鬼は外~!福はうち~!」
生徒たちのたのしそうな声が教室中に響き渡った。
もちろん僕も黒板に豆をぶつけるあの快感を思う存分堪能しまくった。
何はともあれ、豆まきをやらせてくれたM田先生にはあらためて感謝!
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