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記録ノ22 女子とかき氷

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小2から小4にかけて僕は女子と一緒になるのが嫌な時期があった。
誰しも異性を嫌う時期は子供のころにあるだろう。
小2の夏にそのことが引き金になった事件がある。

いじめが解決し、自分に平和が訪れた直後、クラスメイトの男子数名を放課後僕の家に招待しみんなでかき氷を食べようとことになった。
しかし僕は女子には食べさせたくなかった、いたずら心からだ。
それでは自分をいじめてたやつらと同罪だろ!なんて考えは自分にはなかった。
家に来た他の男子数人も賛成であった。
もしアポなしで女子が来たらつまみ出そうと警戒態勢に入った。

そして放課後、男子4人ほどと家で楽しくかき氷を食べたり、ゲームしたりでワイワイ盛り上がっていたところ…

「ピンポーン」

家のチャイムが鳴った、僕はインターホンから離れた位置にいたため、友達が誰が来たのか確認してくれた。
「リョーマ!女子が来たぞ!」
「なんだと!!」
「ボクはすぐに玄関から追い出そうと動き出したが、僕はすぐに父(当時仕事は深夜から昼間までなので放課後僕が帰ってきたらいつも家にいた)につまみ出され、祖母の部屋に連行された。
そして当然みっちりお説教。

「それじゃやり口がいじめと同じじゃないか!」
「仲間はずれにされたらいやなのは自分も経験しているからわかるでしょ!」
僕は反省し、女子は母によりきちんと家に入ることができた。
僕も女子も一緒に仲良くかき氷を食べた。

以降僕は女子を家に入れないなんてことはなくなった。しかし僕の「女子嫌い病」は3年生以降より激しさを増していく…その話は後々…
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