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記録ノ9 自由研究ゴーストライター
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今回は小学生生活初の夏休みの話をしよう。
小学校の夏休みといえばアレがある…そう、みんな大嫌いな宿題である。
1年生の時はプリントは数枚しかなかったのだが、1番のネックが自由研究だ。
学年が上がってくると調べものとかも増えてくるが、1・2年生のうちはほぼ工作一択だ。(1年生の調べものが禁止されていたわけではないが実際1年生の時はクラスメイト全員工作であった)
そして僕が行った自由研究ももちろん工作だ。1年生の時に作ったのは空き容器で作ったロボットだ。
ボディはお菓子の空き箱、手足はヤクルト容器(当時母がヤクルトレディだった)、頭部はプリンの容器でできた力作だ。
…といっても実はほとんどは親に作ってもらってた。自分はロボットのボディに飾りつけしたり、色塗りした程度だ。
自分は工作が得意なほうではない、というか一番の理由は
「めんどくさかった」
ということにあるのだが。
でも、ロボットを作りたいと言い出したのは他でもなく自分だ。工作の本を読み漁って見つけたものをヒントにロボットを作ろうと決めたのだ。
さしずめ「原案・僕、実製作・両親」といったところか。
この方向性は2年生以降もしばらく続く。
手伝ってもらった両親には感謝してるし、いまとなっては申し訳ないと思っている。
もちろん罪悪感も大きい。
でも先生には親の関与がばれることはなかった。
よいこのみんな、自由研究をおうちの人に多少手伝ってもらうのはいいけど、できるだけ自分の力でやろうぜ!(究極の”お前が言うな”)
小学校の夏休みといえばアレがある…そう、みんな大嫌いな宿題である。
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