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心と体
⑦
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「どけよ、美雨。」
「嫌よ!」
そう言い放った美雨を押しのけて、太我は俺の胸倉を掴んで、立ち上がらせた。
「階堂。あんたは俺より一回り以上も年上だけれども、仲間とか同志とか、それ以上に親友だと思ってたんだ。それを!人の妹で遊びやがって!そんな奴だったのか!!!」
俺は胸にある太我の拳を、力づくで振り払った。
「遊んでなんかいないさ。本気だ。」
「はあ?」
「本気で美雨を愛している。」
その言葉に、太我は冷静になったのか、俺から手を離して一歩二歩下がると、またリビングへと戻って行った。
「敦弥さん。」
側に寄ってきた美雨を、そのまま強く抱きしめた。
「ごめん。心配かけた。」
「ううん…わたしこそ。疑ってごめんなさい。」
その様子を、遠くで見ていた太我が、また疲れたように椅子に身体を放り出して座った。
「おまえの気持ちはわかったよ、階堂。」
「太我……」
「だけど階堂。事態は思ったよりも難しくなるぞ。」
「どういう事だ?太我。」
俺と美雨はキッチンを出て、リビングにいる太我の傍に行った。
「階堂と森川社長のお嬢さんとの噂、思ったよりも周囲に広がっている。」
「えっ?」
いつの間に?
「階堂、森川社長のお嬢さんと何かなかったか?」
「何もないよ。」
「本当か?」
「ああ。」
即答出きるほど、俺の中にはやましい気持ちなんて、一度もない。
「些細な事でもいいんだ。」
「些細なことって……」
一瞬浮かんだのは、森川社長のパーティーでの、菜摘さんとのキスだった。
だが、美雨の前でそんな事を言ったら…
「美雨。席を外せ。」
「兄さん!」
「階堂にとっても、おまえにとっても、一番大事な事なんだよ!」
スッと俺の手を、美雨が握った。
「何を聞いても、私は敦弥さんを信じるわ。私も一緒に受け止める。」
そう言って俺を強い眼差しで、見つめた美雨。
そこには一点の曇りもなかった。
「…森川社長のホームパーティーに呼ばれたことがあった。それは菜摘さんの誕生日会も含まれていた。だがプレゼントを持ってきたのは、俺一人だった。」
「あの時の……アロマキャンドル?」
「ああ。」
美雨が働いていた店で、美雨に選んでもらったあのキャンドルだ。
「もしかしたら、森川社長の策略かと思いながら、俺は菜摘さんにプレゼントを渡した。でもどこかで……菜摘さんに気に入って貰えれば、森川社長ともっと太いパイプができるかもしれないと、思ったのかもしれない。」
そうだ。
あの時の俺は、森川社長の目に止まっている事をいい事に、菜摘さんに言い寄っている男達とは、格が違うのだと勘違いしていたんだ。
「案の定、菜摘さんは俺に、手作りの料理を用意してくれていた。このタイミングに乗ればと思って、二人きりになって……彼女に誘われるがままに、キスを交わした。」
胸が痛んだ。
どうしても、美雨の顔を見ることができなかった。
「美雨と付き合ってからの話か?」
「いや。付き合う前の話だ。」
太我ははあぁっと、大きくため息をつくと、髪を激しく掻き上げた。
「許してやれ、美雨。付き合う前の事は、どうすることもできない。」
「…うん。」
俺と美雨は、ゆっくりと目を合わせた。
美雨の瞳に、涙が溜まっている。
謝りの言葉も出なくて、俺は美雨の目の脇に、そっと口付けを落とした。
「ったく。親友と妹が付き合うと、これだから困る。」
二人を見ていた太我は、呆れていた。
「すまん、太我。」
俺の傍で、さっきまで目に涙を貯めていた美雨が、ウフフッと笑っている。
「いいさ。これっきりだぞ。あとは二人がケンカしようが何しようが、俺には関係ない。」
そう言った太我は、どこか寂しそうな背中を見せていた。
それを見た美雨が、太我を後ろから抱きしめた。
「兄さんも大好きよ。」
「ウソつけ。何かあったら、階堂を取るくせに。」
笑い合っている太我と美雨に、少しだけ心を救われた気がした。
「階堂。ここからが、本題だ。」
太我のその一言で、俺は太我の傍にあるソファに、腰を降ろした。
「森川社長のお嬢様が、以前交際していた男を知っているか?」
「ああ。三科紘文という奴に聞いた。」
「三科!?あいつから聞いたのか?」
「偶然な。奴の、死んだ兄貴だそうじゃないか。」
太我は、俺の口から出た言葉に、しばらく黙ってしまった。
「どこまで聞いた?」
「兄貴は菜摘さんと付き合う前までは、何でもない普通のサラリーマンだったこと。菜摘さんと付き合ってからは、どんどん昇格していったが、仕事の失敗で左遷された。その時に菜摘さんに別れを告げられ、引越す前の日に、自殺したと。」
「そうか…そこまで知っているのか……」
普段忙しい毎日を送っている太我に、こんなことでまた精神的に悩ませるのはどうかと思ったが、太我はぐったりとしながらも、話を続けてくれた。
「三科は、太我の大学の時の、同級生なんだろう?」
「ああ。」
「三科は、菜摘さんのせいで、自分の兄貴が死んだと思っている。いや、そればかりじゃない。菜摘さんを通して、社長の娘達という存在を、良くは思っていないらしいだ。」
「そうか……」
俺の目の前で、太我は深いため息をついた。
「なあ、太我。三科紘文という奴は、大学時代はどんな感じだった?」
太我は、ちらっと俺を見ると、またテーブルに視線を置いた。
「頭が良かった。どうすればみんなが得するか、それを一早く計算できた奴だった。もちろん見た目もよかったが、誰にでも気さくで優しくて、男女問わず慕われていた。」
「……まるでヒーローみたいじゃないか。」
俺が街中で受けた印象とは、大分違った。
「しかも、家族思い。とりわけ兄貴の事を、尊敬していた。」
その兄貴が自殺。
太我ばかりか、俺の視線も床へと落ちて行った。
「その時に、三科が付き合っていた彼女というのが、今働いている会社の社長の娘だった。」
「えっ?大学からの付き合い?」
確か秘書の子からの報告書では、その後に二人は別れているはずだ。
「階堂。さっき三科は、社長の娘たちという存在を、よく思っていないと言ったよな。」
「ああ。」
三科紘文は、“社長夫人という地位と、贅沢という日常がほしいだけの奴ら”と表現していた。
「それはおそらく、森川社長のお嬢さんだけを見て、そう思ってるわけじゃない。」
なぜか俺は、その時。
太我は俺よりも10歳も年下だと言うのに、たくさんの事を背負い、自分の中に閉じ込めているような気がした。
太我は、その美少年の顔立ちと、華奢な身体をしていた。
だから余計に、痛々しく感じる。
「太我、教えてくれ。おまえが知っている事、全部教えてくれ。今、俺は森川社長の大きな渦に吸い込まれているような気がするんだ。だが、そこで出会った三科紘文の言動も気になる。何か知っておくべきことがあるんじゃないかって、俺はそう思えてならないんだよ!」
俺と太我は、しばらく見つめ合った。
お互い、嘘偽りを言わない。
相手を信じる。
それを確かめ合っているようにも、思えた。
いつだったか。
森川社長に、『夏目太我に惚れたか。』と尋ねられた。
あの時は冗談にも程があると思ったが、今は違う。
太我の事を、一人の人間として、心から信用しているのだと、思うのだ。
「美雨。」
「なに?」
「棚の奥から、ワインを取ってきてくれないか。」
「うん……」
美雨はソファから立ち上がると、太我は自分の隣の席を引き、ここに座れと手を差し出した。
俺は無言で立ち上がり、太我の隣の席に座る。
二人で足を組むと、膝が触れるか触れないかの距離だった。
そこへ丁度、美雨が一本のワインと、グラスを二つ持ってきてくれた。
オープナーを持ち、美雨がワインを開けようとした時だ。
「ああ、いい。俺が開ける。」
そう言って、太我は美雨からワインと、オープナーを受け取る。
スーッと滑らかにワインを開ける仕草は、やはりワインの輸入会社の社長らしく、美しかった。
コルクを開け、その匂いを嗅ぎ、その香りに異常がない事を確かめると、太我は俺のグラスにルビー色の香り高いワインを注いでくれた。
「シャトー・マルゴーだ。」
「俺でも聞いた事がある。」
「ああ。ボルドーワインの中でも特に好きなシャトーでね。」
グラスで乾杯をし、お気に入りだと言うワインを飲む太我は、どこか夏目社長を思い起こさせた。
そして、知らぬうちに美雨が、いなくなっている事に気づく。
「美雨は部屋に戻ったんだろう。俺と階堂を二人きりにさせてくれたんだ。」
太我のそのセリフを聞いて、少し嫉妬を覚えた。
どんなに美雨と愛し合っていても、実の兄との太我と過ごした年数には敵わない。
「階堂。あいつは、いい女か?」
「ああ、美雨はいい女だよ。」
同じ女性を兄の太我は“あいつ”と呼び、俺は“美雨”と呼ぶ。
まるで一人の女性を、二人で取り合っている気分だ。
「嫌よ!」
そう言い放った美雨を押しのけて、太我は俺の胸倉を掴んで、立ち上がらせた。
「階堂。あんたは俺より一回り以上も年上だけれども、仲間とか同志とか、それ以上に親友だと思ってたんだ。それを!人の妹で遊びやがって!そんな奴だったのか!!!」
俺は胸にある太我の拳を、力づくで振り払った。
「遊んでなんかいないさ。本気だ。」
「はあ?」
「本気で美雨を愛している。」
その言葉に、太我は冷静になったのか、俺から手を離して一歩二歩下がると、またリビングへと戻って行った。
「敦弥さん。」
側に寄ってきた美雨を、そのまま強く抱きしめた。
「ごめん。心配かけた。」
「ううん…わたしこそ。疑ってごめんなさい。」
その様子を、遠くで見ていた太我が、また疲れたように椅子に身体を放り出して座った。
「おまえの気持ちはわかったよ、階堂。」
「太我……」
「だけど階堂。事態は思ったよりも難しくなるぞ。」
「どういう事だ?太我。」
俺と美雨はキッチンを出て、リビングにいる太我の傍に行った。
「階堂と森川社長のお嬢さんとの噂、思ったよりも周囲に広がっている。」
「えっ?」
いつの間に?
「階堂、森川社長のお嬢さんと何かなかったか?」
「何もないよ。」
「本当か?」
「ああ。」
即答出きるほど、俺の中にはやましい気持ちなんて、一度もない。
「些細な事でもいいんだ。」
「些細なことって……」
一瞬浮かんだのは、森川社長のパーティーでの、菜摘さんとのキスだった。
だが、美雨の前でそんな事を言ったら…
「美雨。席を外せ。」
「兄さん!」
「階堂にとっても、おまえにとっても、一番大事な事なんだよ!」
スッと俺の手を、美雨が握った。
「何を聞いても、私は敦弥さんを信じるわ。私も一緒に受け止める。」
そう言って俺を強い眼差しで、見つめた美雨。
そこには一点の曇りもなかった。
「…森川社長のホームパーティーに呼ばれたことがあった。それは菜摘さんの誕生日会も含まれていた。だがプレゼントを持ってきたのは、俺一人だった。」
「あの時の……アロマキャンドル?」
「ああ。」
美雨が働いていた店で、美雨に選んでもらったあのキャンドルだ。
「もしかしたら、森川社長の策略かと思いながら、俺は菜摘さんにプレゼントを渡した。でもどこかで……菜摘さんに気に入って貰えれば、森川社長ともっと太いパイプができるかもしれないと、思ったのかもしれない。」
そうだ。
あの時の俺は、森川社長の目に止まっている事をいい事に、菜摘さんに言い寄っている男達とは、格が違うのだと勘違いしていたんだ。
「案の定、菜摘さんは俺に、手作りの料理を用意してくれていた。このタイミングに乗ればと思って、二人きりになって……彼女に誘われるがままに、キスを交わした。」
胸が痛んだ。
どうしても、美雨の顔を見ることができなかった。
「美雨と付き合ってからの話か?」
「いや。付き合う前の話だ。」
太我ははあぁっと、大きくため息をつくと、髪を激しく掻き上げた。
「許してやれ、美雨。付き合う前の事は、どうすることもできない。」
「…うん。」
俺と美雨は、ゆっくりと目を合わせた。
美雨の瞳に、涙が溜まっている。
謝りの言葉も出なくて、俺は美雨の目の脇に、そっと口付けを落とした。
「ったく。親友と妹が付き合うと、これだから困る。」
二人を見ていた太我は、呆れていた。
「すまん、太我。」
俺の傍で、さっきまで目に涙を貯めていた美雨が、ウフフッと笑っている。
「いいさ。これっきりだぞ。あとは二人がケンカしようが何しようが、俺には関係ない。」
そう言った太我は、どこか寂しそうな背中を見せていた。
それを見た美雨が、太我を後ろから抱きしめた。
「兄さんも大好きよ。」
「ウソつけ。何かあったら、階堂を取るくせに。」
笑い合っている太我と美雨に、少しだけ心を救われた気がした。
「階堂。ここからが、本題だ。」
太我のその一言で、俺は太我の傍にあるソファに、腰を降ろした。
「森川社長のお嬢様が、以前交際していた男を知っているか?」
「ああ。三科紘文という奴に聞いた。」
「三科!?あいつから聞いたのか?」
「偶然な。奴の、死んだ兄貴だそうじゃないか。」
太我は、俺の口から出た言葉に、しばらく黙ってしまった。
「どこまで聞いた?」
「兄貴は菜摘さんと付き合う前までは、何でもない普通のサラリーマンだったこと。菜摘さんと付き合ってからは、どんどん昇格していったが、仕事の失敗で左遷された。その時に菜摘さんに別れを告げられ、引越す前の日に、自殺したと。」
「そうか…そこまで知っているのか……」
普段忙しい毎日を送っている太我に、こんなことでまた精神的に悩ませるのはどうかと思ったが、太我はぐったりとしながらも、話を続けてくれた。
「三科は、太我の大学の時の、同級生なんだろう?」
「ああ。」
「三科は、菜摘さんのせいで、自分の兄貴が死んだと思っている。いや、そればかりじゃない。菜摘さんを通して、社長の娘達という存在を、良くは思っていないらしいだ。」
「そうか……」
俺の目の前で、太我は深いため息をついた。
「なあ、太我。三科紘文という奴は、大学時代はどんな感じだった?」
太我は、ちらっと俺を見ると、またテーブルに視線を置いた。
「頭が良かった。どうすればみんなが得するか、それを一早く計算できた奴だった。もちろん見た目もよかったが、誰にでも気さくで優しくて、男女問わず慕われていた。」
「……まるでヒーローみたいじゃないか。」
俺が街中で受けた印象とは、大分違った。
「しかも、家族思い。とりわけ兄貴の事を、尊敬していた。」
その兄貴が自殺。
太我ばかりか、俺の視線も床へと落ちて行った。
「その時に、三科が付き合っていた彼女というのが、今働いている会社の社長の娘だった。」
「えっ?大学からの付き合い?」
確か秘書の子からの報告書では、その後に二人は別れているはずだ。
「階堂。さっき三科は、社長の娘たちという存在を、よく思っていないと言ったよな。」
「ああ。」
三科紘文は、“社長夫人という地位と、贅沢という日常がほしいだけの奴ら”と表現していた。
「それはおそらく、森川社長のお嬢さんだけを見て、そう思ってるわけじゃない。」
なぜか俺は、その時。
太我は俺よりも10歳も年下だと言うのに、たくさんの事を背負い、自分の中に閉じ込めているような気がした。
太我は、その美少年の顔立ちと、華奢な身体をしていた。
だから余計に、痛々しく感じる。
「太我、教えてくれ。おまえが知っている事、全部教えてくれ。今、俺は森川社長の大きな渦に吸い込まれているような気がするんだ。だが、そこで出会った三科紘文の言動も気になる。何か知っておくべきことがあるんじゃないかって、俺はそう思えてならないんだよ!」
俺と太我は、しばらく見つめ合った。
お互い、嘘偽りを言わない。
相手を信じる。
それを確かめ合っているようにも、思えた。
いつだったか。
森川社長に、『夏目太我に惚れたか。』と尋ねられた。
あの時は冗談にも程があると思ったが、今は違う。
太我の事を、一人の人間として、心から信用しているのだと、思うのだ。
「美雨。」
「なに?」
「棚の奥から、ワインを取ってきてくれないか。」
「うん……」
美雨はソファから立ち上がると、太我は自分の隣の席を引き、ここに座れと手を差し出した。
俺は無言で立ち上がり、太我の隣の席に座る。
二人で足を組むと、膝が触れるか触れないかの距離だった。
そこへ丁度、美雨が一本のワインと、グラスを二つ持ってきてくれた。
オープナーを持ち、美雨がワインを開けようとした時だ。
「ああ、いい。俺が開ける。」
そう言って、太我は美雨からワインと、オープナーを受け取る。
スーッと滑らかにワインを開ける仕草は、やはりワインの輸入会社の社長らしく、美しかった。
コルクを開け、その匂いを嗅ぎ、その香りに異常がない事を確かめると、太我は俺のグラスにルビー色の香り高いワインを注いでくれた。
「シャトー・マルゴーだ。」
「俺でも聞いた事がある。」
「ああ。ボルドーワインの中でも特に好きなシャトーでね。」
グラスで乾杯をし、お気に入りだと言うワインを飲む太我は、どこか夏目社長を思い起こさせた。
そして、知らぬうちに美雨が、いなくなっている事に気づく。
「美雨は部屋に戻ったんだろう。俺と階堂を二人きりにさせてくれたんだ。」
太我のそのセリフを聞いて、少し嫉妬を覚えた。
どんなに美雨と愛し合っていても、実の兄との太我と過ごした年数には敵わない。
「階堂。あいつは、いい女か?」
「ああ、美雨はいい女だよ。」
同じ女性を兄の太我は“あいつ”と呼び、俺は“美雨”と呼ぶ。
まるで一人の女性を、二人で取り合っている気分だ。
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