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心と体
⑥
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「なあ、美雨。」
「なあに?」
「美雨と一つになりたい。」
戸惑うように、美雨は小さく微笑んだ。
「ここで?」
「うん。」
「ここ、リビングだよ?」
そうだ。わかっている。
「ベッドまで待てないんだ。」
欲求に任せて、美雨の首筋にキスをしていく。
抵抗するでもなく、美雨はソファへと、自分の身体を寄せていく。
美雨の服を一枚一枚はがしていって、終いには自分の服を、一度に脱ぎ捨てた。
彼女の体が、俺の指に合わせて、ピクンピクンと動きだす。
美雨の声は、こっちまで溶けてしまいそうになるくらい甘い。
「愛してる、美雨。」
「私も……敦弥さん。」
その言葉がウソではない事を確かめるように、俺達は一つに繋がった。
「ああ、美雨……」
そのまま息もできないくらいに、ぎゅっと美雨を抱きしめた。
「このままでいい。このままずっと、美雨と繋がっていたい。」
「えっ?」
恍惚な瞳が、恥ずかしそうに目を潤ませる。
「そんなこと、できない……」
「うん……」
確かに一つになるには、限界がある。
我々は男と女であって、別々な個体。
いくら人間としての愛情があっても、生き物としての欲求が済めば、それは終わってしまう。
「離れたくないんだ。」
「敦弥さん?……」
「体と一緒に、心も求めてしまう。」
なんて切ないんだろう。
まるで胸が引き裂かれそうだ。
「美雨。君の体がほしい。でもそれ以上に、君の心がほしいんだ。」
今まで散々、他の女で身体だけを重ねてきた。
それでもよかった。
欲求が満たされれば、それで。
「私もよ、敦弥さん。」
美雨は俺の首に腕をまわした。
「私も敦弥さんの身体と一緒に心がほしいの。私の全てを焼き尽くすような熱い身体と、心が溶け合うような熱い心が。」
そして俺達は、貪るようなキスを交わした。
もう美雨は俺の一部で、俺は美雨の一部のような気が、その時したんだ。
次の日の朝、目が覚めると横に美雨が眠っていた。
スーッと寝息を立てて、俺の胸で安心しきったように、眠っている。
ああ、この寝顔を見ることができるのは、自分だけなのだと思うと、このまま時が止まればいいとさえ思う。
「ぅ…ん…」
目が覚めたのか、美雨は急に寝返りを打ち始めた。
よくみると、ソファとテーブルの間に、毛布を何枚も敷いてあった。
床に寝ても体が痛くならないように、美雨が持ってきてくれたのだろう。
「おはよう、美雨。」
虚ろな目で俺を見た俺は、毛布で顔を半分隠しながら、「おはよう。」と呟いた。
「今日は小林さん、来るの?」
「ううん…来ない。今日、日曜日だから。」
小林さんというのは、夏目家のお手伝いさんのことで、ほぼ毎日この家に通って来てくれると言っていたのだが……
「日曜日は来なくなったの?」
俺の質問に、美雨はクスクス笑い出す。
「だって兄さんも私も、もう大人よ?日曜日くらい自分でご飯を作るわよ。」
そう言って、俺の体にまとわりつきながら、また可愛い笑い声をあげた。
何も着ていない肌同士が、身体をくっ付き合うのは、ほんのり温かみを帯びて、心地がいいものだ。
俺の腕の中でじゃれついている美雨が、猫っぽく見える。
そっと美雨を抱き寄せて、耳元で囁いた。
「今、抱いてもいい?」
「えっ?朝から?」
目を丸くしてこっちを見ている美雨が可笑しくて、フッと笑った後に、また美雨の身体を愛おしそうに、撫でまわした。
滑らかで柔らかい肌。
聞こえてくる美雨の甘い吐息。
夜の暗闇では感じることができないものが、朝は視界から見ることができる。
そして一つの疑問が、生まれた。
美雨は、30も半ばを過ぎた俺の事を、どう思っているんだろう。
同じ大学には、もちろん美雨と同じ年代の男達がいるわけだから、肌艶や体つきだって、俺のものとは違うだろうに。
「敦弥さん?」
「あまり俺の体、見ないでくれる?」
「…どう……してぇ……?」
「美雨からしたら……俺、なんて…もうすぐおじさんだろ?」
俺の腕の中で、美雨は“ううん”と首を横に振った。
「今の、敦弥さん…が……いいの……」
そして恥ずかしそうに口元に当てていた腕を、俺の胸に当てた。
「ずっと年上の人でも…もうすぐ…おじさんになる人でも……敦弥さんじゃなきゃ…敦弥さんじゃなきゃ…いやなの…」
「美雨…」
俺にはもう美雨しかいないって、年甲斐もなく思っているのに。
これから先美雨には、俺以上の男が現れて、俺の知らない間に美雨を連れ去っていくかもしれない。
そんな事を考えたら、急に視界がぼやけてきた。
「…泣かないで。」
「泣いてなんか、いないよ。」
嘘がバレないように、美雨の白くて長い首元に、顔をうずめた。
「ねえ…敦弥さん……私の、お願いも、聞いて……」
「なあ…に……」
「もっと…激しく……抱いて………敦也さんの、全部が、ほしい……」
ああ、本当に俺は、美雨がいなければ、生きていけない事を、その時知ったんだ。
美雨の兄である太我が、家に帰ってきたのは、昼もすっかり過ぎていた頃だった。
「は?階堂?」
「よっ!太我!!」
「何が急に太我だよ。って言うかなんで階堂が、日曜日に俺の家にいるんだよ。」
出張に行っていたという太我は、大きな旅行カバンを肩に乗せ、リビングの入り口でボーっと立っていた。
「あら、兄さん。お帰りなさい。」
美雨がエプロン姿で、遅い昼食を用意してくれていた。
「なんだ、美雨。わざわざ階堂の為に、昼飯用意したのか?」
「兄さんのもあるわよ。」
そう言って美雨は、太我の席にも今作ったばかりのオムライスを置いた。
「やけに用意がいいな。」
「だって兄さん、出張に行った次の日はいつも、この時間に帰ってくるでしょ?」
「そうだけどさ…」
大我は腑に落ちないような表情で、カバンをソファにドサッと置いた。
ピシッとアイロンのきいたシャツの袖をまくって、自分の席にある椅子に、勢いよく座った。
「太我。」
「ん?」
「出張から帰ってきた割には、いいシャツを着ているな。」
「そうかな。」
少し疲れているせいなのか、それとも自分の自宅という事が、余計な力を抜かせているのか、彼は俺の知っている以上に、リラックスしている様子だった。
「兄さんにはね。甲斐甲斐しく世話をしてくれる人がいるのよ。」
「へえ。」
美雨が嬉しそうに、俺に報告する。
「へえって、階堂にもいるじゃないか。世話してくれる人が。」
「まあ…な。」
否定もしなかった俺に、疲れていた太我が急に身体を起こした。
「やっぱり噂は本当だったのか。」
「噂?」
太我はようやく、美雨の作ったオムライスを、頬張りだした。
「ああ、階堂と森川社長のお嬢様が、結婚するんじゃないかっていう噂。」
その途端、キッチンからガシャンッという音が聞こえた。
「おい!大丈夫か?美雨。」
大我に声を掛けられた美雨からは、返事がない。
「美雨?美雨!?」
噂に夢中の太我をそっちのけで、俺はキッチンにいる美雨の元へ向かった。
しゃがんで、割れた皿を拾う美雨が、そこにはいた。
俺は美雨の横に、同じようにしゃがんで、割れた皿の欠片を拾った。
「大丈夫か?」
「うん……」
その声があまりにも弱々しくて、俺は一気に皿の欠片を、片づけた。
無理もない。
二人で激しく愛し合ったのは、つい数時間前だ。
「階堂?」
ふいに太我の声が、低くなるのを感じた。
「おまえ、もしかして……」
急に太我の目が鋭くなる。
「美雨に、手を出したのか?」
立ち上がって、キッチンのカウンターの横に立った。
「太我。報告が遅くなってすまない。付き合っているんだ、美雨ちゃんと。」
その瞬間、俺の頬に痛みが走って、俺の体はキッチンの中にいた、美雨のいる場所まで飛ばされた。
「敦弥さん!!」
美雨は俺の前に座って、太我がそれ以上、俺に近づけないようにした。
「なあに?」
「美雨と一つになりたい。」
戸惑うように、美雨は小さく微笑んだ。
「ここで?」
「うん。」
「ここ、リビングだよ?」
そうだ。わかっている。
「ベッドまで待てないんだ。」
欲求に任せて、美雨の首筋にキスをしていく。
抵抗するでもなく、美雨はソファへと、自分の身体を寄せていく。
美雨の服を一枚一枚はがしていって、終いには自分の服を、一度に脱ぎ捨てた。
彼女の体が、俺の指に合わせて、ピクンピクンと動きだす。
美雨の声は、こっちまで溶けてしまいそうになるくらい甘い。
「愛してる、美雨。」
「私も……敦弥さん。」
その言葉がウソではない事を確かめるように、俺達は一つに繋がった。
「ああ、美雨……」
そのまま息もできないくらいに、ぎゅっと美雨を抱きしめた。
「このままでいい。このままずっと、美雨と繋がっていたい。」
「えっ?」
恍惚な瞳が、恥ずかしそうに目を潤ませる。
「そんなこと、できない……」
「うん……」
確かに一つになるには、限界がある。
我々は男と女であって、別々な個体。
いくら人間としての愛情があっても、生き物としての欲求が済めば、それは終わってしまう。
「離れたくないんだ。」
「敦弥さん?……」
「体と一緒に、心も求めてしまう。」
なんて切ないんだろう。
まるで胸が引き裂かれそうだ。
「美雨。君の体がほしい。でもそれ以上に、君の心がほしいんだ。」
今まで散々、他の女で身体だけを重ねてきた。
それでもよかった。
欲求が満たされれば、それで。
「私もよ、敦弥さん。」
美雨は俺の首に腕をまわした。
「私も敦弥さんの身体と一緒に心がほしいの。私の全てを焼き尽くすような熱い身体と、心が溶け合うような熱い心が。」
そして俺達は、貪るようなキスを交わした。
もう美雨は俺の一部で、俺は美雨の一部のような気が、その時したんだ。
次の日の朝、目が覚めると横に美雨が眠っていた。
スーッと寝息を立てて、俺の胸で安心しきったように、眠っている。
ああ、この寝顔を見ることができるのは、自分だけなのだと思うと、このまま時が止まればいいとさえ思う。
「ぅ…ん…」
目が覚めたのか、美雨は急に寝返りを打ち始めた。
よくみると、ソファとテーブルの間に、毛布を何枚も敷いてあった。
床に寝ても体が痛くならないように、美雨が持ってきてくれたのだろう。
「おはよう、美雨。」
虚ろな目で俺を見た俺は、毛布で顔を半分隠しながら、「おはよう。」と呟いた。
「今日は小林さん、来るの?」
「ううん…来ない。今日、日曜日だから。」
小林さんというのは、夏目家のお手伝いさんのことで、ほぼ毎日この家に通って来てくれると言っていたのだが……
「日曜日は来なくなったの?」
俺の質問に、美雨はクスクス笑い出す。
「だって兄さんも私も、もう大人よ?日曜日くらい自分でご飯を作るわよ。」
そう言って、俺の体にまとわりつきながら、また可愛い笑い声をあげた。
何も着ていない肌同士が、身体をくっ付き合うのは、ほんのり温かみを帯びて、心地がいいものだ。
俺の腕の中でじゃれついている美雨が、猫っぽく見える。
そっと美雨を抱き寄せて、耳元で囁いた。
「今、抱いてもいい?」
「えっ?朝から?」
目を丸くしてこっちを見ている美雨が可笑しくて、フッと笑った後に、また美雨の身体を愛おしそうに、撫でまわした。
滑らかで柔らかい肌。
聞こえてくる美雨の甘い吐息。
夜の暗闇では感じることができないものが、朝は視界から見ることができる。
そして一つの疑問が、生まれた。
美雨は、30も半ばを過ぎた俺の事を、どう思っているんだろう。
同じ大学には、もちろん美雨と同じ年代の男達がいるわけだから、肌艶や体つきだって、俺のものとは違うだろうに。
「敦弥さん?」
「あまり俺の体、見ないでくれる?」
「…どう……してぇ……?」
「美雨からしたら……俺、なんて…もうすぐおじさんだろ?」
俺の腕の中で、美雨は“ううん”と首を横に振った。
「今の、敦弥さん…が……いいの……」
そして恥ずかしそうに口元に当てていた腕を、俺の胸に当てた。
「ずっと年上の人でも…もうすぐ…おじさんになる人でも……敦弥さんじゃなきゃ…敦弥さんじゃなきゃ…いやなの…」
「美雨…」
俺にはもう美雨しかいないって、年甲斐もなく思っているのに。
これから先美雨には、俺以上の男が現れて、俺の知らない間に美雨を連れ去っていくかもしれない。
そんな事を考えたら、急に視界がぼやけてきた。
「…泣かないで。」
「泣いてなんか、いないよ。」
嘘がバレないように、美雨の白くて長い首元に、顔をうずめた。
「ねえ…敦弥さん……私の、お願いも、聞いて……」
「なあ…に……」
「もっと…激しく……抱いて………敦也さんの、全部が、ほしい……」
ああ、本当に俺は、美雨がいなければ、生きていけない事を、その時知ったんだ。
美雨の兄である太我が、家に帰ってきたのは、昼もすっかり過ぎていた頃だった。
「は?階堂?」
「よっ!太我!!」
「何が急に太我だよ。って言うかなんで階堂が、日曜日に俺の家にいるんだよ。」
出張に行っていたという太我は、大きな旅行カバンを肩に乗せ、リビングの入り口でボーっと立っていた。
「あら、兄さん。お帰りなさい。」
美雨がエプロン姿で、遅い昼食を用意してくれていた。
「なんだ、美雨。わざわざ階堂の為に、昼飯用意したのか?」
「兄さんのもあるわよ。」
そう言って美雨は、太我の席にも今作ったばかりのオムライスを置いた。
「やけに用意がいいな。」
「だって兄さん、出張に行った次の日はいつも、この時間に帰ってくるでしょ?」
「そうだけどさ…」
大我は腑に落ちないような表情で、カバンをソファにドサッと置いた。
ピシッとアイロンのきいたシャツの袖をまくって、自分の席にある椅子に、勢いよく座った。
「太我。」
「ん?」
「出張から帰ってきた割には、いいシャツを着ているな。」
「そうかな。」
少し疲れているせいなのか、それとも自分の自宅という事が、余計な力を抜かせているのか、彼は俺の知っている以上に、リラックスしている様子だった。
「兄さんにはね。甲斐甲斐しく世話をしてくれる人がいるのよ。」
「へえ。」
美雨が嬉しそうに、俺に報告する。
「へえって、階堂にもいるじゃないか。世話してくれる人が。」
「まあ…な。」
否定もしなかった俺に、疲れていた太我が急に身体を起こした。
「やっぱり噂は本当だったのか。」
「噂?」
太我はようやく、美雨の作ったオムライスを、頬張りだした。
「ああ、階堂と森川社長のお嬢様が、結婚するんじゃないかっていう噂。」
その途端、キッチンからガシャンッという音が聞こえた。
「おい!大丈夫か?美雨。」
大我に声を掛けられた美雨からは、返事がない。
「美雨?美雨!?」
噂に夢中の太我をそっちのけで、俺はキッチンにいる美雨の元へ向かった。
しゃがんで、割れた皿を拾う美雨が、そこにはいた。
俺は美雨の横に、同じようにしゃがんで、割れた皿の欠片を拾った。
「大丈夫か?」
「うん……」
その声があまりにも弱々しくて、俺は一気に皿の欠片を、片づけた。
無理もない。
二人で激しく愛し合ったのは、つい数時間前だ。
「階堂?」
ふいに太我の声が、低くなるのを感じた。
「おまえ、もしかして……」
急に太我の目が鋭くなる。
「美雨に、手を出したのか?」
立ち上がって、キッチンのカウンターの横に立った。
「太我。報告が遅くなってすまない。付き合っているんだ、美雨ちゃんと。」
その瞬間、俺の頬に痛みが走って、俺の体はキッチンの中にいた、美雨のいる場所まで飛ばされた。
「敦弥さん!!」
美雨は俺の前に座って、太我がそれ以上、俺に近づけないようにした。
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