47 / 75
7章 二人の炭鉱探索
アースの書~炭鉱探索・5~
しおりを挟む
「ここだ」
爺さんの後について行くと、5番と書かれた看板がある炭鉱の入り口前に着いた。
ここで爺さんの言っていた鉱石が採れるのか。
簡単に終わればいいが、どうなるかだな。
「さあ、しっかりワシを守ってくれよ」
爺さんはランプに火をつけ、炭鉱の中へと入って行った。
「はイ、任せて下さイ!」
俺達も爺さんの後を追いかけて炭鉱の中へと入った。
鉱石を運ぶだけあって、通路は広めに掘られているな。
これなら剣を振っても問題はなさそうだ。
『ロックワームが出たら俺が相手をするから、ラティアは力を抜いて身を任せてくれ』
(わかりましタ。お願いしまス)
『エイラはそのままおとなしくついて来てくれよ』
(は~い……つまらないな~)
さて、護衛を頑張りますか。
剣を買ったのにまともな戦闘はしていないからな。
俺の実力の見せ所だ。
『……』
と思ったんが、かなり入り組んだ炭鉱内を歩いてはや数分。
全くロックワームが出て来る気配がない。
本当にこの炭鉱に出没するのだろうか。
『ロックワームなんて出てこないな』
(だね~。あ~しも見た事なかったから、どんな生き物か気になってたのに~)
エイラはロックワームを見た事がないのか。
長生きしていてもそんな事があるんだな。
「(そうですネ……一度お爺さんに聞いてみましょうカ)。あノ、すみませン。ここにロックワームは本当に出て来るんですカ? 全然いる気配が無いんですけド……」
「ワシもこの目で見ているから群れでいるのは間違いない……が、どういう訳か全く姿を現さんな」
ふむ、嘘を付いている様には見えない。
ロックワームの群れがどこかに行ってしまったのだろうか?
「しかし、それはそれでいいじゃないか。こうして進みやすくなっているし……えーと、次は……こっちだ」
まぁ確かに爺さんの言う通り、モンスターなんて出てこない方がいいに越したことはないが……なんだろう、この張り合いの無さは。
『……ん?』
俺はふと地面に落ちている独特な形をしたこぶし大の石に目がいった。
その石はいびつな星型をしていて、先ほど歩いている時もこれと同じ形の石が落ちていた。
ここは炭鉱だから、そんな形をした石が落ちていてもおかしくはないとは思う。
だが、形が瓜二つの石が同じような場所に落ちているとなると話は別だ。
これはもしかして……。
(……アース様。先ほど、ここを通りませんでしたカ?)
ラティアも俺と同じ様に思っているらしい。
『俺もそう感じた』
でも、ここは入り組んだ炭鉱。
同じ様な景色ばかりで通ったと勘違いしているか、爺さんが誤って同じところをもう一回通ってしまっているかもしれん。
とはいえ、念には念を入れておくか。
『エイラ、すまないがその木枠に適当な印をつけてくれないか?』
(ん? 印? ……これでいいの?)
エイラは組んだ木枠に円の形をした印をつけた。
うん、これなら見分けがつくだろう。
『ああ、ありがとうな』
俺の嫌な予感が当たらなければいいが……。
※
さらに爺さんの後について行く事数分。
「……こっちだ」
(……アース様……あれっテ……)
ラティアが木枠に顔を向けた。
嫌な予感が当たってしまったようだ。
『……ああ。3回目だ』
その木枠にはエイラがつけた円の印、そして地面には星の形をした石が転がっている。
間違いない、同じところをグルグルと回っている。
爺さんが先行して歩いているから、てっきり炭鉱内を完全に把握していると思ったんだが……まさか、ロックワームより爺さんの方向感覚に問題があったとはな。
『これは迷っていると思っていいだろうな……』
狙いの鉱石を探していて同じところを通るのならまだわかる。
しかし、爺さんの動きは明らかに目的地へ向かっている感じだ。
そうなると同じところを3回も通るのは迷ってしまっているという事だ。
「(やっぱりそうですよネ……)。あノ~先ほどもここを通ったと思うんですガ……迷ってまス?」
ラティアの言葉に爺さんは足を止めた。
「………………いいや、気のせいだ」
長い沈黙の後、爺さんは一言そう言って進み始めた。
おおい! どう考えても気のせいじゃないっての!
迷ったのなら迷ったと素直に言えよ!
(どうしましょウ。明らかに嘘を言っていますガ)
『うーん……』
これは困った。
恥ずかしいのか、あの感じじゃ爺さんは認めようとしないだろう。
だからといって、このまま進むのも駄目だよな。
本当にどうしたものか……んーこの辺に狙いの鉱石が転がっていたりしないのかな?
例えばこの星型の石とかさ。
「……ん? おーい、何止まって……お? その石は……」
爺さんは俺が見ていた星型の石を拾い上げ、腰に付けていた袋からルーペと小さいハンマーを取り出した。
そして、その石を色んな角度から見たり、コンコンと数回叩いたりを繰り返した。
「……うむ、間違いない。これだこれ、この鉱石を探していたんだよ」
『「はあ?」』
嘘だろ!?
それが本当ならとっくの前に見つけていたじゃないか!
「君はすごいな。良く見分けられたもんだ」
いや、これを見落としていたあんたの方がすごいよ。
本当に見分けられる一人なのか? 信じられなくなってきた。
「よし、さっそく工場に戻って加工をしなければ! おっと、君は宿屋は決まっているのかね?」
あ、そういえば宿屋をまだ決めていなかったな。
「いエ。まだ決めていませン」
「そうか、ならワシの友人が経営しているサッギに泊まるといい。その方が完成した時にワシも届けやすいからな」
『……そうしようか』
何故だろう。
疲れない体のはずなのに、ものすごく疲れた気分だ。
「(そうですネ……)。わかりましタ。そうさせて頂きまス」
(この中を歩き回ったのは何だったんだろうね……)
エイラ、それを言わないでくれ。
ますます体が重く感じてしまう。
俺達は爺さんの言われた通り、サッギへと向かい宿泊する事にした。
◇◆アース歴9年 7月8日◇◆
爺さんをサッギで待つこと1日。
夕刻頃に、爺さんは宿屋へとやって来た。
「いやー待たせたな。これを届けてほしいんだ」
爺さんが取り出した物は星型から真ん丸になった石だった。
確かに見た目的に価値があるものとは到底思えない。
何でこんな物をオリバーが必要としているんだろう。
「わかりましタ。お預かりしまス」
「で、オリバー様がいる場所はここだ」
爺さんからメモを渡された。
この書かれている場所にオリバーが居るのか。
「拝見しまス……えッ!?」
『……おいおい、まじかよ』
メモの内容で、爺さんが届けに行きたくない本当の理由がわかった。
オリバーのいる場所は北の大陸にある街【リック】。
つまり港から船に乗り、海を渡らなければいけないという事だ。
まさか、オリバーが別の大陸へ行っていたとは……流石にこれは予想外だぞ。
爺さんの後について行くと、5番と書かれた看板がある炭鉱の入り口前に着いた。
ここで爺さんの言っていた鉱石が採れるのか。
簡単に終わればいいが、どうなるかだな。
「さあ、しっかりワシを守ってくれよ」
爺さんはランプに火をつけ、炭鉱の中へと入って行った。
「はイ、任せて下さイ!」
俺達も爺さんの後を追いかけて炭鉱の中へと入った。
鉱石を運ぶだけあって、通路は広めに掘られているな。
これなら剣を振っても問題はなさそうだ。
『ロックワームが出たら俺が相手をするから、ラティアは力を抜いて身を任せてくれ』
(わかりましタ。お願いしまス)
『エイラはそのままおとなしくついて来てくれよ』
(は~い……つまらないな~)
さて、護衛を頑張りますか。
剣を買ったのにまともな戦闘はしていないからな。
俺の実力の見せ所だ。
『……』
と思ったんが、かなり入り組んだ炭鉱内を歩いてはや数分。
全くロックワームが出て来る気配がない。
本当にこの炭鉱に出没するのだろうか。
『ロックワームなんて出てこないな』
(だね~。あ~しも見た事なかったから、どんな生き物か気になってたのに~)
エイラはロックワームを見た事がないのか。
長生きしていてもそんな事があるんだな。
「(そうですネ……一度お爺さんに聞いてみましょうカ)。あノ、すみませン。ここにロックワームは本当に出て来るんですカ? 全然いる気配が無いんですけド……」
「ワシもこの目で見ているから群れでいるのは間違いない……が、どういう訳か全く姿を現さんな」
ふむ、嘘を付いている様には見えない。
ロックワームの群れがどこかに行ってしまったのだろうか?
「しかし、それはそれでいいじゃないか。こうして進みやすくなっているし……えーと、次は……こっちだ」
まぁ確かに爺さんの言う通り、モンスターなんて出てこない方がいいに越したことはないが……なんだろう、この張り合いの無さは。
『……ん?』
俺はふと地面に落ちている独特な形をしたこぶし大の石に目がいった。
その石はいびつな星型をしていて、先ほど歩いている時もこれと同じ形の石が落ちていた。
ここは炭鉱だから、そんな形をした石が落ちていてもおかしくはないとは思う。
だが、形が瓜二つの石が同じような場所に落ちているとなると話は別だ。
これはもしかして……。
(……アース様。先ほど、ここを通りませんでしたカ?)
ラティアも俺と同じ様に思っているらしい。
『俺もそう感じた』
でも、ここは入り組んだ炭鉱。
同じ様な景色ばかりで通ったと勘違いしているか、爺さんが誤って同じところをもう一回通ってしまっているかもしれん。
とはいえ、念には念を入れておくか。
『エイラ、すまないがその木枠に適当な印をつけてくれないか?』
(ん? 印? ……これでいいの?)
エイラは組んだ木枠に円の形をした印をつけた。
うん、これなら見分けがつくだろう。
『ああ、ありがとうな』
俺の嫌な予感が当たらなければいいが……。
※
さらに爺さんの後について行く事数分。
「……こっちだ」
(……アース様……あれっテ……)
ラティアが木枠に顔を向けた。
嫌な予感が当たってしまったようだ。
『……ああ。3回目だ』
その木枠にはエイラがつけた円の印、そして地面には星の形をした石が転がっている。
間違いない、同じところをグルグルと回っている。
爺さんが先行して歩いているから、てっきり炭鉱内を完全に把握していると思ったんだが……まさか、ロックワームより爺さんの方向感覚に問題があったとはな。
『これは迷っていると思っていいだろうな……』
狙いの鉱石を探していて同じところを通るのならまだわかる。
しかし、爺さんの動きは明らかに目的地へ向かっている感じだ。
そうなると同じところを3回も通るのは迷ってしまっているという事だ。
「(やっぱりそうですよネ……)。あノ~先ほどもここを通ったと思うんですガ……迷ってまス?」
ラティアの言葉に爺さんは足を止めた。
「………………いいや、気のせいだ」
長い沈黙の後、爺さんは一言そう言って進み始めた。
おおい! どう考えても気のせいじゃないっての!
迷ったのなら迷ったと素直に言えよ!
(どうしましょウ。明らかに嘘を言っていますガ)
『うーん……』
これは困った。
恥ずかしいのか、あの感じじゃ爺さんは認めようとしないだろう。
だからといって、このまま進むのも駄目だよな。
本当にどうしたものか……んーこの辺に狙いの鉱石が転がっていたりしないのかな?
例えばこの星型の石とかさ。
「……ん? おーい、何止まって……お? その石は……」
爺さんは俺が見ていた星型の石を拾い上げ、腰に付けていた袋からルーペと小さいハンマーを取り出した。
そして、その石を色んな角度から見たり、コンコンと数回叩いたりを繰り返した。
「……うむ、間違いない。これだこれ、この鉱石を探していたんだよ」
『「はあ?」』
嘘だろ!?
それが本当ならとっくの前に見つけていたじゃないか!
「君はすごいな。良く見分けられたもんだ」
いや、これを見落としていたあんたの方がすごいよ。
本当に見分けられる一人なのか? 信じられなくなってきた。
「よし、さっそく工場に戻って加工をしなければ! おっと、君は宿屋は決まっているのかね?」
あ、そういえば宿屋をまだ決めていなかったな。
「いエ。まだ決めていませン」
「そうか、ならワシの友人が経営しているサッギに泊まるといい。その方が完成した時にワシも届けやすいからな」
『……そうしようか』
何故だろう。
疲れない体のはずなのに、ものすごく疲れた気分だ。
「(そうですネ……)。わかりましタ。そうさせて頂きまス」
(この中を歩き回ったのは何だったんだろうね……)
エイラ、それを言わないでくれ。
ますます体が重く感じてしまう。
俺達は爺さんの言われた通り、サッギへと向かい宿泊する事にした。
◇◆アース歴9年 7月8日◇◆
爺さんをサッギで待つこと1日。
夕刻頃に、爺さんは宿屋へとやって来た。
「いやー待たせたな。これを届けてほしいんだ」
爺さんが取り出した物は星型から真ん丸になった石だった。
確かに見た目的に価値があるものとは到底思えない。
何でこんな物をオリバーが必要としているんだろう。
「わかりましタ。お預かりしまス」
「で、オリバー様がいる場所はここだ」
爺さんからメモを渡された。
この書かれている場所にオリバーが居るのか。
「拝見しまス……えッ!?」
『……おいおい、まじかよ』
メモの内容で、爺さんが届けに行きたくない本当の理由がわかった。
オリバーのいる場所は北の大陸にある街【リック】。
つまり港から船に乗り、海を渡らなければいけないという事だ。
まさか、オリバーが別の大陸へ行っていたとは……流石にこれは予想外だぞ。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
新人神様のまったり天界生活
源 玄輝
ファンタジー
死後、異世界の神に召喚された主人公、長田 壮一郎。
「異世界で勇者をやってほしい」
「お断りします」
「じゃあ代わりに神様やって。これ決定事項」
「・・・え?」
神に頼まれ異世界の勇者として生まれ変わるはずが、どういうわけか異世界の神になることに!?
新人神様ソウとして右も左もわからない神様生活が今始まる!
ソウより前に異世界転生した人達のおかげで大きな戦争が無い比較的平和な下界にはなったものの信仰が薄れてしまい、実はピンチな状態。
果たしてソウは新人神様として消滅せずに済むのでしょうか。
一方で異世界の人なので人らしい生活を望み、天使達の住む空間で住民達と交流しながら料理をしたり風呂に入ったり、時にはイチャイチャしたりそんなまったりとした天界生活を満喫します。
まったりゆるい、異世界天界スローライフ神様生活開始です!
半身転生
片山瑛二朗
ファンタジー
忘れたい過去、ありますか。やり直したい過去、ありますか。
元高校球児の大学一年生、千葉新(ちばあらた)は通り魔に刺され意識を失った。
気が付くと何もない真っ白な空間にいた新は隣にもう1人、自分自身がいることに理解が追い付かないまま神を自称する女に問われる。
「どちらが元の世界に残り、どちらが異世界に転生しますか」
実質的に帰還不可能となった剣と魔術の異世界で、青年は何を思い、何を成すのか。
消し去りたい過去と向き合い、その上で彼はもう一度立ち上がることが出来るのか。
異世界人アラタ・チバは生きる、ただがむしゃらに、精一杯。
少なくとも始めのうちは主人公は強くないです。
強くなれる素養はありますが強くなるかどうかは別問題、無双が見たい人は主人公が強くなることを信じてその過程をお楽しみください、保証はしかねますが。
異世界は日本と比較して厳しい環境です。
日常的に人が死ぬことはありませんがそれに近いことはままありますし日本に比べればどうしても命の危険は大きいです。
主人公死亡で主人公交代! なんてこともあり得るかもしれません。
つまり主人公だから最強! 主人公だから死なない! そう言ったことは保証できません。
最初の主人公は普通の青年です。
大した学もなければ異世界で役立つ知識があるわけではありません。
神を自称する女に異世界に飛ばされますがすべてを無に帰すチートをもらえるわけではないです。
もしかしたらチートを手にすることなく物語を終える、そんな結末もあるかもです。
ここまで何も確定的なことを言っていませんが最後に、この物語は必ず「完結」します。
長くなるかもしれませんし大して話数は多くならないかもしれません。
ただ必ず完結しますので安心してお読みください。
ブックマーク、評価、感想などいつでもお待ちしています。
この小説は同じ題名、作者名で「小説家になろう」、「カクヨム」様にも掲載しています。
踊れば楽し。
紫月花おり
ファンタジー
【前世は妖!シリアス、ギャグ、バトル、なんとなくブロマンスで、たまにお食事やもふもふも!?なんでもありな和風ファンタジー!!?】
俺は常識人かつ現実主義(自称)な高校生なのに、前世が妖怪の「鬼」らしい!?
だがもちろん前世の記憶はないし、命を狙われるハメになった俺の元に現れたのは──かつての仲間…キャラの濃い妖怪たち!!?
ーーー*ーーー*ーーー
ある日の放課後──帰宅中に謎の化け物に命を狙われた高校2年生・高瀬宗一郎は、天狗・彼方に助けられた。
そして宗一郎は、自分が鬼・紅牙の生まれ変わりであり、その紅牙は妖の世界『幻妖界』や鬼の宝である『鬼哭』を盗んだ大罪人として命を狙われていると知る。
前世の記憶も心当たりもない、妖怪の存在すら信じていなかった宗一郎だが、平凡な日常が一変し命を狙われ続けながらも、かつての仲間であるキャラの濃い妖たちと共に紅牙の記憶を取り戻すことを決意せざるをえなくなってしまった……!?
迫り来る現実に混乱する宗一郎に、彼方は笑顔で言った。
「事実は変わらない。……せっかくなら楽しんだほうが良くない?」
そして宗一郎は紅牙の転生理由とその思いを、仲間たちの思いを、真実を知ることになっていく──
※カクヨム、小説家になろう にも同名義同タイトル小説を先行掲載
※以前エブリスタで作者が書いていた同名小説(未完)を元に加筆改変をしています
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる