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5章 迷宮の謎
1話 戦後処理
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「のわああああ! あぁ? へ、陛下!?」
「ニュエロ男爵、久しぶりだの」
シルバンデルク王国の玉座の間。
大勢の貴族や騎士団。宮廷魔術師団など早々たるメンバーが集まる中で突如【絶対領域】から開放されたニュエロ男爵が叫び声を上げて跪いた。
冷徹な表情をした陛下から怒りのオーラがほとばしっている。
雷帝と呼ばれているニュエロ男爵でも流石にうろたえているようで、顔から冷や汗が溢れている。
その様子を見て陛下が少しだけ表情を和らげた。
「ニュエロ男爵、こたびの出兵一体どういった意図があってのことかの?」
「は、ははぁ、私はトレビア伯爵の命によりスターテルの町を攻略するために出兵いたしました」
うなだれながらも正直に話し出す。
トレビア伯爵の寄子(実質部下)であるニュエロ男爵は上司の命令には従うしかないからだ。
「ほう、ではなぜそのトレビア伯爵軍のもとにゴールデンブルグの軍がまじっていたのかは当然知っておろうの」
「そ、それは……」
その後もニュエロ男爵は陛下の質問に素直に答え続けた。
王都シルバーニュに忽然と現れた大軍勢を何とか撃退した後は、情報収集のために捕虜を解放しながら次々と尋問していった。
その結果、やはり北方の雄、ウラル帝国が中心となってこのセントラルリーフ大陸を統一するための侵略戦争を起こしていたことが判明した。
大陸の北西地域を統一したウラル帝国はさらに南を制圧するため、南西諸国にもスパイを放ちシルバンデルク王国を一気に落とそうとしていたのである。
結果、帝国軍の奇襲を辛うじて退けたものの、敵対する戦力があまりに巨大なことが判明し、国王を含めシルバンデルク王国は大きなショックを隠しきれないでいた。
セントラルリーフ大陸は一枚の葉っぱのような形をした大陸で中央を十字に刻むようにセントラル大谷が広がっている。
その大谷を挟んで大陸は大きく北東、北西、南東、南西に四分割されるように分路されているのだ。
そしてウラル帝国は北西区域、シルバンデルクは南西ブロックにある。
南西ブロックには上からシルバンデルク王国、ゴールデンブルグ王国、ブロンドルク王国の三王国が建っている。
この三王国は建国当初から同盟関係にあり、お互いに協力しながら仲良く発展してきた間柄。
それが今回、本当に敵に回っているとすればまさに建国以来最大の危機である。
両王国の戦力が攻めてきているのは事実として、それが国の総意なのか、はたまた一部の者の仕業なのか。そこをはっきりさせねばならない。
また、ゴールデンブルグ王国、ブロンドルク王国だけではなく、他の諸外国にも急いで使者を出し、各国の状況を把握するため、王城はてんやわんやの喧騒に包まれていた。
「あー暇だなぁ」
そんな内情がウソのように、王都シルバーニュ中央にあるケルビン・シルバー邸では平和な空気が漂っていた。
なぜならそんな小難しい話はまったく分からないからだ。
こないだまで食うや食わずのFランク冒険者だった実力は本物だ。
あれからさらに数日程経過し王都にある邸宅で療養と言う名の新婚性活を送っていたケルビンだが、さすがに食って寝てヤルだけの生活を続けていたところ、早々に飽きがきてしまったのである。
いや、バリエーションも多いのでH自体に飽きることなどないのだが、体も完全に回復したためそろそろ冒険者としての仕事をしようと思っていた。
そんな時、久々に公式な来客が訪れた。
「ケルビン様。副騎士団長のタンドリー様がいらっしゃいました」
家宰のノキアスが寝室に呼びに来る。
「おお、ケルビン殿。もうすっかり調子は戻ったようですね」
と同時にタンドリーが笑顔で入ってきた。まったく遠慮のないやつだな。
もし裸でエッチしてたらどうするつもりだったんだ。
「おう、タンドリー、よく来たな」
「ええ、急に来てしまってすいませんね。(Hの)最中だったら申し訳ないなと思ったのですが、興味があったのでお邪魔してみました……残念でしたね」
悪びれずにニヤニヤしながらタンドリーが俺と嫁達を観察して、残念そうな顔をする。
大丈夫。ちょうど風呂に入って落ち着いたところだ。
「さすがにずっとやりまくってる訳じゃないさ。ところで何か用か?」
「陛下から正式に要請がありましてね。ケルビン男爵に地下迷宮の調査をお願いしたく、参上いたしました。これが依頼書です」
タンドリーが依頼書という名の命令書を取り出してみせた。
今回の敵軍撃退の報奨として、ケルビンは男爵に奉じられていた。ただ、これも一代だけの法衣男爵(領地なし)なので肩書きと給料があがっただけなのだが。
「依頼ねぇ、どうするアリエール」
俺はとなりに座っているハイエルフの顔をみた。
「まぁいいんじゃない? 前は探索中に青龍に戻されたけど、もともと最奥まで行くつもりだったしね。しばらく休養して体もなまってきたし、そろそろ動きたいと思ってたのよ」
体を伸ばすようにほぐしながらアリエールは肯定する。どうやらやる気になったようだ。
「そっか、じゃあいっちょ行ってみるか」
「ありがとうございます、ケルビン殿。ではさっそく参りましょうか」
嬉しそうにタンドリーが立ち上がりすぐにでも部屋を出ようとする。
「うんっ!? お前も行くのか?」
「ええ、もちろん! このAランク冒険者でもある副騎士団長のタンドリーがお供させていただきますよ?」
当然でしょう、といった表情で自身満々に胸をはる。
「いらない!」
「いらないわ!」
「え、ええっ!? そんなぁ」
俺達二人から即答で断られたタンドリーは、来たとき時とはうって変わって、さみしそうにトボトボとお城へ歩いて戻っていった。
「ニュエロ男爵、久しぶりだの」
シルバンデルク王国の玉座の間。
大勢の貴族や騎士団。宮廷魔術師団など早々たるメンバーが集まる中で突如【絶対領域】から開放されたニュエロ男爵が叫び声を上げて跪いた。
冷徹な表情をした陛下から怒りのオーラがほとばしっている。
雷帝と呼ばれているニュエロ男爵でも流石にうろたえているようで、顔から冷や汗が溢れている。
その様子を見て陛下が少しだけ表情を和らげた。
「ニュエロ男爵、こたびの出兵一体どういった意図があってのことかの?」
「は、ははぁ、私はトレビア伯爵の命によりスターテルの町を攻略するために出兵いたしました」
うなだれながらも正直に話し出す。
トレビア伯爵の寄子(実質部下)であるニュエロ男爵は上司の命令には従うしかないからだ。
「ほう、ではなぜそのトレビア伯爵軍のもとにゴールデンブルグの軍がまじっていたのかは当然知っておろうの」
「そ、それは……」
その後もニュエロ男爵は陛下の質問に素直に答え続けた。
王都シルバーニュに忽然と現れた大軍勢を何とか撃退した後は、情報収集のために捕虜を解放しながら次々と尋問していった。
その結果、やはり北方の雄、ウラル帝国が中心となってこのセントラルリーフ大陸を統一するための侵略戦争を起こしていたことが判明した。
大陸の北西地域を統一したウラル帝国はさらに南を制圧するため、南西諸国にもスパイを放ちシルバンデルク王国を一気に落とそうとしていたのである。
結果、帝国軍の奇襲を辛うじて退けたものの、敵対する戦力があまりに巨大なことが判明し、国王を含めシルバンデルク王国は大きなショックを隠しきれないでいた。
セントラルリーフ大陸は一枚の葉っぱのような形をした大陸で中央を十字に刻むようにセントラル大谷が広がっている。
その大谷を挟んで大陸は大きく北東、北西、南東、南西に四分割されるように分路されているのだ。
そしてウラル帝国は北西区域、シルバンデルクは南西ブロックにある。
南西ブロックには上からシルバンデルク王国、ゴールデンブルグ王国、ブロンドルク王国の三王国が建っている。
この三王国は建国当初から同盟関係にあり、お互いに協力しながら仲良く発展してきた間柄。
それが今回、本当に敵に回っているとすればまさに建国以来最大の危機である。
両王国の戦力が攻めてきているのは事実として、それが国の総意なのか、はたまた一部の者の仕業なのか。そこをはっきりさせねばならない。
また、ゴールデンブルグ王国、ブロンドルク王国だけではなく、他の諸外国にも急いで使者を出し、各国の状況を把握するため、王城はてんやわんやの喧騒に包まれていた。
「あー暇だなぁ」
そんな内情がウソのように、王都シルバーニュ中央にあるケルビン・シルバー邸では平和な空気が漂っていた。
なぜならそんな小難しい話はまったく分からないからだ。
こないだまで食うや食わずのFランク冒険者だった実力は本物だ。
あれからさらに数日程経過し王都にある邸宅で療養と言う名の新婚性活を送っていたケルビンだが、さすがに食って寝てヤルだけの生活を続けていたところ、早々に飽きがきてしまったのである。
いや、バリエーションも多いのでH自体に飽きることなどないのだが、体も完全に回復したためそろそろ冒険者としての仕事をしようと思っていた。
そんな時、久々に公式な来客が訪れた。
「ケルビン様。副騎士団長のタンドリー様がいらっしゃいました」
家宰のノキアスが寝室に呼びに来る。
「おお、ケルビン殿。もうすっかり調子は戻ったようですね」
と同時にタンドリーが笑顔で入ってきた。まったく遠慮のないやつだな。
もし裸でエッチしてたらどうするつもりだったんだ。
「おう、タンドリー、よく来たな」
「ええ、急に来てしまってすいませんね。(Hの)最中だったら申し訳ないなと思ったのですが、興味があったのでお邪魔してみました……残念でしたね」
悪びれずにニヤニヤしながらタンドリーが俺と嫁達を観察して、残念そうな顔をする。
大丈夫。ちょうど風呂に入って落ち着いたところだ。
「さすがにずっとやりまくってる訳じゃないさ。ところで何か用か?」
「陛下から正式に要請がありましてね。ケルビン男爵に地下迷宮の調査をお願いしたく、参上いたしました。これが依頼書です」
タンドリーが依頼書という名の命令書を取り出してみせた。
今回の敵軍撃退の報奨として、ケルビンは男爵に奉じられていた。ただ、これも一代だけの法衣男爵(領地なし)なので肩書きと給料があがっただけなのだが。
「依頼ねぇ、どうするアリエール」
俺はとなりに座っているハイエルフの顔をみた。
「まぁいいんじゃない? 前は探索中に青龍に戻されたけど、もともと最奥まで行くつもりだったしね。しばらく休養して体もなまってきたし、そろそろ動きたいと思ってたのよ」
体を伸ばすようにほぐしながらアリエールは肯定する。どうやらやる気になったようだ。
「そっか、じゃあいっちょ行ってみるか」
「ありがとうございます、ケルビン殿。ではさっそく参りましょうか」
嬉しそうにタンドリーが立ち上がりすぐにでも部屋を出ようとする。
「うんっ!? お前も行くのか?」
「ええ、もちろん! このAランク冒険者でもある副騎士団長のタンドリーがお供させていただきますよ?」
当然でしょう、といった表情で自身満々に胸をはる。
「いらない!」
「いらないわ!」
「え、ええっ!? そんなぁ」
俺達二人から即答で断られたタンドリーは、来たとき時とはうって変わって、さみしそうにトボトボとお城へ歩いて戻っていった。
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