【R18】黒のエリアマスター

shinko

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第一章 はじまりの町

12話 セリーとデート 2

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 セリーを裸にして自分も浴衣を脱いだ。

 じっくりと見たセリーの裸には、そこらじゅうに細かな傷跡があった。

 角ウサギにやられたのだろう。俺にも同じような傷跡があるのだ。

「角ウサギか」

「そうなの。嫌になっちゃうわ」

 自分の傷跡を見ながらため息をつくセリー。

「俺もほら」

 体の傷跡を見せた。冒険者なら必ずある。無傷のやつなどいないのだ。

「そうよね。Dランクになる位の実力でもやっぱり同じなのね」

「ああ、最初は皆同じだよ」

「あたしもケルビンさんみたいになれるかしら」

「装備さえきちんとしていればEランクにはなれるよ。一日100ドロル銀貨一枚稼げるようになれば、十分やっていけるだろう。俺を楽しませてくれれば、良い装備を揃えてやる」

「うん。期待してるわ。でもどうしたらいいのかわからないのよ」

 困った顔をするセリー。

 そうだよな。初めてだもんな。ここは俺がリードしなくては。

 セリーを抱きしめてキスをした。

 湯上りの上気した肌が、汗ばんで色っぽい。ホカホカだ。

 優しく倒してベッドで抱き合う。

 すでに息子はビンビンだ。

 おっぱいを揉んで舐める。スベスベで柔らかい。恥ずかしそうにしているが可愛い声がでる。

「あん♡ うん♡ 恥ずかしい」

 真っ赤な顔で恥じらうセリー。メチャメチャ可愛い。

 たまらず抱きしめて大人のキスをする。小さな薄い舌をベロベロする。自然な甘さだ。子供のような可愛い舌だ。セリーも積極的に絡めてくる。幸せな気持ちが沸き上がって来た。

 セリーの扉が濡れてきている。俺の息子とこすれているのだ。初めてでもちゃんと濡れるんだ。

 不思議だな。

 セリーの扉付近はツルツルだった。毛がないのだ。

 おっぱいから腰に行って、あそこをじっくりと観察する。綺麗なピンク色だった。

 思わずなめる。

「やっそんなところ、舐めたらダメ!」

 セリーが抵抗する。

「いいんだよ。心配するな。セリーの味がする」

 構わずベロベロ舐める。美味しくはないが不思議な感じがする。

「あんっ♡ やんっ♡ もうっんっあっなっんあんかっ何かへんになってきたんっ♡」

 セリーも気持ちいいのだろう。嬉しそうに悶える。

 ここにティンコを入るのか。これは気持ちよさそうだ。

 ぬるぬるのアソコの穴に、ゆっくりと慎重に指を入れてみる。

「んーーー♡ 何か入った。気持ち、いい」

「そうか。じゃあ。大丈夫かもな」

 しばらくほぐすように広げたが大丈夫そうだ。もうビンビンなので息子をこする。

「うんっ♡ いけるかも。何か来てほしい気がするの」

 俺の顔を見つめて可愛い事を言うセリー。ではいくか。

 息子を入口に押し当ててぬるぬるさせると頭を少し中に入れた。

「うんっーーー!」

 セリーの足に力が入った。

「痛いか」

「すっ少し痛い・・・・・・けど大丈夫」

 真っ赤な顔で微笑むセリー。もうたまらん。一気にいく。

 ニュルンヌググググ。

 ものすごい圧迫感と熱さと粘膜の感覚が、快感として押し寄せた。

「いっっぐぐ! うん。ふうっふうっ入った?」

 涙目で俺の顔を見るセリー。

「ああ、入ったよ。気持ちいい」

 力を入れながらも何とか力を抜こうとしているセリー。

 いじらしくて可愛い。愛しさがこみあげてきた。

 二人で抱き合いながら快感を味わう。

 セリーは痛みに耐えているだけだろうが、時折嬉しそうな声もあげる。

 俺もすぐに放出への欲求が押し寄せる。

「セリー。いくよ」

「うん。ケルビンさん。大好き」

 突然の告白に一気に込上げた切なさをセリーの中に大放出した。

 ものすごい快感が押し寄せては流れていった。

 感動してセリーをキスして抱きしめる。

「気持ちよかったよ。セリー」

「ふふふ。良かった。こんなに色んな経験をさせてもらって、あたし、ケルビンさんで本当に良かった」

 涙をこぼしながら笑うセリー。

 ぐっときた。

 だがこれは初めてだからだ。

 初めては重要なのだ。何せこれしか経験が無い。

 これが全てだと思ってしまうのだ。 


 何度か経験すれば気づくのだ。

 皆、一緒だと・・・・・・。

 だが、俺も気持ちはセリーと同じだった。大好きだ。と、愛しいな。と思う気持ちだ。

 やはりプロとは全然違う気持ちだった。

 心の満足感がまるで違った。

 ゆっくりと息子を抜いて、優しくセリーを拭いたあと、俺達はイチャイチャしながら少し寝た。

 宿の夕食を楽しんだ後に、もう一度セリーと天国へ行き、風呂に入ってぐっすりと寝た。

 翌朝、朝食を食べた後、宿を出る。

「どうだ。セリー。まだ痛いか」

「まあね。まだケルビンが入ってる気がするけど大丈夫よ。問題ないわ」

「はははっ。女は最初は痛いから可哀そうだな。まあ、すぐになれるだろう。約束通り、装備を一式プレゼントするよ。武器屋に行こうか」

「うん。ありがとう。何を買ってくれるのかしら」

「さあ、どうだろうな。それよりも服が必要だろう。その服はもう限界だぞ」

 今日も薄汚れた服を着ている。替えの服もボロボロなのだ。

「そうね。もしかして服も揃えてくれるの?」

 期待する目で俺の顔を見る。腕を組んでおっぱいを押し付けてねだる。

「ああ、そうだな。二着はいるだろう。まず服屋に行くか」

「やったー。流石Dランク様は違うわね。有難く頂戴いたします」

 ご機嫌なセリーと一緒に服屋へ行って、適当な服を二着と下着も全部一新した。それでも350ドロル程だった。

 ついでに自分の服も少しいい物高級な布の服を買っておいた。全部で1000ドロル大銀貨一枚だ。

 高級な服に着替える。セリーもその場で新しい服に着替えた。大喜びだ。

 俺の残りの服は【絶対領域】で小さくして革袋に入れた。革袋も小さくしてポッケに入れる。これで手ぶらだ。 

「そんな事ができるのね。ケルビンさん。それで荷物が無かったのね。おかしいと思ったのよ」

 セリーが感心した。

「ふふふ。まあな。便利だろ」

 少し自慢げだ。

 次は二人で武器屋に入る。

「いらっしゃい。今日は何が良かったでしょうか」

 武器屋のおっさんがニコニコしながら寄ってくる。こいつこんなに愛想が良かったか?

 はっそうか。高級な服のせいか。

 新品の服で金持ってそうに見えるのだ。なるほどね。やっぱり商売人もプロなんだな。

「今日はこの娘に合う装備を一式揃えてやりたい。Fランク冒険者で槍を使ってたんだ。やっぱり槍がいいのかな」

 おっさんに聞く。

「そうですね。ええ。槍の方がリーチもあるし、角ウサギを狩るくらいでしたらその方が良いでしょう」

 おっさんがセリーを見ながら答える。まあ、そうなるか。

「だよな。おすすめは鉄の槍かな」

「そうですね。予算が許せば鉄の槍なら間違いないでしょう。後はハーフレザーセットでしょうかねぇ」

 嬉しそうにおっさんが話す。

「ああ、そうしよう。あとバックラーみたいなのはないかな。槍でも使える手についたような奴があるだろう」

「そうですね。確かにあるにはあるのですが、体格的に難しいかもしれません。籠手がシールドのように少しふくれているタイプがあるのですが、そちらの方がいいかもしれません」

「そうか。そうだな。じゃあ。それで行こう。セリーに合う物があれば何でも合わせてやってくれ」

「はい。わかりました。ではセリー様。お体に合わせますのでこちらに来て頂けますか」

「はい。お願いします」

 奥に行き、セリーに合うサイズの武器、防具を揃えた。

 鉄の槍(小)1000ドロル ハーフレザーアーマーセット(小)1000ドロル ガード付き籠手(小)500ドロル 軽革のブーツ(小) 300ドロル 合計2800ドロルだ。


 ついでに俺も軽革のブーツ300ドロルとシールド付き籠手500ドロル 革のベスト300ドロルを買い1100ドロル

 合計3900ドロル。少し値引きしてもらい3800ドロル払った。

 おっさんが喜んで装備を入れる袋をオマケで二つくれた。

 サービスで解体ナイフも二つくれた。セリーも持ってなかったようだ。

 セリーと分けた。

「ありがとうございました。また、是非お越しください」

 深々と頭を下げるおっさん。

 今後のメンテナンスもしてくれるらしい。ちゃんとした武器屋のようだ。

「これからはセリーの面倒を見てやってくれ」

 おっさんに頼んで手を振って店を出た。

「ありがとう。ケルビンさん。これならあたしでもやっていけるわ。Eランク以上の装備を整えてもらえるなんて夢のようよ。ううん。昨日からずっと夢をみてるようだわ。怖い位よ」

 うるうるした目で俺を見るセリー。今もフル装備だ。もう狩りに行って試したいだろう。冒険者なら皆そうなる。

「俺もセリーに会えて良かったよ。初めてを全部貰えて幸せになった。ありがとう。でももう売りはやめてくれ。これ、料金と俺の気持ちだ。楽しかったよセリー。俺も夢心地だった」

 セリーの手に銀貨三枚300ドロルを握らせた。 

「本当にありがとう。ずっと一緒・・・・・・いえ。うん。また会えると嬉しいわね」

「そうだな。その時はまた買わせてくれ。俺だけにはな」

「ふふふ。そうね。特別にね。待ってるわ」

「ああ、頑張って、お互いに良い冒険者になろう」

 セリーをぎゅっと抱きしめて、別れのキスをした。

 少ししょっぱい味がした。
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