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12:頭を抱えるメディばぁ
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受付に行くと男が受付嬢に羽交い絞めにされて床に押し付けられていた
男が持っていた藍染の製品はネックウォーマーで、アリアがブランドマークとして付けた【藍】と漢字で書いた刺繍が施してあるのと、マーキングが付いているのを確認した
「この人に売ったものじゃぁ無いね」
「そんな事どうしてわかるんだ、それは俺が買ったものだ」
「はぁ・・・これには本人限定の付与が施されてるんじゃよ、他の人間は使えないんじゃ」
「バカも休み休み言え、こんな安いものに付与なんてしてある分け・・・まさか」
メディばぁの困った顔を見た男はそれが本当の事だと気が付いた
「そんなばかな・・・」
「転売禁止の独自魔法まで施してある、ま売っても使えんないんじゃがな」
しばらくすると憲兵が来た、私の売った商品の被害届が幾つか出ていて、その中に該当者がいて、商品は買った本人に戻って行った、たまたまネックウォーマーを外した時に襲われたらしい、他にも襲われた人は多かったが、身に着けていた人は奪われなったし怪我もしなかったそうだ、防御がすごかったらしい・・・いやぁ自分の才能が(女神に貰った力)おそろしい・・・にや
その後、私の製品はギルドで販売されることになり、私の露店売買の楽しみは消えた、でもギルド直営店に週に一度売り子として立たせてもらえることになり、少しは気分が晴れた
「売るものは、一度ギルドで検討するので、売る前に見せてもらえるかい」
「あんまり高くしたくないなぁ」
「そう思うのなら、でたらめな付与付きの物は作るんじゃないよ」
「・・・分かったよ・・・」
口をとがらせて不満げにしてみたが、頭を抱えるメディばぁを見て、
「ちょっと考えて見る」
「頼むよ」
男が持っていた藍染の製品はネックウォーマーで、アリアがブランドマークとして付けた【藍】と漢字で書いた刺繍が施してあるのと、マーキングが付いているのを確認した
「この人に売ったものじゃぁ無いね」
「そんな事どうしてわかるんだ、それは俺が買ったものだ」
「はぁ・・・これには本人限定の付与が施されてるんじゃよ、他の人間は使えないんじゃ」
「バカも休み休み言え、こんな安いものに付与なんてしてある分け・・・まさか」
メディばぁの困った顔を見た男はそれが本当の事だと気が付いた
「そんなばかな・・・」
「転売禁止の独自魔法まで施してある、ま売っても使えんないんじゃがな」
しばらくすると憲兵が来た、私の売った商品の被害届が幾つか出ていて、その中に該当者がいて、商品は買った本人に戻って行った、たまたまネックウォーマーを外した時に襲われたらしい、他にも襲われた人は多かったが、身に着けていた人は奪われなったし怪我もしなかったそうだ、防御がすごかったらしい・・・いやぁ自分の才能が(女神に貰った力)おそろしい・・・にや
その後、私の製品はギルドで販売されることになり、私の露店売買の楽しみは消えた、でもギルド直営店に週に一度売り子として立たせてもらえることになり、少しは気分が晴れた
「売るものは、一度ギルドで検討するので、売る前に見せてもらえるかい」
「あんまり高くしたくないなぁ」
「そう思うのなら、でたらめな付与付きの物は作るんじゃないよ」
「・・・分かったよ・・・」
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「ちょっと考えて見る」
「頼むよ」
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