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25;ミミリィとレレミィ-2(外堀埋められて逃げられない)

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「はぁ~」
溜め息を吐きながら引きずられるように屋敷に着いた。
「旦那様と、お客様が応接室でお待ちです」
「お客様って誰?」
「お会いになれば解ります、そそうの無い様にお願いします」
「そんな凄い人?王家の馬車が止まってたよね・・・・」
「・・・・」

(黙らないでほしい、それにジークライドの緊張が半端ないのが分かる、ジークライドをここまで怯えさす存在って・・・)

応接室の扉の前に来た、その気配でジークライドが怯える人物が分かった
「王妃様?」
「さすがです坊ちゃま・・・」

「それにこの気配は・・・・・帰っていいか?」
「なりません!坊ちゃまが何処で王家と知り合いになったかは存知あげませんが、子爵家の存亡がかかっています!」
「大げさな・・・・やっぱ帰っていいか?」

がしっと腕を掴まれ、応接室の扉を開けるジークライドだった。
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