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14章;「ロッド」BLじゃないはず

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(ロッドは、ロイに自分が手を出したものしか食べない様に言われている、毒の鑑定はロイのほうが上だからだ)
「お酒も、程ほどにしたほうがよろしいですよ、それも私が良いというものしか飲んではいけません」

ロッドになって久しぶりに酔うという体験をした、
それでも屈強な男どもに負けることは無いが、吐くまで飲んだのは前世以来だった

案内された部屋に入ると、色鮮やかな絨毯に王が座り 
その周りを重鎮達が円になって座って要る、一角空いている所があり、そこに案内された

「よくぞ参られた、ロッド・ロード・レオン殿、座られよ」
「お招きありがとうございます」
お辞儀をして、あぐらをかくように座る

「さて、依頼の物どうだろうか?出来そうか?」
「それですが、この<眼鏡探知機>ですが、それを対象を人にして捜索範囲を拡大と言うことですが、研究者は人にはこの構造では無理だそうです、印(しるし)は汗やシャワーなどで落ちますし、捜索も10メートルが限界だそうで、ご期待に応えられず申し訳ありません」

<眼鏡探知機>
そのままの意味で、眼鏡を探す魔法具、よく眼鏡どこ行ったと探すお年寄りが多いため、先に印のつけた眼鏡が、魔法具の表面に自分中心に場所が点で写る道具、殆ど冗談で作ったのだが・・・・結構売れた

魔法のサーチ、よくアカネが使っているが普通の魔法使いは使えない、そういう認識が無いのだ、
父も母親も仕えなかったが、ゲームのマップ感覚が無いと無理で、母は教えたら使えるようになったが、父は無理だった、想像出来ないのだ、素質はSランクなら有るのだが
向こうに何かいる、程度ならある程度のレベルの者なら出来る

この国のSランククラスがことごとく居なくなり、かなり焦っているのが分かった、何を探そうとしてるのか明らかだが、印(しるし)を最初に付けとかないと意味が無いのだが・・・


「そうか、引き続き研究をお願いできるか?資金なら出す」
「かしこまりました、資金援助は結構ですので、もし完成した時に色を付けていただければ結構です」
「そうか、その他のはどうだ?」
「申し訳ありません、犯罪に使われそうなものは、お断りいたしております、呪術を使えるようになる魔法具など、呪術のなんたるかもよく分からないのに無理ですし、犯罪の臭いがするのですが、どうするおつもりですか?」
(なんでこんなにストレートな依頼してくるんだ?馬鹿か?こいつら)
「犯罪など・・・昔からの我が国伝統のものなのだが、使い手が居なくなってな、伝統の復活のためにお願いしただけだ、そうか無理か」
(アカネなら作れるけどね、ロベルトに渡したあれを使えば・・・でも作る意味ないし)

「砂漠の緑化と水を生み出す魔法具は完成しそうですので、見積もりと工期を後日ご連絡致します、かなりの値段になりますが大丈夫ですか?」
「それは、吉報じゃな、お金は問題ない」
(本当か?未払いがまだあるんだがな・・・)

「では、商談はこれくらいにして、宴じゃ」
王がそう言うと料理とお酒が運ばれてきた
ロイに緊張が走ったのが伺えた
(わたしでも分かるものが2皿か、毒ではなさそうだ・・・なんだろう?)
「ロッド様、食べていいのは左の生のフルーツ盛り合わせのみです、お酒は全部だめですね・・・困りました」
(飲むのが無い、食べる者が無い)

「さぁ乾杯!」
飲むふりをして口に入れずに瞬時にお酒を移転させていた
「ロッド様?どうぞ!」
何時の間にか肌もあらわな女の子たちが横に座っていた
そして軽快な音楽と共に露出の高い衣装で踊りだす踊り子たち
(この外と内の差、どうかね~、横の娘はどう見ても13歳くらい?、子供じゃん)
身体を摺り寄せてお酌をして来た、
(子供にそんなことされても、ロリじゃ無いからそんな気にならないな、父親感覚になってしまう)

そういえば、接客中に変な質問してきた奴がいたな
「副社長さんはどんな女の子が好みで?」
そうちょっとガラの悪いおじさんが言ってきた、他の国から来たが女の子が居なくてつまらない話からそうなった
「そうですねぇ丸顔で可愛い感じの子で、年下がいいですね、成人少し前(17~19歳、前世感覚)くらいですかね」
「丸顔で可愛い感じの成人少し前(13~15歳、今世感覚)ですか?」
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