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13章;「アカネ」 男 「ロッド」になる

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「ところでアカネ様、私もお呼びになって何事でしょうか?」
二人の話を黙って聞いていたセバスが言った
「それにその子供の眷属は?」
「はじめまして、アカネ様の眷属として生まれました、ロイ・コウガです、隠密偵察重視でアカネ様いわく<忍者>です、13歳となっております」

応接室にある大きなソファ、長椅子2客と短い椅子2客
長椅子のひとつにアカネ、右の短い椅子にセバスチャン
向かいの長椅子に、ルナ、左の短い椅子にロイ

「従者として、付いてもらおうと思って、」
「私ではだめだったのでしょうか?」
ルナが寂しそうに言った
「アカネの時はルナにお願いするよもちろん」
「「「「・・・?アカネの時?・・・」」」

「男のロッド・ロード・レオンに付いてもらう」
「アカネ様?男のとは?」
「百聞は一見に如かず」

アカネの姿が光に包まれる光のシルエットが、アカネより大きくたくましく変わる
光が収まるとそこには美丈夫な男性がいた

3人は言葉が出なかった

見た目は22歳くらいの身長180の細マッチョな男性
髪は銀髪(シルバーブロンド)で目は透き通るような青、耳につけた青い縦長の宝飾のピアスがさらに美しさを際立たせていた
「男・・・見た目だけ変えたわけじゃないですね、本当に男の人に・・・」
「一度男になってみたくて、スキルは望むもの全てだから出来るかな?と思ったら出来た
さすがに髪の色と目の色は魔法で変えてる、そのままいじらないとツートンと赤い目でさ、ばれたら嫌だからね、子供も作れちゃうよ!」
「口調はどうにかなさったほうがいいと思いますが、しかしよく思いつきますよね、子供もって・・・作るんですか?」
「ルナ、試してみる?」
「ご冗談をアカネ様、いえロッド様、それに私は子供は産めませんし」
「体は改良出来るよ、セバスは普通の魔族と一緒だから良い人いたら結婚してもいいよ、ロイは悪いけど成長遅いと思う、でも良い人居たら紹介してね、家族なんだから」
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