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11章;「アカネ」家を建てる

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「アカネ様は飲んでます?」
「飲んでるよ~さっきエールをジョッキで3杯一気飲みしてきた、酔わないのよね私・・」
「私がアカネ様を介抱・・・」
「ありえないわね~お酒は美味しいから飲むけどあくまで味を楽しんでるわ」
そう言ってロベール王子の元を離れた

「ご苦労様」
でんとエールを5杯運んで人相の悪い連中の下に来たアカネ
「女神様・・・お疲れ様です、ありかとうございます」
めちゃくちゃ丁寧に挨拶してくる連中に苦笑いするアカネ
「でさ、あなた達これからどうするの?暗殺業廃業するの?」
「女神様にお使えしたいです、あなたが黒幕を処分して来いと言われたら即座に処分して来ます」
「それはいいよ、自分でするから、せっかく改心したのに・・・」
「「「「「「お願いします!あなたの元で働きたい、この気持ちどうしようもないのです、自分達でも分らない、この感情どうしようもないのです」」」」」」
「まるで恋してるみたいだな」
ロベール王子が後ろから近づいて言った
「王子・・・」
「「「「「そんな下世話な感情ではありません!!」」」」」」
否定を全力でしてきた、その様子に二人はかなり引いた
「僕として、いえ、いっそのこと奴隷契約でもかまいません、どうかおそばに居させてください」
【ルナ】:彼らのステータスが・・・称号に
 現生女神の崇拝者
<アカネのためなら何でもする、恋愛感情では無い>

(・・・・・称号に注意書き始めてみた・・・・いらない・・・けど・・・)
【ルナ】:アカネ様?

「分ったわ、社員として雇ってあげる、その代わり私に無断で暗殺、偵察、脅し、はしないこと、そして制服支給するから、ひげそり、散発、毎日のお風呂必ずして笑顔を絶えないようにして、清潔感のある姿になること、胡散臭い姿の人は即解雇とします!傷跡も消してあげるから好青年に見えるように努力すること!」
「「「「こ・好青年?・・・・はい!ありがとうございます」」」」」
泣き出す人相の悪い連中だった
「で、何人いるの?」
「5人6部隊30人です」
「・・・・え?そんなに居たの?」
驚いたのは王子だけだった
「いつも街に居ると私の周りに5人護衛のつもりかな?、私に認識させるため冒険者ギルドに常に5人、後は冒険者として小金稼ぎかな?」
「その通りです、さすがです」
「統率者は?」
「黒の暗殺者統率、ギンバレットと申します」(レベル60max,知力レベル55)
「左腕:ブルドル」(レベル58,知力レベル50)
「右腕:ザイード」(レベル59,知力レベル50)
「補佐:ジャック」(レベル50max,知力レベル50)
「会計:カイン」(レベル45、知力レベル60max)
(幹部5人か強いな)

【ルナ】:30人は多いですね、王都に店舗3店でしょう?余りますけど
(店番は可愛い子じゃないとね、やはり可愛い女の子と見た目のいい男の子よね、配送と工房もあるから、後行商も考えてるし)

打ち上げは楽しく終わり作業員と屋台は次の日移転魔法陣を使って街に帰って行った。

そして改めて知人を呼んでのホームパーティを1ヶ月後行った
1ヶ月かかったのは

「お招きありがとう」
受け付け嬢とマーベルギルド長がアカネに挨拶をする
「しかし凄いメンバーね」

呼んだのは
エリザベート第一王女夫妻
フィンセント・サンジェルマン公爵嫡とそのお友達(ロベール第2王子)
ゲッディズ ギルド長ギンガットと受付嬢アマリリス
王都 ギルド長マーベルと受付嬢ガーネット
後はsランク冒険者など、竜退治で一緒に行動した騎士達
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