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5;セイラ フィーメイル アレキィル女王

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「女王陛下、手を見せていただいてもよろしいでしょうか?」

「近くに来て何をしようと言ううのか!」

従者が色めきだった。

「よい、近くに来るがよい」

ゆっくりと近づく、先に隣に居た聖女の元に行くと、まだドームの中にある鞘に手を掛ける。
パーン!とドームがはじけて、鞘が聖羅の手の中にあるのが見えた、黒いもやみたい物が見えたが、それ以上何も起こらない。

「手を、酷いですね・・・」

鞘の宝石に手をかざすと宝石が光る。
みるみる手が治って行く。

「・・・」
「約束です、ルースに連絡して私たちを元の世界へ戻してください」

「・・・条件付きと行ったはずだ、6か月後に闘技大会が開かれるそれに優勝すれば考えてやろう、それとその間、私の配下として働いてもらう、それが条件だ」
「・・・分かりました」
「そなたの仲間は貴賓として迎賓館で歓待しよう」

「女王陛下・・・」

従者が困った顔をしている

「命令だ!」
「はっ、かしこまりました」

従者が軽く腰を折って従う仕草をする

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