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2;最強の婚約者

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諜報員詰所に来ると
鍵を掛けられた

暗い小さい部屋に連れて行かれると
そこにある窓から間宮まみや麗華れいかが、
顔を腫らして、ぐったりとベットに横たわっているのが見える。

「結構酷くやりましたね・・・」
「死なない位にな」
「・・・捕虜の扱い的には不味くないですか?」
「捕虜ではない、スパイはそれに入らないんだ・・・いやに冷静だな」
「そうですか?実家によく襲撃に来る輩が居ましてね・・・家の護衛が黒幕を吐かせるのに結構酷い事をしてたの見たことあります、まだ可愛いものですよこれくらい・・・爪ありますもん・・・で?僕に何の用です?」
「・・・・・爪って・・・お前のやり方であいつを吐かすことは出来ないか?」
「僕ですか?僕、痛めつける拷問は好きじゃないんですよね・・・」

「・・・他の拷問があるのか?」

「ありますよ・・・彼女なら効くと思いますが・・・」
「やってみてくれ」
「・・・カメラを止めて、見ないと約束してくれるのなら」
「それは、出来ない証拠がいる」
「自白の部分だけの音声じゃだめですか?」

「そんなヤバいことするのか?」
「えーとすることは  (いや@ん)とか(あはーん)とかなので」
耳 打ちすると諜報員は顔を赤くした
「大丈夫、最後までしませんから、そんなことしたら婚約者に彼女殺されます」
「・・婚約者居るのか・・・お前じゃなくて、相手が殺されるんか!?」
「わかった・・・」
「でも、皆には内緒でお願いしますね」
 
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