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その85.「タカ」と「ワシ」の区別

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 前回、「霧」と「もや」について取り上げましたが。 

 ちなみに、逆に「違っているようで、違っていない」ものは、「ぼたもち」と「おはぎ」。

 諸説ありますが、このふたつは、内容的には一緒で、何が違うかというと、作る時期だけ。

「ぼたもち」は「牡丹」の時期、つまり「春」。元は「ぼたんもち」と言われていたらしいです。
「おはぎ」は「萩」の時期、つまり「秋」。こちらも、「おはぎもち」と言われていたそうです。
 地方によっては、使っているお米の種類や、あんこの種類で分けているところもあるようですね。

 もうひとつ、「違っているようで、違っていない」ものは、鳥の「タカ」「ワシ」の区別。

 実は、両方とも鳥類の区分上で言うなら、タカ目タカ科。
 
 何が違うかというと、大きさで呼び分けています。
 
 体が大きい方が「わし」。中型から小型のものを「たか」と呼びます。

 中には、ワシだけど小さめなカンムリワシがいたり、タカだけど大きめなクマタカなど、例外はあるようですが。

 もっと、鳥関係にくワシい人、どなタカいらっしゃいますか?(ダジャレオチ)
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