風華鬼伝承

風で華ビラが舞い 星が流れる夜 二人は生まれた



時代時代に時折現れる、身体の何処にも鬼の紋様を持たない純白の角の鬼​

ソレは〝かつての災厄〟から鬼達を結界で護り、鬼だけの世界を創った

彼らはソレを代々神と崇めていた

​ 

人間と鬼が分かたれる事となった今、鬼だけの世界で​ 

歌姫にして武術に優れた乙女――夜亜芽(よつめ)、鬼としての角を持つ何者にも関心を持たない少年――現(うつつ)

​ 

二人が星を回す時、この世界に何が起こるのだろうか?

​ 

色によって階級が生まれたここで​

人間に惨殺される〝かつての災厄〟から無くなった世界で​ 

彼らの〝生きる物語〟が、今始まる――

​ 

風華鬼伝承(カザハナオニデンショウ)

​ 

ソレは夜亜芽と現(うつつ)が紡ぐ、華舞う伝承歌

​ 

二人は、知らなかった〝愛〟を知る――
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,376 位 / 193,376件 キャラ文芸 4,384 位 / 4,384件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

生贄の花嫁~鬼の総領様と身代わり婚~

硝子町玻璃
キャラ文芸
旧題:化け猫姉妹の身代わり婚 多くの人々があやかしの血を引く現代。 猫又族の東條家の長女である霞は、妹の雅とともに平穏な日々を送っていた。 けれどある日、雅に縁談が舞い込む。 お相手は鬼族を統べる鬼灯家の次期当主である鬼灯蓮。 絶対的権力を持つ鬼灯家に逆らうことが出来ず、両親は了承。雅も縁談を受け入れることにしたが…… 「私が雅の代わりに鬼灯家に行く。私がお嫁に行くよ!」 妹を守るために自分が鬼灯家に嫁ぐと決心した霞。 しかしそんな彼女を待っていたのは、絶世の美青年だった。

鬼の頭領様の花嫁ごはん!

おうぎまちこ(あきたこまち)
キャラ文芸
キャラ文芸大会での応援、本当にありがとうございました。 2/1になってしまいましたが、なんとか完結させることが出来ました。 本当にありがとうございます(*'ω'*) あとで近況ボードにでも、鬼のまとめか何かを書こうかなと思います。  時は平安。貧乏ながらも幸せに生きていた菖蒲姫(あやめひめ)だったが、母が亡くなってしまい、屋敷を維持することが出来ずに出家することなった。  出家当日、鬼の頭領である鬼童丸(きどうまる)が現れ、彼女は大江山へと攫われてしまう。  人間と鬼の混血である彼は、あやめ姫を食べないと(色んな意味で)、生きることができない呪いにかかっているらしくて――?  訳アリの過去持ちで不憫だった人間の少女が、イケメン鬼の頭領に娶られた後、得意の料理を食べさせたり、相手に食べられたりしながら、心を通わせていく物語。 (優しい鬼の従者たちに囲まれた三食昼寝付き生活) ※キャラ文芸大賞用なので、アルファポリス様でのみ投稿中。

小さくとも強い灯は、決して消えない

桐夜 白
キャラ文芸
新嫁娘(シンチャンニャン)。 後宮に招かれた「灯燐燗(テイリンラン)」は灯のように赤い姿の乙女だった。 彼女は特別な力を持っており、ソレを駆使しては町の平安を護っていた。 しかし帝に危険が迫り、彼女は新嫁娘(シンチャンニャン)として後宮入りすることになる。 しかし彼女には忘れられぬ存在が居る── 桐夜白が描く後宮ファンタジー。 誰ガ為ノ夢(たがためのまぼろし)に続く新作。 お楽しみあれ!

四葩の華獄 形代の蝶はあいに惑う

響 蒼華
キャラ文芸
――そのシアワセの刻限、一年也。 由緒正しき名家・紫園家。 紫園家は、栄えると同時に、呪われた血筋だと囁かれていた。 そんな紫園家に、ある日、かさねという名の少女が足を踏み入れる。 『蝶憑き』と不気味がる村人からは忌み嫌われ、父親は酒代と引き換えにかさねを当主の妾として売った。 覚悟を決めたかさねを待っていたのは、夢のような幸せな暮らし。 妾でありながら、屋敷の中で何よりも大事にされ優先される『胡蝶様』と呼ばれ暮らす事になるかさね。 溺れる程の幸せ。 しかし、かさねはそれが与えられた一年間の「猶予」であることを知っていた。 かさねにだけは不思議な慈しみを見せる冷徹な当主・鷹臣と、かさねを『形代』と呼び愛しむ正妻・燁子。 そして、『花嫁』を待っているという不思議な人ならざる青年・斎。 愛し愛され、望み望まれ。四葩に囲まれた屋敷にて、繰り広げられる或る愛憎劇――。 ※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。

配信者:辻都はおこ

有箱
キャラ文芸
冬になると現れる、秘密の多い美少女配信者、辻都はおこ。 そいつは我が校にいると噂され、目星も付けられている。だが、未だ正体不明のままだ。 俺は知っている。そんな辻都はおこの真実――いや、秘密を。

彩鬼万華鏡奇譚 天の足夜のきせきがたり

響 蒼華
キャラ文芸
元は令嬢だったあやめは、現在、女中としてある作家の家で働いていた。 紡ぐ文章は美しく、されど生活能力皆無な締め切り破りの問題児である玄鳥。 手のかかる雇い主の元の面倒見ながら忙しく過ごす日々、ある時あやめは一つの万華鏡を見つける。 持ち主を失ってから色を無くした、何も映さない万華鏡。 その日から、月の美しい夜に玄鳥は物語をあやめに聞かせるようになる。 彩の名を持つ鬼と人との不思議な恋物語、それが語られる度に万華鏡は色を取り戻していき……。 過去と現在とが触れあい絡めとりながら、全ては一つへと収束していく――。 ※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。 イラスト:Suico 様

聖剣使いの乙女は実は魔王の娘だった

桐夜 白
ファンタジー
人間界──西洋五大国、東国、極東国の全七つの国から成る大陸──リ・テラ。 大陸──リ・テラの北と南を分断するように、端から端まで高くそびえる山脈──ウウィーグツィ・ザハルフア。 そして大陸の南側に在るのは…、魔族の住む国。 主人公──エディーリン・アザレリア・フォン・ナナレイアは魔族の国の魔王の実の娘。 魔族と人間は長く争ってきたが、現魔王は妻と娘を持ったことで長きに渡る歴史を変えようと人間界に最愛の娘に「休戦締約と同盟条約」の話を託して人間界へと送り出す。 一方人間界では、西洋五大国とその中心地に浮遊する大地──大教会の全ての巫女や神官達が、「聖剣の乙女の目覚め」を神から神託によって聴くことになり、これで魔族と対抗に戦え、劣勢の状況を覆せると沸き立っていた。 そして西洋五大国会議が始まっていた。 そんな時、主人公──エディーリンは黒く美しい髪を靡かせて大山脈──ウウィーグツィ・ザハルフアを越えて人間界まで来ていた。 人間界には西洋五大国の中心地に浮遊する大教会から発せられる結界により、魔族は多くの魔素を奪われ入れなくなっている。 エディーリンは入り口の兵に、魔王の意思と「休戦締約と同盟条約」を持ってきたことを伝える。 そして兵達はエディーリンに攻撃態勢を向けつつも、西洋五大国会議が開かれていることもあり、西洋五大国会議場──大聖堂に一部の兵が知らせに走る。 魔族と人間。 争い続けてきた歴史。 歴史を変える「休戦締約と同盟条約」と「聖剣の乙女の目覚め」。 主人公──エディーリンが見て体験するこれからの歴史…。 全ては、運命に彩られて音は旋律となり流れる…。 作品「聖剣使いの乙女は実は魔王の娘だった」。 エディーリンは知る。 聖剣の秘密、聖剣に宿る力、聖剣に選ばれた理由と、込められた…切なる願いを──。