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番外編
12.幼少期〜勘違いの始まり〜side ダボ
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「・・・セシリア、行っちゃった・・・。」
アイリス嬢は本当にセシリア嬢のことが好きなんだな・・・。
「本当に仲がよろしいんですね。」
「・・・本当にそう思う?」
ん?どうゆう意味だろう?
「?と、言いますと?」
「・・・・。」
???
-ガサッ
「きゃあ!!」
あ!危ない!!アイリス嬢が倒れる!!!
「!!アイリス嬢!!!」
「!?いっ!!」
え!?痛いのか!?
「アイリス嬢!?どこが怪我を!?」
「あ!!大丈夫だから!!!」
「っ!!!この痣は!?いつ怪我をしたのですか!?」
アクセサリーで隠れていたが、確かに痣があった。
「・・・言いたくないわ。」
・・・言いたくない?・・・ハッ!!!言えないのでは!?
それに、さっき、セシリア嬢と仲良くないみたいなこと言ってたし、もしかして・・・
「もしかして、セシリア嬢にやられたのですか?」
「えっ!?」
「アイリス!お待たせ」
「あ!セシリア!お帰り!」
あ。アイリスに聞き逃してしまった。
傷つけた本人を前で話せる話でもないしな・・・。
「アイリス、お客様をおもてなしをしないといけないのよ。申し訳ないのだけど・・・」
「え!?そ、そんなぁ~・・・」
アイリスは、セシリアが怖いから、残念がっているように見せているのか・・・。
(※超勘違い。見当違い。)
「ほ、本当にごめんなさい・・・アイリス・・・」
「ううん。しょうがないもん・・・。じゃあ、また来るね、セシリア」
「えぇ。またね、アイリス。
フレーゲル様も来ていただいたのに、申し訳ありません。」
セシリア・・・私は騙されるところだったのだな・・・。
「・・・。いえ。問題ありませんよ。
アイリス嬢は僕が送りま「いえ、結構ですわ」・・。」
馬車で詳しい話を聞こうと思ったのに、なぜだ!?
「アイリス・・・被せてはダメよ?」
「だって。彼はセシリアの婚約者候補として来ているのよ?
初対面の私と帰るのはおかしいじゃないの。しかも、自分の馬車はあるし、まだ明るいのよ?」
た、確かにそうか・・・。さすが、アイリスだな。
しかし、どうしたものか・・・。
「そうね・・・。アイリスも自分の馬車で帰りたいわよね。」
む。セシリアは、アイリスを一人で帰らせたいのか・・・?
「じゃあ、セシリア!またね!!!」
「ふふふ、またね。アイリス
・・・。では、フレーゲル様もお気をつけてお帰りくださいませ。」
「あぁ。」
こんなにひどい女だとは思わなかったよ。セシリア。
アイリスは僕が守る!!!
アイリス嬢は本当にセシリア嬢のことが好きなんだな・・・。
「本当に仲がよろしいんですね。」
「・・・本当にそう思う?」
ん?どうゆう意味だろう?
「?と、言いますと?」
「・・・・。」
???
-ガサッ
「きゃあ!!」
あ!危ない!!アイリス嬢が倒れる!!!
「!!アイリス嬢!!!」
「!?いっ!!」
え!?痛いのか!?
「アイリス嬢!?どこが怪我を!?」
「あ!!大丈夫だから!!!」
「っ!!!この痣は!?いつ怪我をしたのですか!?」
アクセサリーで隠れていたが、確かに痣があった。
「・・・言いたくないわ。」
・・・言いたくない?・・・ハッ!!!言えないのでは!?
それに、さっき、セシリア嬢と仲良くないみたいなこと言ってたし、もしかして・・・
「もしかして、セシリア嬢にやられたのですか?」
「えっ!?」
「アイリス!お待たせ」
「あ!セシリア!お帰り!」
あ。アイリスに聞き逃してしまった。
傷つけた本人を前で話せる話でもないしな・・・。
「アイリス、お客様をおもてなしをしないといけないのよ。申し訳ないのだけど・・・」
「え!?そ、そんなぁ~・・・」
アイリスは、セシリアが怖いから、残念がっているように見せているのか・・・。
(※超勘違い。見当違い。)
「ほ、本当にごめんなさい・・・アイリス・・・」
「ううん。しょうがないもん・・・。じゃあ、また来るね、セシリア」
「えぇ。またね、アイリス。
フレーゲル様も来ていただいたのに、申し訳ありません。」
セシリア・・・私は騙されるところだったのだな・・・。
「・・・。いえ。問題ありませんよ。
アイリス嬢は僕が送りま「いえ、結構ですわ」・・。」
馬車で詳しい話を聞こうと思ったのに、なぜだ!?
「アイリス・・・被せてはダメよ?」
「だって。彼はセシリアの婚約者候補として来ているのよ?
初対面の私と帰るのはおかしいじゃないの。しかも、自分の馬車はあるし、まだ明るいのよ?」
た、確かにそうか・・・。さすが、アイリスだな。
しかし、どうしたものか・・・。
「そうね・・・。アイリスも自分の馬車で帰りたいわよね。」
む。セシリアは、アイリスを一人で帰らせたいのか・・・?
「じゃあ、セシリア!またね!!!」
「ふふふ、またね。アイリス
・・・。では、フレーゲル様もお気をつけてお帰りくださいませ。」
「あぁ。」
こんなにひどい女だとは思わなかったよ。セシリア。
アイリスは僕が守る!!!
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