上 下
20 / 27

分からせられる 4

しおりを挟む
「分かったか。もう誰にも触らせるんじゃないぞ」
「ひゃい……」
「しかし、まずはこの男を誘うムチムチでパツパツのエロ尻をなんとかしないといけないな……。よし! 今日はこの尻を鍛えような!」
 パチン! と翔太の尻を平手で叩いて、野嶋は翔太の尻に挟んでいたペニスをズボンの中にしまった。

「あ、あう……」
 野嶋の疑似セックスですっかり発情してしまった翔太は、とろんとした目で野嶋の動きを追いかけて見ていた。
 翔太のもとに戻ってきた野嶋は、手に大きなローターを持っていた。大きく長い卵のような形をしたそれは、その辺のバイブよりも太い。
「あっ、そ、それ……」
「このローターはな、ただ単調に振動する安いヤツと違って、動きに強弱があるんだ。弱い振動から、強く叩きつける連打、小休止と、予測のつかない動きでお前のケツマンコを鍛えることができる。内側からお尻の筋肉をブルブル震わせて鍛えて、尻のエロ贅肉を落とそうな」
 そう言って、野嶋は翔太のアナルに手早くローションを注入すると、ローターを押し込んできた。
「あ、あひぃ!」
 まだ慣らしてもいない中を無理やり開かれる感覚に、翔太は目を見開いた。
「ああん! ひっ、あううう」
 狭い中をこじ開けるために、野嶋はローターをぐりぐりと回しながらねじ込んでいった。
「あううう!」
「よし、全部入ったぞ」
 はぁ、はぁっと大きく息をする翔太の尻を相変わらずさわさわと触りながら、野嶋は翔太の耳元で囁いた。
「いいか。今日は一日これを付けたまま過ごせ。今日はお尻のシェイプアップが目的だから、何回イってもいいぞ。淫乱なお前には楽しい課題だな」
 そう言って、野嶋は小さく笑った。
「そ、そんな……!」
 乳首に小さなローターを付けただけでも耐えられないくらい辛かったのに、こんなに大きいローターを嵌めたまま一日過ごすなんて、とても無理だと翔太は思った。
「先生。僕、ちゃんと運動して、お尻が小さくなるように頑張りますからっ! だからこの方法は……ああぁあ!」
 ブブブブブッ!
 突然ローターが動き出して、翔太は声を途切らせて喘いだ。
「尻だけシェイプアップするのは難しいんだぞ。中から鍛えられるこの方法が一番効率的だ。一日頑張りなさい」
「うう……、で、でもぉ、あっ、ああん! あひぃ! はぁあ!」
 ローターが翔太のイイ所をこすり上げるので、翔太は言いたいことも忘れて喘ぎはじめた。しかし、そのローターはまた突然ピタッと動きを止めてしまった。
「あ……あぅ」
 どうしよう。物足りない。翔太は切なくなって、思わず声を漏らす。中をみっちり埋めて、掻きまわしてほしい。
「はぁっ、はぁっ」
 翔太はぎゅっ、ぎゅっとお尻に力を入れてアナルをくぱくぱと開閉させ、なんとかバイブを味わおうとした。
「おっ、尻タブがむにむに動いて、ちゃんとお尻の筋肉を動かしてるな。偉いぞ。この調子で尻の筋肉を引き締めなさい」
「んぁ、は、はい……。あああっ! またローターがぁああ! んひぃ!」
 またローターが動き出した。しかも今度は大きくうねりながら、翔太の内壁にドッドッと打ち付けるような激しい動きをする。
「やああ! これ、しゅごすぎましゅうう!! ああん! 先生ぃ! イっちゃいますう!」
「イってもいいが、毎回そんな派手にイってたら、学校中にお前がド淫乱だってバレちまうぞ。静かにイくようにしなさい」
 そう言いながら、野嶋が翔太の口を手でふさいだ。
「もが! ふぅう! んっ! んむううううう!」
 口をふさがれ、うまく呼吸できない翔太は、顔を真っ赤にしてビクビクと震えながら射精した。
 はふっ、はふっと大きく肩で息をする翔太の頭を、よくやったというように、野嶋は優しくなでた。
「まだイキ声がうるさいが、まあ本番になればお前ももうちょっと上手くイけるだろう。じゃあそろそろ教室に戻りなさい」
「うっ、で、でも先生、僕、ズボンが……」
 翔太は丸出しの尻をもじもじと恥ずかしそうに動かして言った。翔太のズボンには痴漢の精液がべったりと付いたままで、翔太は履きたくなかった。とはいえ、まさかお尻丸出しで学校内をうろつくわけにもいかない。
「ああ、そうか……。じゃあ、俺のジャージを貸してやるから着ていきなさい」
 そう言って、野嶋は着替え用に置いていたジャージを出して、翔太に手渡した。
「えっ!? せ、先生の……?」
 ……これは、彼シャツならぬ彼ズボンではなかろうか? 翔太はジャージをぎゅうっと抱きしめて、幸せに浸った。先生のズボン……。僕が履いていいの?
「ほら、さっさと履いて、教室へ行け」
「はい!」
 翔太はいそいそとジャージのズボンを広げて履いた。ウエストのゴムは少し緩いけれど、履けないほどの緩さではない。これが先生のサイズ……。引き締まった身体の野嶋先生だけど、腰回りは僕よりもがっしりしてるから、ちょっと大きいんだな。この肌に当たっている生地が、いつもは先生の肌に触れているのだと思うと、翔太は恍惚となった。
「着替えたらなら早く行け! 遅刻するぞ」
「はい! 行ってきます!」
 野嶋に怒られて、翔太は慌てて理科準備室を飛び出した。彼ズボンに夢中になっている翔太は、これから地獄の一日がはじまることを、一瞬忘れていた。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

人体薬物改造 雌開発

オロテンH太郎
BL
知らないうちに母親に売られ、薬でメス開発された大学生の伊藤君が元担任に調教確認レイプされる話

[R18]エリート一家の長兄が落ちこぼれ弟を(性的に)再教育する話

空き缶太郎
BL
(※R18・完結済)エリート一家・皇家に生まれた兄と弟。 兄は歴代の当主達を遥かに上回る才能の持ち主であったが、弟は対象的に優れた才能を持たない凡人であった。 徹底的に兄と比較され続けた結果グレてしまった弟。 そんな愚弟に現当主となった兄は… (今回試験的にタイトルを長文系というか内容そのまま系のやつにしてみました)

浮気をしたら、わんこ系彼氏に腹の中を散々洗われた話。

丹砂 (あかさ)
BL
ストーリーなしです! エロ特化の短編としてお読み下さい…。 大切な事なのでもう一度。 エロ特化です! **************************************** 『腸内洗浄』『玩具責め』『お仕置き』 性欲に忠実でモラルが低い恋人に、浮気のお仕置きをするお話しです。 キャプションで危ないな、と思った方はそっと見なかった事にして下さい…。

短編エロ

黒弧 追兎
BL
ハードでもうらめぇ、ってなってる受けが大好きです。基本愛ゆえの鬼畜です。痛いのはしません。 前立腺責め、乳首責め、玩具責め、放置、耐久、触手、スライム、研究 治験、溺愛、機械姦、などなど気分に合わせて色々書いてます。リバは無いです。 挿入ありは.が付きます よろしければどうぞ。 リクエスト募集中!

マフィアのペットになりました。

かとらり。
BL
 藤谷真緒はごく普通の日本人。  ある時中国に出張している父親に会いに行ったら、チャイニーズマフィアに誘拐されて次期トップの李颯凛(リ・ソンリェン)に飼われることになってしまう。 「お前は俺のペットだ」  真緒は颯凛に夜な夜な抱かれてー…

【完結】聖アベニール学園

野咲
BL
[注意!]エロばっかしです。イマラチオ、陵辱、拘束、スパンキング、射精禁止、鞭打ちなど。設定もエグいので、ダメな人は開かないでください。また、これがエロに特化した創作であり、現実ではあり得ないことが理解できない人は読まないでください。 学校の寄付金集めのために偉いさんの夜のお相手をさせられる特殊奨学生のお話。

皇城から脱走しようとする皇帝のペット

匿名希望ショタ
BL
鬼畜なご主人様である皇帝から逃げるペット。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

処理中です...