39 / 44
番外篇4
しおりを挟む
無事に春ちゃんは2人目を産んだ、と小百合から連絡があった。男の子だそうだ。
小百合が付き添いで行っている間は、僕が風斗を預かった。
歩美を女将さんに任せて、春ちゃんの2人目を見るために、風斗を連れて由紀と待ち合わせした。
「あっ、由紀、久しぶり」
「あら?風斗くん、大っきくなったね。それに良かったわね」
「何が?」僕は聞いた。
「お兄ちゃんに似なくて」
「なっ、なんてこと言うんだよ」
「別にぃ」
「お姉たん、僕、お兄たんと似てないの?」
「おぉ、昔の誰かさんと違って、可愛い」と由紀は風斗を抱きしめた。
「僕も昔は可愛かったよ」
「そうだったかしら?」
「お姉たん」と風斗が雪の袖を引っ張った。
「風斗くん、もちろん、お兄ちゃんとも似てるわよ。でもね。ママの方が似てるかなって思ったの」
「ママに似てるの?」
「そう。美人のママに似てるの」
「うれちい」
「可愛いぃ。風斗くん、お姉ちゃんの家の子にならない?」
「ママがいい」
「残念。お姉ちゃんの方がおっぱ」
「由紀、いい加減にしろ」
僕は風斗を抱っこした。
「ちぇっ」
「子供の前で止めてください」
電車とバスを乗り継いでいく。風斗は乗り物が楽しそうだ。いっぱいお話ししている。
「由紀は作らないの?子供」
「えっ!他人の子供を見て、可愛いって言ってる方が気が楽よ」
由紀らしい発言だが、たまに歩美を連れて行くと、美紀さんはそうでもないのだが、マスターは恨めしそうな顔で見てくる。
「まぁ、急ぐ必要はないよ」
「そう、お父さんにも言ってよ。うるさくて」
「まぁ、春ちゃん家もいるし、玲香ちゃんにもいるし、僕でしょ。それはしょうがないよ」
「可愛い娘がずっとそばにいるんだから、文句ないでしょ」
「はいはい、可愛い娘ね」
「何!」
「何でもありません」
「一番悪いのは、ユウなんだからね」
「えっ!何でだよ」
「小さい時から全く成長しなかったからよ」
「はいはい、そうですね。僕がちゃんと大人になれれば良かったんですよね」
「ホントにそうよ!」
「怒るなよ。悪いと思ってるんだから」
「一生反省しなさい」
「分かりましたよ」
「お兄たん、お姉たん、仲良くして」
「そうだね、お兄ちゃんがしっかりしてたら良かったんだねぇ」
「そんなことは言ってません」
「こら、風斗くんが心配するから」
「はいはい」
しばらくすると、風斗がグラグラと揺れ始めた。
僕は抱っこしようとしたら、
「私がやる」と由紀が膝の上に風斗を置いた。風斗の顔と手が由紀の胸にある。
風斗が顔と手を動かす。
「こういうところは誰かさんにそっくりね。遺伝?」
「何ですか?天使様」
「フフフッ、そんなことあったね」
「本当に天使みたいに可愛かったんだけどなぁ」
「はぁ?今は違うっていうの?」
「チュ~してくれたら、また思うかも」
「勘弁してよ。何で、ユウなんかとしなくちゃならないのよ」
「ユッ、ユウなんか?」
「過去に戻って私に言ってやりたい。そんなヤツ、止めろと」
「はいはい、本当に申し訳ありませんでした。うまくいってるのかよ。彼氏とは?」
「お陰様で、近いうちに向こうの親と会いますぅ」
「えっ!そうなの?」僕は驚いた。
「まぁね。いつまでもアルバイトじゃ、向こうの親が可哀想でしょ」
「それはそうだね。でも子供は作らないの?」
「まずは結婚。それから先は、また考える」
「まぁ、急ぐこともないか」
「そういうこと」
病院のバス停に着いた。僕は由紀から風斗を抱き上げる。風斗の手が僕の胸をまさぐる。
「おい、我が子・・・我が弟ながら、見境ないな」
「今、認めた?自分の子供だって」
「僕は何も知りません」
「はいはい。パパ頑張って」
「うるさいな」
病室に行く。
「春ちゃん、おめでとう」と由紀
「ありがとうユッキー」
「おめでとう、これ」と僕が作った焼き菓子を渡す。
「えっ?ゆうくんが作ったの?」と夏樹は喜んだ。
「うん、そう」
「夏樹、まず本人に毒味させなさい」
「ちょっと春ちゃん、僕に冷たくない?」
「安心して。信用がないだけよ」
「そんなぁ」
「パパ」と足元にアキノが来た。
「パパぁ?」一斉にみんなが引く。
「夏ちゃん!僕が言わせてるみたいじゃないか!」
「フフフッ、何のこと?私は知らないわよ」
「ふ~ん、そういう態度だと、約束はなかったことにするよ」
「えっ!嫌だ!分かったよぉ。私がア~ちゃんに言わせてるの」
「夏樹、何てこと、アキノに教えるのよ。汚らわしい」
「けっ、汚らわしい?」
「だって、ア~ちゃんがパパって呼べないんだもん」
「パパ」アキノはまた言った。
「さゆ・・・母さん、風斗いい?」
「はいはい」座っている母さんに風斗を渡して、アキノを抱っこする。
アキノは満足そうにニッコリと笑った。風斗にヤキモチを焼いたのだろう。
「こんなヤツに」と春ちゃんは吐き捨てた。
僕は面倒なので無視した。
2人目を見に行くことになった。
「よく分からないけど、モテモテになるんだろうな」と僕が言った。
「遺伝子がいいからね」と由紀も言う。
「夏ちゃん、女の子の服を着せるの?」
「ううん。男の子の服で可愛いのを作るつもり」
「どっちにしろ、可愛くするんだ」
「もちろん」
「夏ちゃんの服、少しバズってるらしいわね?」
「なんか最近、注文多いの。特に子供服が」
「アキノちゃんのお陰なのかな?」
「多分ね。ついでに母親も自分の分を買う人もいる」
「追いつくの?」
「専門学校の子に、何人か手伝ってもらってる」
「うわっ、本格的になってきた感じだね。これで、茜の雑誌に載ったら、まずいんじゃない?」
「う~ん、予想がつかないから動きようがないのよね」
「まぁ、確かに」
そうして、帰ることになった。
小百合の車には、風斗、アキノのチャイルドシートと、夏樹で満席となった。
僕は由紀と2人で帰る。
「ホントに春ちゃんは、ユウのこと嫌いだよね」
「夏ちゃんのことがあるから、諦めてる」
「そういえば、約束って何?」
「えっ!春ちゃんに言わない?」
「言わないわよ」
「ホントだよ。知ったら殺されるから」
「分かったから」
「茜がアキノちゃんを気に入って、自分の会社のモデルにスカウトしたらしいんだけど、夏ちゃんが、お姉ちゃんの子供だから無理って断ったんだ。
それで僕に春ちゃんを説得できないかって言ってきて。僕は嫌われてるから無理って言ったんだ。
茜は夏ちゃん達のこと知らないじゃない。だから、僕が何かしたのかって言ってきて。
それで、アキノちゃんが僕をパパなんて呼んだら、どうなると思う?」
「フフフッ、面白い」
「笑い事じゃないよ」
「結婚する前のこととは言え、かなり引くでしょうね」
「その通りだよ。だから、茜に会う時は、注意してくれって夏ちゃんに頼んだんだ。そうしたら、ご褒美はって言い出して、しょうがないから、チューすることで手を打った」
「はぁ、いつまで経っても弄ばれてるわね」
「えっ!しょうがないだろ。夫婦生活のためだし、男で夏ちゃんのこと理解してるのは僕だけなんだから」
「はいはい。なんだかんだ言っても、あなたも楽しんでるのね」
「えっ!まぁ、悪い気はしないかな。ホントに春ちゃんには内緒で」
「言えるわけないでしょ。本当に殺されるわよ。しかも暗殺。春ちゃんが犯人だって絶対にバレない方法で」
「恐ろしいこと言うなよ。冗談に聞こえない」
「夏ちゃんも楽しんでるわね。完全に」
「やっぱりそう思う?」
「間違いない。不倫を楽しむ女みたいだわ」
「何で、そんなことわかるんだよ」
「うちのお母さん、お父さんで満足してると思う?」
僕はギクッとした。まさか・・・
「マスター優しいし、仲いいし、満足してるんじゃないかなぁ」
「そうかなぁ。お母さん、しばらく機嫌が悪いと思ったら、次の日に急に機嫌が良くなったりするのよね」
またギクッとしたが、
「マスターが何かプレンゼントしたりしてるんじゃない?」
「そうなのかなぁ」
それが何故、不倫を楽しむ女に繋がるのかは、無視することにした。
「由紀の結婚式、玲香ちゃんも呼ばないとね」
「もちろん呼ぶけど、気が早いわよ」
「由紀のウエディング姿、本当に天使みたいになるんだろうね」
「それは当然ね。後悔しなさい」
「後悔はないけど、由紀と付き合って良かったと思ってる」
「なっ、何よ。急に」
「僕のダメな所、いっぱい知ることができた。感謝してる」
「止めてよ。気持ち悪い」
「ホントだよ。だから、チュー」顔を近づけた。
「しません!」
小百合が付き添いで行っている間は、僕が風斗を預かった。
歩美を女将さんに任せて、春ちゃんの2人目を見るために、風斗を連れて由紀と待ち合わせした。
「あっ、由紀、久しぶり」
「あら?風斗くん、大っきくなったね。それに良かったわね」
「何が?」僕は聞いた。
「お兄ちゃんに似なくて」
「なっ、なんてこと言うんだよ」
「別にぃ」
「お姉たん、僕、お兄たんと似てないの?」
「おぉ、昔の誰かさんと違って、可愛い」と由紀は風斗を抱きしめた。
「僕も昔は可愛かったよ」
「そうだったかしら?」
「お姉たん」と風斗が雪の袖を引っ張った。
「風斗くん、もちろん、お兄ちゃんとも似てるわよ。でもね。ママの方が似てるかなって思ったの」
「ママに似てるの?」
「そう。美人のママに似てるの」
「うれちい」
「可愛いぃ。風斗くん、お姉ちゃんの家の子にならない?」
「ママがいい」
「残念。お姉ちゃんの方がおっぱ」
「由紀、いい加減にしろ」
僕は風斗を抱っこした。
「ちぇっ」
「子供の前で止めてください」
電車とバスを乗り継いでいく。風斗は乗り物が楽しそうだ。いっぱいお話ししている。
「由紀は作らないの?子供」
「えっ!他人の子供を見て、可愛いって言ってる方が気が楽よ」
由紀らしい発言だが、たまに歩美を連れて行くと、美紀さんはそうでもないのだが、マスターは恨めしそうな顔で見てくる。
「まぁ、急ぐ必要はないよ」
「そう、お父さんにも言ってよ。うるさくて」
「まぁ、春ちゃん家もいるし、玲香ちゃんにもいるし、僕でしょ。それはしょうがないよ」
「可愛い娘がずっとそばにいるんだから、文句ないでしょ」
「はいはい、可愛い娘ね」
「何!」
「何でもありません」
「一番悪いのは、ユウなんだからね」
「えっ!何でだよ」
「小さい時から全く成長しなかったからよ」
「はいはい、そうですね。僕がちゃんと大人になれれば良かったんですよね」
「ホントにそうよ!」
「怒るなよ。悪いと思ってるんだから」
「一生反省しなさい」
「分かりましたよ」
「お兄たん、お姉たん、仲良くして」
「そうだね、お兄ちゃんがしっかりしてたら良かったんだねぇ」
「そんなことは言ってません」
「こら、風斗くんが心配するから」
「はいはい」
しばらくすると、風斗がグラグラと揺れ始めた。
僕は抱っこしようとしたら、
「私がやる」と由紀が膝の上に風斗を置いた。風斗の顔と手が由紀の胸にある。
風斗が顔と手を動かす。
「こういうところは誰かさんにそっくりね。遺伝?」
「何ですか?天使様」
「フフフッ、そんなことあったね」
「本当に天使みたいに可愛かったんだけどなぁ」
「はぁ?今は違うっていうの?」
「チュ~してくれたら、また思うかも」
「勘弁してよ。何で、ユウなんかとしなくちゃならないのよ」
「ユッ、ユウなんか?」
「過去に戻って私に言ってやりたい。そんなヤツ、止めろと」
「はいはい、本当に申し訳ありませんでした。うまくいってるのかよ。彼氏とは?」
「お陰様で、近いうちに向こうの親と会いますぅ」
「えっ!そうなの?」僕は驚いた。
「まぁね。いつまでもアルバイトじゃ、向こうの親が可哀想でしょ」
「それはそうだね。でも子供は作らないの?」
「まずは結婚。それから先は、また考える」
「まぁ、急ぐこともないか」
「そういうこと」
病院のバス停に着いた。僕は由紀から風斗を抱き上げる。風斗の手が僕の胸をまさぐる。
「おい、我が子・・・我が弟ながら、見境ないな」
「今、認めた?自分の子供だって」
「僕は何も知りません」
「はいはい。パパ頑張って」
「うるさいな」
病室に行く。
「春ちゃん、おめでとう」と由紀
「ありがとうユッキー」
「おめでとう、これ」と僕が作った焼き菓子を渡す。
「えっ?ゆうくんが作ったの?」と夏樹は喜んだ。
「うん、そう」
「夏樹、まず本人に毒味させなさい」
「ちょっと春ちゃん、僕に冷たくない?」
「安心して。信用がないだけよ」
「そんなぁ」
「パパ」と足元にアキノが来た。
「パパぁ?」一斉にみんなが引く。
「夏ちゃん!僕が言わせてるみたいじゃないか!」
「フフフッ、何のこと?私は知らないわよ」
「ふ~ん、そういう態度だと、約束はなかったことにするよ」
「えっ!嫌だ!分かったよぉ。私がア~ちゃんに言わせてるの」
「夏樹、何てこと、アキノに教えるのよ。汚らわしい」
「けっ、汚らわしい?」
「だって、ア~ちゃんがパパって呼べないんだもん」
「パパ」アキノはまた言った。
「さゆ・・・母さん、風斗いい?」
「はいはい」座っている母さんに風斗を渡して、アキノを抱っこする。
アキノは満足そうにニッコリと笑った。風斗にヤキモチを焼いたのだろう。
「こんなヤツに」と春ちゃんは吐き捨てた。
僕は面倒なので無視した。
2人目を見に行くことになった。
「よく分からないけど、モテモテになるんだろうな」と僕が言った。
「遺伝子がいいからね」と由紀も言う。
「夏ちゃん、女の子の服を着せるの?」
「ううん。男の子の服で可愛いのを作るつもり」
「どっちにしろ、可愛くするんだ」
「もちろん」
「夏ちゃんの服、少しバズってるらしいわね?」
「なんか最近、注文多いの。特に子供服が」
「アキノちゃんのお陰なのかな?」
「多分ね。ついでに母親も自分の分を買う人もいる」
「追いつくの?」
「専門学校の子に、何人か手伝ってもらってる」
「うわっ、本格的になってきた感じだね。これで、茜の雑誌に載ったら、まずいんじゃない?」
「う~ん、予想がつかないから動きようがないのよね」
「まぁ、確かに」
そうして、帰ることになった。
小百合の車には、風斗、アキノのチャイルドシートと、夏樹で満席となった。
僕は由紀と2人で帰る。
「ホントに春ちゃんは、ユウのこと嫌いだよね」
「夏ちゃんのことがあるから、諦めてる」
「そういえば、約束って何?」
「えっ!春ちゃんに言わない?」
「言わないわよ」
「ホントだよ。知ったら殺されるから」
「分かったから」
「茜がアキノちゃんを気に入って、自分の会社のモデルにスカウトしたらしいんだけど、夏ちゃんが、お姉ちゃんの子供だから無理って断ったんだ。
それで僕に春ちゃんを説得できないかって言ってきて。僕は嫌われてるから無理って言ったんだ。
茜は夏ちゃん達のこと知らないじゃない。だから、僕が何かしたのかって言ってきて。
それで、アキノちゃんが僕をパパなんて呼んだら、どうなると思う?」
「フフフッ、面白い」
「笑い事じゃないよ」
「結婚する前のこととは言え、かなり引くでしょうね」
「その通りだよ。だから、茜に会う時は、注意してくれって夏ちゃんに頼んだんだ。そうしたら、ご褒美はって言い出して、しょうがないから、チューすることで手を打った」
「はぁ、いつまで経っても弄ばれてるわね」
「えっ!しょうがないだろ。夫婦生活のためだし、男で夏ちゃんのこと理解してるのは僕だけなんだから」
「はいはい。なんだかんだ言っても、あなたも楽しんでるのね」
「えっ!まぁ、悪い気はしないかな。ホントに春ちゃんには内緒で」
「言えるわけないでしょ。本当に殺されるわよ。しかも暗殺。春ちゃんが犯人だって絶対にバレない方法で」
「恐ろしいこと言うなよ。冗談に聞こえない」
「夏ちゃんも楽しんでるわね。完全に」
「やっぱりそう思う?」
「間違いない。不倫を楽しむ女みたいだわ」
「何で、そんなことわかるんだよ」
「うちのお母さん、お父さんで満足してると思う?」
僕はギクッとした。まさか・・・
「マスター優しいし、仲いいし、満足してるんじゃないかなぁ」
「そうかなぁ。お母さん、しばらく機嫌が悪いと思ったら、次の日に急に機嫌が良くなったりするのよね」
またギクッとしたが、
「マスターが何かプレンゼントしたりしてるんじゃない?」
「そうなのかなぁ」
それが何故、不倫を楽しむ女に繋がるのかは、無視することにした。
「由紀の結婚式、玲香ちゃんも呼ばないとね」
「もちろん呼ぶけど、気が早いわよ」
「由紀のウエディング姿、本当に天使みたいになるんだろうね」
「それは当然ね。後悔しなさい」
「後悔はないけど、由紀と付き合って良かったと思ってる」
「なっ、何よ。急に」
「僕のダメな所、いっぱい知ることができた。感謝してる」
「止めてよ。気持ち悪い」
「ホントだよ。だから、チュー」顔を近づけた。
「しません!」
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる