僕の彼女は、男子高校生

ぱるゆう

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新番外編

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 茜が海外に出張することになった。2泊4日ということだ。

 前日の寝る前に、くれぐれも気をつけてね、と僕が言うと、あなたもねと言われた。

 僕はハッスルしてしまい、4枚もゴムを消費する結果となった。

 シェフと女将さんが歩美を連れて出かけたいと言うので、僕は了承した。

 急に何もなくなり、ぼうっとするのも勿体ないので、誰かに電話しようと思った。

 由紀?ないな。
 小百合?今日じゃなくてもいい。
 玲香ちゃん?会いたいけど遠い。
 美紀さん?捨てがたいけど、喫茶店がある。
 美穂さん?そういえば店やってるのかな?
 
 僕は電話した。10回鳴らしても出なかったので、切った。あぁ、ダメかぁ。

 すると電話が鳴った。美穂さんだ。

「すいません、突然電話して」

「ごめんなさい。あるとかけたくなっちゃうから番号を削除したのよ。でも、なんか見覚えあるなと思ってかけたの。やっぱり優斗くんね」

「はい、お店はやってるんですか?」

「平日の昼間はね。学生のみんなが困らない程度よ」

「今から行ってもいいですか?それに」

「もちろん来てもいいけど。前の時、もう最後だって」

「すいません。そう思ってたんですけど、美穂さんのこと思い出したら、会いたくなっちゃって」

「あの頃より私2歳も歳取ってるのよ」

「それは僕も同じです。年齢は問題じゃないのは変わらないですよ」

「そんなこと言って、実際に見て、がっかりしないでよ」

「そんな失礼なことにはならないですよ。お昼の時間終わる頃に行きます」

「それならお昼食べなさいよ。久しぶりでしょ」

「えっ?大丈夫なんですか?」

「相変わらず授業が始まれば、空くか
 ら」

「分かりました。一時頃に行きます」

「うん、待ってるわ。でも、美化しないでよ。今は、こんなにきれいになってるとか、妄想お断りだからね」

「身体だけだと思われるのも嫌なんですけど、触れたくて仕方がないです」

「はぁ、なんか身体が期待しちゃってるわ!それより、仕事とか奥さんとか大丈夫なの?」

「はい、今日は定休日で、奥さんが珍しく海外出張なので」

「それで私?由紀ちゃんは?」

「由紀は絶対ないです」

「そうなの?でも、他にいるでしょ」

「いえ、美穂さんに一番会いたいです」

「ホント?嬉しいけど、くれぐれも期待しないでよ」

「分かりましたって。じゃぁ後で」

「よしっと。4時間ぐらいいても大丈夫だろう」僕は着替え始めた。

 鏡で自分の顔を見た。
 前は無邪気な学生で済んだかもしれないが、今は責任ある立場だ。美穂さんは大人だから分かってると思うけど、僕も大人にならないといけない。

 早めに、誰もいない家を出た。
 大学に着いた。

 やっぱり懐かしくは感じるが、結局、交友関係は広がらなかったな。僕の性格に問題があるのは、ずっと前から分かっている。

 大学の周りをウロウロ歩く。明らかに新しい店がオープンしているが、昔何だったのか思い出せない。

 本当に僕は興味の範囲が狭い。
 そう、基本的に他人に興味がないのだ。だから、少ない確率で興味を持つと、必要以上に大切にしたくなる。

 自分の身勝手さが本当に嫌になる。

 それは、由紀が一番分かっている。付き合ってみて、少しは直るかと期待したんだろうが、頑固者の僕は微動だにしない。つくづく愛想が尽きたんだろう。

 小百合も分かっているけど、それを全部自分に向けようとした。だから早苗のことは心底ビックリしただろう。小百合としては、由紀にもフラれた僕を独り占めしたかったに違いない。

 茜は、家庭というものに執着がない。仕事で重要な役目を担っていることが、無意識にそう思わせているのかもしれない。そもそも茜が欲しかったのは、適度に身体を重ねる相手だ。結婚とか建前でしか考えたことはないと思う。
 だから、今だに簡単に浮気できてしまう。今回の出張も仕事とはいえ、怪しいものだ。

 だが、僕と別れるつもりは全く無いだろう。彼女の理屈では、きっと僕は専業主婦になっている。自分の両親の相手をしてくれて、子供の世話までしてくれる。これ以上の相手は見つからないと判断したから、きっと結婚を受け入れてくれたんだ。

 僕ができることといえば、初めてした相手に、茜がガッカリして2回目をさせないように、技と体力を鍛えるしかない。
 これまでの成果としては、一回いったくらいじゃ、満足できないような身体にはした。僕が疲れていると言っても2回目、3回目を求めてくるのが普通だ。バイアグラ世代には太刀打ちできないはずだ。

 まぁ、浮気には、外に出ている方が圧倒的に有利だ。僕は色々な目を掻い潜らなくてはならない。

 何気にやらなければならないことが多い僕には、そんな暇は余りないから、相手は厳選したいところだ。

 そろそろいい時間なので、店の扉を開いた。
「いらっしゃい」という声とともに出てきた美穂を見て、固まった。

「何よ?」

 僕は店内を見た。何人か客がいる。

 僕は不自然にならないように近づいて、
「前より綺麗になってませんか?」と小声で言った。別にお世辞ではない。

「何言ってるのよ、もう!早く座って」

 うん、早く座らないと誰かが通報するかもしれない。僕は他の客に背を向けて、美穂が見える特等席に座った。

「何にする?」と水を持ってきた。

「美穂さん」と小声で言った。

「もう?」と小声で返してきた。

「かなりやばいことに」また小声で言う。

 美穂が覗き込む。
「はぁ~、まだ学生気分なの?」普通のトーンに戻った。

「ちゃんと育児してますよ」僕も戻す。

「今日、子供は?」

「じぃ、ばぁに連れて行かれました」

「私も、ばぁ、なんだけど」

 僕は一瞬、地雷を踏んだかと思ったが、美穂さんはニヤニヤしていた。

「美味しいご飯食べて、いっぱい動けるようにしよう。しょうが焼きのA定食で」

「はいはい、いっぱい動けるようにね」

 美穂は厨房に行ったが、顔は見える。
「う~ん、何が変わったんだろう。化粧?いや、今日もそんなにはしてないよな」目で追ってしまう。

 しばらくして、
「お待たせ」と行ってトレーをテーブルに置いた。

「うわっ、懐かしいな。美味しそう」

「ごゆっくり」

 と美穂は店の定位置へ戻る。僕は料理で舌や胃袋を満足させて、目は美穂を見て満足させた。

 少しずつ美穂が奥に引っ込んでいく。

 あぁ、見えなくなっちゃった。

 他の客が立て続けに席を立った。
 美穂がレジで応対する。

「ありがとう。また来てね」

「お仕事頑張ってね」と声をかける。

 うんうん、相変わらず店の看板娘だ。

 レジから片付けようと奥の席に向かう美穂の手を掴む。
 もう他の客はいない。

「まだダメよ。2時から臨時休業って入口に書いてあったでしょ」

「えっ!見なかった」僕は手を離す。

「もう、ちゃんとパパできてるの?」

「それはもちろん」
 美穂は奥の席に向かった。

 美穂には悪いが、他の客が入ってこないように祈った。

 2時まで残り10分となったところで、美穂はブラインドを下ろし始め、入口のドアから日替りランチが書かれた看板を中にしまった。

 僕は、トレーを持って厨房に行き、残ってる洗い物を全部片付けた。
「あら?ありがとう」

「少しでも一緒にいたい」

「ホントにするの?私と」

「えっ!ダメなんですか?」

「私はいいけど」

「でも、こんなになっちゃってるんで」と盛り上がったズボンを見せた。

「嫌だ。私の身体も期待しちゃってる」

「ベッド行きますか?」

「シャワー浴びたいかな」

「一緒に入っていいですか?」

「ベッドまで我慢できる?」

「あぁぁ、なんとか我慢します」

「フフフッ、いいわよ」

 脱衣所で服を脱いだ。肉棒が反り返っている。

「そんなに期待してるの?」

「美穂さんとは気持ち良かったイメージしかなくて」

「幻滅しないでよ」と下着姿になった。

「あれ?痩せました?」

「うん、ちょっと入院しちゃって」

「大丈夫なんですか?」

「もう一年近く前のことよ。時間は短くしたけど、店も問題ないし」

「それなら良かった」

 僕は後ろから抱きしめた。
「嬉しい。また美穂さんと一緒になれる」

「はいはい。もう終わりって言ってたわよね?」

「会いたくなっちゃって」

「次はないかもね」

「約束はできないけど、また来たいです」

「それまで元気ならね」

「元気でいてください」

「気持ちはそうでも、色々とあるのよ」

「後悔しないように今日、頑張ります」

「そうして」

 美穂は風呂場の扉を開いて、シャワーを出した。

 お互いに体を洗う。美穂の手が肉棒を掴む。
「本当に元気ね」
 
「あぁ、気持ちいい」

 美穂の手が肉棒を持ち上げて、下の部分も洗う。僕はびくっとしてしまった。
 それから僕の足を洗い、シャワーで流した。

 美穂が膝立ちになり、咥えた。
「やっぱり気持ちいい」

「私は久しぶりだからね」

「そんなこと気にならないです」

「あぁん、こんなに固くなってる。美味しいわ」亀頭から玉まで舐め回している。

「美穂さん、凄いエロい」

「まだ固くなるの?出したい?」

「はい、出したいです」

「ちょっと、ちっちゃくなっちゃったけど」と胸を寄せて挟み、先を咥える。

「あぁ、そんなことされたら」僕はビクビクッと震えた。

「あれ?感じやすくなったかしら?」

「分かんないです」頭の動きが激しくなる。

「あっ、出ちゃう。あぁ、出る!」

 口の中に射精した。美穂は慣れたように驚かない。
「はぁ」と上を向いてから、ゴクンと飲み込んだ。
「相変わらずいっぱい出すのね」

「気持ちよかったぁ」

 僕は残りの美穂の体を洗い、シャワーで流した。

「早くベッドに」

「慌てないで。逃げないから」

 僕達は体を拭き、ベッドに来た。美穂を寝かせて、覆いかぶさる。

「今は美穂のことだけ愛してる」

「うん、優斗」

 長く舌を絡めて、美穂の体を愛撫した。
 前も無駄な肉はなかったが、一回り小さくなった気がした。

「挿れるよ」

 美穂は頷いた。
 ゆっくりと腰を押し出す。
「あぁ、この感じ、気持ちいい」

「はぁん、オチンチンが中を押し広げてる」

 全部入り、また舌を絡めた。 
 そして腰を動かした。

「はぁぁぁ、優斗、気持ちいいよぉ」

「すごい気持ちいい」

「もっと私で気持ちよくなって」

「もっと美穂のこと欲しいって、腰が止まんない」

「あぁぁぁ、優斗!」

「美穂ぉ」腰が早まっていく。

「凄い!ダメぇ!いっちゃう、いっちゃうよぉ」

「あぁっ、気持ちいい。僕も出ちゃう」

「いっぱい中に、奥に出してぇ」美穂は仰け反った。

「うっ、出る!」僕は根元まで挿れながら射精した。身体がブルっと震えた。

「はぁん、奥に当たってる」美穂はビクビクッと震えた。

 僕は体を倒して、舌を絡めた。

「いっぱい出たよ」

「いっぱい出たね。フフフッ。良かった」

「美穂なら出るよ。心配いらないよ」

「そうみたいね。全然おさまんないみたい」

「続けていい?」

「少し休みたい気もするけど、いいわよ」僕はまた舌を絡めた。

「じゃぁ行くよ」

「うん」
 僕は腰を動かした。

「はぁん、やっぱりいったばかりだから、敏感になってる」

「僕もだよ」

「はぁん、まだ固い!中で暴れてる」

「あぁ、この締め付けが堪んない」

 僕は美穂の体を抱き上げて、舌を絡めた。

 それから、僕が寝て、下から突きあげる。
「はぁぁん、奥に響くよぉ」

「あぁ、気持ちいい」

 僕はまた体を起こして、美穂の膝の下に腕を入れて抱え上げた。

「えっ!何するの?」

「このカッコが辛くなったら、言って」

「うん」

 腰を振った。美穂の体が離れて戻ってきた。
「はぁぁん、一番奥に当たるぅ」

 美穂の体重が股間に当たり、
「あぁ、ヤバイ、気持ち良すぎる」何度も繰返す。

「いやぁ、こんなの激しすぎる」

 パンパンと音が響く。

「いやぁ~」と美穂は叫んでいる。

 すると、ドアが開いた。
「お母さん、大丈夫!」

 
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