41 / 57
新番外編
しおりを挟む
茜が海外に出張することになった。2泊4日ということだ。
前日の寝る前に、くれぐれも気をつけてね、と僕が言うと、あなたもねと言われた。
僕はハッスルしてしまい、4枚もゴムを消費する結果となった。
シェフと女将さんが歩美を連れて出かけたいと言うので、僕は了承した。
急に何もなくなり、ぼうっとするのも勿体ないので、誰かに電話しようと思った。
由紀?ないな。
小百合?今日じゃなくてもいい。
玲香ちゃん?会いたいけど遠い。
美紀さん?捨てがたいけど、喫茶店がある。
美穂さん?そういえば店やってるのかな?
僕は電話した。10回鳴らしても出なかったので、切った。あぁ、ダメかぁ。
すると電話が鳴った。美穂さんだ。
「すいません、突然電話して」
「ごめんなさい。あるとかけたくなっちゃうから番号を削除したのよ。でも、なんか見覚えあるなと思ってかけたの。やっぱり優斗くんね」
「はい、お店はやってるんですか?」
「平日の昼間はね。学生のみんなが困らない程度よ」
「今から行ってもいいですか?それに」
「もちろん来てもいいけど。前の時、もう最後だって」
「すいません。そう思ってたんですけど、美穂さんのこと思い出したら、会いたくなっちゃって」
「あの頃より私2歳も歳取ってるのよ」
「それは僕も同じです。年齢は問題じゃないのは変わらないですよ」
「そんなこと言って、実際に見て、がっかりしないでよ」
「そんな失礼なことにはならないですよ。お昼の時間終わる頃に行きます」
「それならお昼食べなさいよ。久しぶりでしょ」
「えっ?大丈夫なんですか?」
「相変わらず授業が始まれば、空くか
ら」
「分かりました。一時頃に行きます」
「うん、待ってるわ。でも、美化しないでよ。今は、こんなにきれいになってるとか、妄想お断りだからね」
「身体だけだと思われるのも嫌なんですけど、触れたくて仕方がないです」
「はぁ、なんか身体が期待しちゃってるわ!それより、仕事とか奥さんとか大丈夫なの?」
「はい、今日は定休日で、奥さんが珍しく海外出張なので」
「それで私?由紀ちゃんは?」
「由紀は絶対ないです」
「そうなの?でも、他にいるでしょ」
「いえ、美穂さんに一番会いたいです」
「ホント?嬉しいけど、くれぐれも期待しないでよ」
「分かりましたって。じゃぁ後で」
「よしっと。4時間ぐらいいても大丈夫だろう」僕は着替え始めた。
鏡で自分の顔を見た。
前は無邪気な学生で済んだかもしれないが、今は責任ある立場だ。美穂さんは大人だから分かってると思うけど、僕も大人にならないといけない。
早めに、誰もいない家を出た。
大学に着いた。
やっぱり懐かしくは感じるが、結局、交友関係は広がらなかったな。僕の性格に問題があるのは、ずっと前から分かっている。
大学の周りをウロウロ歩く。明らかに新しい店がオープンしているが、昔何だったのか思い出せない。
本当に僕は興味の範囲が狭い。
そう、基本的に他人に興味がないのだ。だから、少ない確率で興味を持つと、必要以上に大切にしたくなる。
自分の身勝手さが本当に嫌になる。
それは、由紀が一番分かっている。付き合ってみて、少しは直るかと期待したんだろうが、頑固者の僕は微動だにしない。つくづく愛想が尽きたんだろう。
小百合も分かっているけど、それを全部自分に向けようとした。だから早苗のことは心底ビックリしただろう。小百合としては、由紀にもフラれた僕を独り占めしたかったに違いない。
茜は、家庭というものに執着がない。仕事で重要な役目を担っていることが、無意識にそう思わせているのかもしれない。そもそも茜が欲しかったのは、適度に身体を重ねる相手だ。結婚とか建前でしか考えたことはないと思う。
だから、今だに簡単に浮気できてしまう。今回の出張も仕事とはいえ、怪しいものだ。
だが、僕と別れるつもりは全く無いだろう。彼女の理屈では、きっと僕は専業主婦になっている。自分の両親の相手をしてくれて、子供の世話までしてくれる。これ以上の相手は見つからないと判断したから、きっと結婚を受け入れてくれたんだ。
僕ができることといえば、初めてした相手に、茜がガッカリして2回目をさせないように、技と体力を鍛えるしかない。
これまでの成果としては、一回いったくらいじゃ、満足できないような身体にはした。僕が疲れていると言っても2回目、3回目を求めてくるのが普通だ。バイアグラ世代には太刀打ちできないはずだ。
まぁ、浮気には、外に出ている方が圧倒的に有利だ。僕は色々な目を掻い潜らなくてはならない。
何気にやらなければならないことが多い僕には、そんな暇は余りないから、相手は厳選したいところだ。
そろそろいい時間なので、店の扉を開いた。
「いらっしゃい」という声とともに出てきた美穂を見て、固まった。
「何よ?」
僕は店内を見た。何人か客がいる。
僕は不自然にならないように近づいて、
「前より綺麗になってませんか?」と小声で言った。別にお世辞ではない。
「何言ってるのよ、もう!早く座って」
うん、早く座らないと誰かが通報するかもしれない。僕は他の客に背を向けて、美穂が見える特等席に座った。
「何にする?」と水を持ってきた。
「美穂さん」と小声で言った。
「もう?」と小声で返してきた。
「かなりやばいことに」また小声で言う。
美穂が覗き込む。
「はぁ~、まだ学生気分なの?」普通のトーンに戻った。
「ちゃんと育児してますよ」僕も戻す。
「今日、子供は?」
「じぃ、ばぁに連れて行かれました」
「私も、ばぁ、なんだけど」
僕は一瞬、地雷を踏んだかと思ったが、美穂さんはニヤニヤしていた。
「美味しいご飯食べて、いっぱい動けるようにしよう。しょうが焼きのA定食で」
「はいはい、いっぱい動けるようにね」
美穂は厨房に行ったが、顔は見える。
「う~ん、何が変わったんだろう。化粧?いや、今日もそんなにはしてないよな」目で追ってしまう。
しばらくして、
「お待たせ」と行ってトレーをテーブルに置いた。
「うわっ、懐かしいな。美味しそう」
「ごゆっくり」
と美穂は店の定位置へ戻る。僕は料理で舌や胃袋を満足させて、目は美穂を見て満足させた。
少しずつ美穂が奥に引っ込んでいく。
あぁ、見えなくなっちゃった。
他の客が立て続けに席を立った。
美穂がレジで応対する。
「ありがとう。また来てね」
「お仕事頑張ってね」と声をかける。
うんうん、相変わらず店の看板娘だ。
レジから片付けようと奥の席に向かう美穂の手を掴む。
もう他の客はいない。
「まだダメよ。2時から臨時休業って入口に書いてあったでしょ」
「えっ!見なかった」僕は手を離す。
「もう、ちゃんとパパできてるの?」
「それはもちろん」
美穂は奥の席に向かった。
美穂には悪いが、他の客が入ってこないように祈った。
2時まで残り10分となったところで、美穂はブラインドを下ろし始め、入口のドアから日替りランチが書かれた看板を中にしまった。
僕は、トレーを持って厨房に行き、残ってる洗い物を全部片付けた。
「あら?ありがとう」
「少しでも一緒にいたい」
「ホントにするの?私と」
「えっ!ダメなんですか?」
「私はいいけど」
「でも、こんなになっちゃってるんで」と盛り上がったズボンを見せた。
「嫌だ。私の身体も期待しちゃってる」
「ベッド行きますか?」
「シャワー浴びたいかな」
「一緒に入っていいですか?」
「ベッドまで我慢できる?」
「あぁぁ、なんとか我慢します」
「フフフッ、いいわよ」
脱衣所で服を脱いだ。肉棒が反り返っている。
「そんなに期待してるの?」
「美穂さんとは気持ち良かったイメージしかなくて」
「幻滅しないでよ」と下着姿になった。
「あれ?痩せました?」
「うん、ちょっと入院しちゃって」
「大丈夫なんですか?」
「もう一年近く前のことよ。時間は短くしたけど、店も問題ないし」
「それなら良かった」
僕は後ろから抱きしめた。
「嬉しい。また美穂さんと一緒になれる」
「はいはい。もう終わりって言ってたわよね?」
「会いたくなっちゃって」
「次はないかもね」
「約束はできないけど、また来たいです」
「それまで元気ならね」
「元気でいてください」
「気持ちはそうでも、色々とあるのよ」
「後悔しないように今日、頑張ります」
「そうして」
美穂は風呂場の扉を開いて、シャワーを出した。
お互いに体を洗う。美穂の手が肉棒を掴む。
「本当に元気ね」
「あぁ、気持ちいい」
美穂の手が肉棒を持ち上げて、下の部分も洗う。僕はびくっとしてしまった。
それから僕の足を洗い、シャワーで流した。
美穂が膝立ちになり、咥えた。
「やっぱり気持ちいい」
「私は久しぶりだからね」
「そんなこと気にならないです」
「あぁん、こんなに固くなってる。美味しいわ」亀頭から玉まで舐め回している。
「美穂さん、凄いエロい」
「まだ固くなるの?出したい?」
「はい、出したいです」
「ちょっと、ちっちゃくなっちゃったけど」と胸を寄せて挟み、先を咥える。
「あぁ、そんなことされたら」僕はビクビクッと震えた。
「あれ?感じやすくなったかしら?」
「分かんないです」頭の動きが激しくなる。
「あっ、出ちゃう。あぁ、出る!」
口の中に射精した。美穂は慣れたように驚かない。
「はぁ」と上を向いてから、ゴクンと飲み込んだ。
「相変わらずいっぱい出すのね」
「気持ちよかったぁ」
僕は残りの美穂の体を洗い、シャワーで流した。
「早くベッドに」
「慌てないで。逃げないから」
僕達は体を拭き、ベッドに来た。美穂を寝かせて、覆いかぶさる。
「今は美穂のことだけ愛してる」
「うん、優斗」
長く舌を絡めて、美穂の体を愛撫した。
前も無駄な肉はなかったが、一回り小さくなった気がした。
「挿れるよ」
美穂は頷いた。
ゆっくりと腰を押し出す。
「あぁ、この感じ、気持ちいい」
「はぁん、オチンチンが中を押し広げてる」
全部入り、また舌を絡めた。
そして腰を動かした。
「はぁぁぁ、優斗、気持ちいいよぉ」
「すごい気持ちいい」
「もっと私で気持ちよくなって」
「もっと美穂のこと欲しいって、腰が止まんない」
「あぁぁぁ、優斗!」
「美穂ぉ」腰が早まっていく。
「凄い!ダメぇ!いっちゃう、いっちゃうよぉ」
「あぁっ、気持ちいい。僕も出ちゃう」
「いっぱい中に、奥に出してぇ」美穂は仰け反った。
「うっ、出る!」僕は根元まで挿れながら射精した。身体がブルっと震えた。
「はぁん、奥に当たってる」美穂はビクビクッと震えた。
僕は体を倒して、舌を絡めた。
「いっぱい出たよ」
「いっぱい出たね。フフフッ。良かった」
「美穂なら出るよ。心配いらないよ」
「そうみたいね。全然おさまんないみたい」
「続けていい?」
「少し休みたい気もするけど、いいわよ」僕はまた舌を絡めた。
「じゃぁ行くよ」
「うん」
僕は腰を動かした。
「はぁん、やっぱりいったばかりだから、敏感になってる」
「僕もだよ」
「はぁん、まだ固い!中で暴れてる」
「あぁ、この締め付けが堪んない」
僕は美穂の体を抱き上げて、舌を絡めた。
それから、僕が寝て、下から突きあげる。
「はぁぁん、奥に響くよぉ」
「あぁ、気持ちいい」
僕はまた体を起こして、美穂の膝の下に腕を入れて抱え上げた。
「えっ!何するの?」
「このカッコが辛くなったら、言って」
「うん」
腰を振った。美穂の体が離れて戻ってきた。
「はぁぁん、一番奥に当たるぅ」
美穂の体重が股間に当たり、
「あぁ、ヤバイ、気持ち良すぎる」何度も繰返す。
「いやぁ、こんなの激しすぎる」
パンパンと音が響く。
「いやぁ~」と美穂は叫んでいる。
すると、ドアが開いた。
「お母さん、大丈夫!」
前日の寝る前に、くれぐれも気をつけてね、と僕が言うと、あなたもねと言われた。
僕はハッスルしてしまい、4枚もゴムを消費する結果となった。
シェフと女将さんが歩美を連れて出かけたいと言うので、僕は了承した。
急に何もなくなり、ぼうっとするのも勿体ないので、誰かに電話しようと思った。
由紀?ないな。
小百合?今日じゃなくてもいい。
玲香ちゃん?会いたいけど遠い。
美紀さん?捨てがたいけど、喫茶店がある。
美穂さん?そういえば店やってるのかな?
僕は電話した。10回鳴らしても出なかったので、切った。あぁ、ダメかぁ。
すると電話が鳴った。美穂さんだ。
「すいません、突然電話して」
「ごめんなさい。あるとかけたくなっちゃうから番号を削除したのよ。でも、なんか見覚えあるなと思ってかけたの。やっぱり優斗くんね」
「はい、お店はやってるんですか?」
「平日の昼間はね。学生のみんなが困らない程度よ」
「今から行ってもいいですか?それに」
「もちろん来てもいいけど。前の時、もう最後だって」
「すいません。そう思ってたんですけど、美穂さんのこと思い出したら、会いたくなっちゃって」
「あの頃より私2歳も歳取ってるのよ」
「それは僕も同じです。年齢は問題じゃないのは変わらないですよ」
「そんなこと言って、実際に見て、がっかりしないでよ」
「そんな失礼なことにはならないですよ。お昼の時間終わる頃に行きます」
「それならお昼食べなさいよ。久しぶりでしょ」
「えっ?大丈夫なんですか?」
「相変わらず授業が始まれば、空くか
ら」
「分かりました。一時頃に行きます」
「うん、待ってるわ。でも、美化しないでよ。今は、こんなにきれいになってるとか、妄想お断りだからね」
「身体だけだと思われるのも嫌なんですけど、触れたくて仕方がないです」
「はぁ、なんか身体が期待しちゃってるわ!それより、仕事とか奥さんとか大丈夫なの?」
「はい、今日は定休日で、奥さんが珍しく海外出張なので」
「それで私?由紀ちゃんは?」
「由紀は絶対ないです」
「そうなの?でも、他にいるでしょ」
「いえ、美穂さんに一番会いたいです」
「ホント?嬉しいけど、くれぐれも期待しないでよ」
「分かりましたって。じゃぁ後で」
「よしっと。4時間ぐらいいても大丈夫だろう」僕は着替え始めた。
鏡で自分の顔を見た。
前は無邪気な学生で済んだかもしれないが、今は責任ある立場だ。美穂さんは大人だから分かってると思うけど、僕も大人にならないといけない。
早めに、誰もいない家を出た。
大学に着いた。
やっぱり懐かしくは感じるが、結局、交友関係は広がらなかったな。僕の性格に問題があるのは、ずっと前から分かっている。
大学の周りをウロウロ歩く。明らかに新しい店がオープンしているが、昔何だったのか思い出せない。
本当に僕は興味の範囲が狭い。
そう、基本的に他人に興味がないのだ。だから、少ない確率で興味を持つと、必要以上に大切にしたくなる。
自分の身勝手さが本当に嫌になる。
それは、由紀が一番分かっている。付き合ってみて、少しは直るかと期待したんだろうが、頑固者の僕は微動だにしない。つくづく愛想が尽きたんだろう。
小百合も分かっているけど、それを全部自分に向けようとした。だから早苗のことは心底ビックリしただろう。小百合としては、由紀にもフラれた僕を独り占めしたかったに違いない。
茜は、家庭というものに執着がない。仕事で重要な役目を担っていることが、無意識にそう思わせているのかもしれない。そもそも茜が欲しかったのは、適度に身体を重ねる相手だ。結婚とか建前でしか考えたことはないと思う。
だから、今だに簡単に浮気できてしまう。今回の出張も仕事とはいえ、怪しいものだ。
だが、僕と別れるつもりは全く無いだろう。彼女の理屈では、きっと僕は専業主婦になっている。自分の両親の相手をしてくれて、子供の世話までしてくれる。これ以上の相手は見つからないと判断したから、きっと結婚を受け入れてくれたんだ。
僕ができることといえば、初めてした相手に、茜がガッカリして2回目をさせないように、技と体力を鍛えるしかない。
これまでの成果としては、一回いったくらいじゃ、満足できないような身体にはした。僕が疲れていると言っても2回目、3回目を求めてくるのが普通だ。バイアグラ世代には太刀打ちできないはずだ。
まぁ、浮気には、外に出ている方が圧倒的に有利だ。僕は色々な目を掻い潜らなくてはならない。
何気にやらなければならないことが多い僕には、そんな暇は余りないから、相手は厳選したいところだ。
そろそろいい時間なので、店の扉を開いた。
「いらっしゃい」という声とともに出てきた美穂を見て、固まった。
「何よ?」
僕は店内を見た。何人か客がいる。
僕は不自然にならないように近づいて、
「前より綺麗になってませんか?」と小声で言った。別にお世辞ではない。
「何言ってるのよ、もう!早く座って」
うん、早く座らないと誰かが通報するかもしれない。僕は他の客に背を向けて、美穂が見える特等席に座った。
「何にする?」と水を持ってきた。
「美穂さん」と小声で言った。
「もう?」と小声で返してきた。
「かなりやばいことに」また小声で言う。
美穂が覗き込む。
「はぁ~、まだ学生気分なの?」普通のトーンに戻った。
「ちゃんと育児してますよ」僕も戻す。
「今日、子供は?」
「じぃ、ばぁに連れて行かれました」
「私も、ばぁ、なんだけど」
僕は一瞬、地雷を踏んだかと思ったが、美穂さんはニヤニヤしていた。
「美味しいご飯食べて、いっぱい動けるようにしよう。しょうが焼きのA定食で」
「はいはい、いっぱい動けるようにね」
美穂は厨房に行ったが、顔は見える。
「う~ん、何が変わったんだろう。化粧?いや、今日もそんなにはしてないよな」目で追ってしまう。
しばらくして、
「お待たせ」と行ってトレーをテーブルに置いた。
「うわっ、懐かしいな。美味しそう」
「ごゆっくり」
と美穂は店の定位置へ戻る。僕は料理で舌や胃袋を満足させて、目は美穂を見て満足させた。
少しずつ美穂が奥に引っ込んでいく。
あぁ、見えなくなっちゃった。
他の客が立て続けに席を立った。
美穂がレジで応対する。
「ありがとう。また来てね」
「お仕事頑張ってね」と声をかける。
うんうん、相変わらず店の看板娘だ。
レジから片付けようと奥の席に向かう美穂の手を掴む。
もう他の客はいない。
「まだダメよ。2時から臨時休業って入口に書いてあったでしょ」
「えっ!見なかった」僕は手を離す。
「もう、ちゃんとパパできてるの?」
「それはもちろん」
美穂は奥の席に向かった。
美穂には悪いが、他の客が入ってこないように祈った。
2時まで残り10分となったところで、美穂はブラインドを下ろし始め、入口のドアから日替りランチが書かれた看板を中にしまった。
僕は、トレーを持って厨房に行き、残ってる洗い物を全部片付けた。
「あら?ありがとう」
「少しでも一緒にいたい」
「ホントにするの?私と」
「えっ!ダメなんですか?」
「私はいいけど」
「でも、こんなになっちゃってるんで」と盛り上がったズボンを見せた。
「嫌だ。私の身体も期待しちゃってる」
「ベッド行きますか?」
「シャワー浴びたいかな」
「一緒に入っていいですか?」
「ベッドまで我慢できる?」
「あぁぁ、なんとか我慢します」
「フフフッ、いいわよ」
脱衣所で服を脱いだ。肉棒が反り返っている。
「そんなに期待してるの?」
「美穂さんとは気持ち良かったイメージしかなくて」
「幻滅しないでよ」と下着姿になった。
「あれ?痩せました?」
「うん、ちょっと入院しちゃって」
「大丈夫なんですか?」
「もう一年近く前のことよ。時間は短くしたけど、店も問題ないし」
「それなら良かった」
僕は後ろから抱きしめた。
「嬉しい。また美穂さんと一緒になれる」
「はいはい。もう終わりって言ってたわよね?」
「会いたくなっちゃって」
「次はないかもね」
「約束はできないけど、また来たいです」
「それまで元気ならね」
「元気でいてください」
「気持ちはそうでも、色々とあるのよ」
「後悔しないように今日、頑張ります」
「そうして」
美穂は風呂場の扉を開いて、シャワーを出した。
お互いに体を洗う。美穂の手が肉棒を掴む。
「本当に元気ね」
「あぁ、気持ちいい」
美穂の手が肉棒を持ち上げて、下の部分も洗う。僕はびくっとしてしまった。
それから僕の足を洗い、シャワーで流した。
美穂が膝立ちになり、咥えた。
「やっぱり気持ちいい」
「私は久しぶりだからね」
「そんなこと気にならないです」
「あぁん、こんなに固くなってる。美味しいわ」亀頭から玉まで舐め回している。
「美穂さん、凄いエロい」
「まだ固くなるの?出したい?」
「はい、出したいです」
「ちょっと、ちっちゃくなっちゃったけど」と胸を寄せて挟み、先を咥える。
「あぁ、そんなことされたら」僕はビクビクッと震えた。
「あれ?感じやすくなったかしら?」
「分かんないです」頭の動きが激しくなる。
「あっ、出ちゃう。あぁ、出る!」
口の中に射精した。美穂は慣れたように驚かない。
「はぁ」と上を向いてから、ゴクンと飲み込んだ。
「相変わらずいっぱい出すのね」
「気持ちよかったぁ」
僕は残りの美穂の体を洗い、シャワーで流した。
「早くベッドに」
「慌てないで。逃げないから」
僕達は体を拭き、ベッドに来た。美穂を寝かせて、覆いかぶさる。
「今は美穂のことだけ愛してる」
「うん、優斗」
長く舌を絡めて、美穂の体を愛撫した。
前も無駄な肉はなかったが、一回り小さくなった気がした。
「挿れるよ」
美穂は頷いた。
ゆっくりと腰を押し出す。
「あぁ、この感じ、気持ちいい」
「はぁん、オチンチンが中を押し広げてる」
全部入り、また舌を絡めた。
そして腰を動かした。
「はぁぁぁ、優斗、気持ちいいよぉ」
「すごい気持ちいい」
「もっと私で気持ちよくなって」
「もっと美穂のこと欲しいって、腰が止まんない」
「あぁぁぁ、優斗!」
「美穂ぉ」腰が早まっていく。
「凄い!ダメぇ!いっちゃう、いっちゃうよぉ」
「あぁっ、気持ちいい。僕も出ちゃう」
「いっぱい中に、奥に出してぇ」美穂は仰け反った。
「うっ、出る!」僕は根元まで挿れながら射精した。身体がブルっと震えた。
「はぁん、奥に当たってる」美穂はビクビクッと震えた。
僕は体を倒して、舌を絡めた。
「いっぱい出たよ」
「いっぱい出たね。フフフッ。良かった」
「美穂なら出るよ。心配いらないよ」
「そうみたいね。全然おさまんないみたい」
「続けていい?」
「少し休みたい気もするけど、いいわよ」僕はまた舌を絡めた。
「じゃぁ行くよ」
「うん」
僕は腰を動かした。
「はぁん、やっぱりいったばかりだから、敏感になってる」
「僕もだよ」
「はぁん、まだ固い!中で暴れてる」
「あぁ、この締め付けが堪んない」
僕は美穂の体を抱き上げて、舌を絡めた。
それから、僕が寝て、下から突きあげる。
「はぁぁん、奥に響くよぉ」
「あぁ、気持ちいい」
僕はまた体を起こして、美穂の膝の下に腕を入れて抱え上げた。
「えっ!何するの?」
「このカッコが辛くなったら、言って」
「うん」
腰を振った。美穂の体が離れて戻ってきた。
「はぁぁん、一番奥に当たるぅ」
美穂の体重が股間に当たり、
「あぁ、ヤバイ、気持ち良すぎる」何度も繰返す。
「いやぁ、こんなの激しすぎる」
パンパンと音が響く。
「いやぁ~」と美穂は叫んでいる。
すると、ドアが開いた。
「お母さん、大丈夫!」
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ナイトプールで熱い夜
狭山雪菜
恋愛
萌香は、27歳のバリバリのキャリアウーマン。大学からの親友美波に誘われて、未成年者不可のナイトプールへと行くと、親友がナンパされていた。ナンパ男と居たもう1人の無口な男は、何故か私の側から離れなくて…?
この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる