僕の彼女は、男子高校生

ぱるゆう

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結婚へ向けて

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『何よ。改まって』

『さゆりん、驚かないで聞いて』

『何、怖いわよ』

『由紀と別れた』

『あぁ、そのこと。知ってるわ』

『何で知ってるの?』と動揺した。


 回想、昨日

『あら由紀ちゃん、今帰り?』

『お母さん、こんにちは』

『あれ?優斗は?』

『あっ、ユウから聞いてない?』

『何のこと?』

『実は別れた。昨日』

『えっ、何も聞いてないわよ。優斗が何かやった?』

『まぁ、なんていうか、私に新しい彼ができて』

『あっ、そうなの。それならしょうがないわね』

『すいません。お母さんには色々期待させちゃったみたいで』

『大丈夫よ。気にしないで。でも優斗も気が付かなかったのかしら?』

『まぁ、ユウも忙しかったみたいで』

『忙しいから彼女をほっといたの?全く由紀ちゃんみたいないい子をほっとくなんて』

『あと、前みたいに戻ることはないと思うんで』

『あぁ分かったわ。でも、優斗は、あんなだから、これからもよろしくね』

『幼馴染みとしては、これからも仲良くしていくんで、安心して』

『ホントによろしくね。じゃあ新しい彼氏とはうまくいくといいわね』

『今度は大丈夫。しっかり躾けるから』

『あら、頼もしいわね。優斗もしっかり躾けとけば良かった』

『フフフッ。じぁあ、また』

 由紀は去って行った。

 回想 終わり


『由紀ちゃんから聞いたわ』

『そうなんだ。それで話というのは、新しい彼女ができた』

『随分早いわね』

『実は由紀とは学校以外、ずっと会ってなくて』

『それも由紀ちゃんから聞いたわ』

『その間、他の女性と会ってた』

『由紀ちゃんは知ってるの?』

『言ってない。それに付き合うって決まったの。今日だから』

『誰なの、相手は』

『バイト先の娘』

『えっ、バイト先って、フランス料理の?』

『そう』

『店主の人って結構高齢って言ってなかった?』

『そうだね。60半ばくらいかな』

『その娘って、いくつなの?』

『33って言ってた』

『えっ!また?あなたも懲りないわね』

『ちょっと待って!早苗とは違うよ。ちゃんと働いてるし』

『早苗さんは働いてなかったの?』

『いや、働いてたよ』

『さっきの話し方だと、付き合うより先にしちゃったんでしょ』

『そうだけど』

『どうして、することになったの?』

『相手の人がフラレて、寂しいからって』

『前もそんな話してなかったっけ?』

『まぁ、確かにそうだけど。今回は違うんだよ。僕の方が追い回してるんだよ』

『これまで帰りが遅かったのも、その人のせいなのね』

 美紀の時もあったが、それは絶対に言えない。
『そうだよ』

『ふ~ん。分かったわ。それで、もう私とはしないの?』

『それは別の話だよ。まぁ結婚したら、分かんないけど』

『結婚?いくらなんでも早過ぎるでしょ』

『でも、その人が子供を産むなら、あんまり待てないよ』

『それはそうだけど。あなたの夢はどうするのよ』

『それはまた今度話すよ。もうこんな時間だし。お風呂入ってくる』

『もう!私はどうなるのよ!今日は約束だからできないし』

 母は先にベッドで横になった。
『そうだ。私からしなければいいのよね。ゆうくんからするように仕向ければ。
 あっ、今日も会って来たのよね。もう!私のゆうくんなのに!』

 優斗は裸で風呂を出て、ベッドに行った。

『さゆりん。約束したけど、しよっか』

『してきたんじゃないの?』

『さゆりん、怒ってるでしょ。だからしてあげる』

『もう、優斗、大好き』

『さゆりんのこと。別に忘れてるわけじゃないから。ちゃんと大切にするよ。でも一回だけだよ』

『分かった。明日の朝も起こすから、してもいい?』

『いいよ。時間があれば』

『やった』

 優斗は舌を絡めた。母が一回で満足できるように、丁寧に愛撫していく。そして、指で一回いかせてから、挿入した。
 長い時間をかけ腰を動かして、中で射精した。

『やっぱり、さゆりんは気持ちいい』

『ゆうくん、いつもよりいっぱいいっちゃったよ』

 優斗が、ティッシュに手を伸ばすと、
『このまま寝たい』

『分かった。おやすみなさい、さゆりん』

『おやすみ、ゆうくん』

 優斗は母に腕枕をして、後ろから抱きしめた。
 その後、優斗はすぐに眠りについた。

 母は、優斗の腕をかかえて、目を閉じた。

『ゆうくんは、私のもの。ちょっとだけ貸してあげるわ』

 母は股間の中の肉棒に幸せを感じながら、眠りについた。


 次の朝、優斗が先に目を覚ました。

 優斗は起き上がろうとした。
『あっ。気持ちいい。そうだ。挿れたまま。寝たんだ』

 優斗は腰を少し、動かした。
『あぁ、気持ちいい。時間は?』

 優斗は時計を見た。

『まだ大丈夫だな。さゆりん、起きて。するんでしょ』

 母は目を覚ませた。

『あっ、おはよう』

『おはよう。するんでしょ』

『あぁ、うん』

『まだ時間あるから、始めからする?』

『ううん。このままして』

『わかった。動くよ』

 母は頷いた。

 優斗は腰を動かした。

 母は目を瞑りながら、
『あっあっあっ』と声を出す。

『さゆりん、気持ちいい』

 母からは反応がない。
『さゆりん、起きてる?』

 母は頷いて、
『あっあっあっ』と腰の動きに合わせて声を出した。

 優とは動きを早めた。

『あぁぁ、あぁぁ』と声が変わった。

 優斗は上になって、母に舌を挿れた、母は目を閉じながら、応じる。

 優斗はまた腰を動かす。

『あぁ、さゆりん。締めないで。気持ちよくて、出ちゃう」

 母の反応はない。

 優斗は我慢できずに、母の腰を掴んで、肉棒を奥まで突いた。

『あぁ、いっちゃう、いく、いく』

『さゆりん、出すよ』と奥に射精した。

『はぁぁぁ、奥に当たってる。またいっちゃう』

 母は体を仰け反らせた。

 優斗は、また舌を入れて、出てきた母の舌に絡ませた。

 優斗はティッシュを取り、抜いた。

『さゆりん。大好きだよ』

『ゆうくん。気持ちよかったよ』

『ホントに起きてた?』

『夢の中と半分半分かな』

『僕はちゃんと起こしたからね』

『分かってるわよ』

『さぁ、シャワー行こう』

 シャワーで体を洗い、朝ご飯を食べ、大学に行った、

『おはよう、由紀。今日も可愛いね』

『何よ、気持ち悪いわね』

『実は彼女ができた』

『あら?随分と早いわね。もしかして私をほっといたのは、そのせいなの?』

『ごめん、そうなんだ』

『それなら、この前言ってよ。あっ、まさか身体が先?』

『実はそうなんだ。昨日、ちゃんと付き合うことになった』

『相変わらず、どうしようもないわね。ユウは』

『そう言うなよ』

『どんな人なの?相手は』

『バイト先の娘』

『バイト先って、フランス料理の?』

『そう』

『マスター、いやシェフだっけ、けっこう高齢って言ってなかった?』

『多分65くらい』』

『ちょっと待って、その相手いくつなの?』

 またこの質問か、うんざりした顔で答えた。

『33』

『はあ?ホントに懲りないわね。あなたも』

『どういうことだよ』

『言いたいこと分かってるでしょ』

『別に由紀にどう思われようが関係ないから』

『そうね、私には関係ないことだわ』

『とりあえず報告だから』

『あっそ』

『そろそろ僕が恋しくなって来たんじゃない?』

『ご心配なく』

『僕なら由紀は何も考えずにいけるのに』

 由紀は黙った。

『おいおい、ここで黙るなよ』

『うるさいわね。彼も頑張ってしてくれてるのよ』

『いやいや、洒落にならないから』

『始めの頃、ユウも分かってたのに、できないしフリとかしてくれたじゃない』

『まぁ、そんな頃もあったね』

『その頃も私としてて本当に気持ちよかった?』

『僕は由紀が好きだったし、嬉しかったから、する前には心が満たされてて、そんなに気にならなかったかな』

『そうなんだ。心がね』

『どうする?ストレス発散する?』

『いえ、いましたら、増々ユウの方が良かったって、思っちゃいそうだから、遠慮しとくわ』

『あっ、そうだね』

『ユウは満足してるの?』

『由紀の時と同じかな、一緒にいれるだけで、満足しちゃうから』

『ふ~ん。私は欲張りなのかな?』

『えっ!今更?』

『何よ!私は繊細なの』

『はいはい、そういうことにしとくよ』

『でも、ユウとこうして話せるの。嬉しいな』

『僕でよかったら、ベッドの上でもどこでもいいよ』

『それ、どこでも良くないってことでしょ』

『由紀は特別サービスだよ』

『変態!』

『そうその調子だよ、由紀は』

『もう、ユウったら』

 
 大学が終わり、バイトに行った。

『とうしよう?シェフに言った方がいいのかな。茜さん、話してるのかな?』

 どうしようもなくなり、茜にラインを送った。

『シェフに僕たちのこと話しましたか?話した方がいいですか?』

 忙しいのか返事はなかなか返ってこない。

『もう、バイトに集中しないと』

 店は開店した。

 シェフの体調を考えて、完全予約制にしているので、追われることはない。

 隠れた名店は、今日も最後の客を送り出した。大半がシェフの前の店からの常連客だ。

 たまに優斗も紹介されることがある。

 優斗は緊張しかりだったが、みな、
『シェフの味を受け継いで欲しい』と笑顔で迎えてくれた。

『この人達を繋ぎ止められるのだろうか?』優斗は不安でならなかった。

 しかし、優斗も任されることが増えていった。とてもやりがいを感じていた。

 閉店作業中、茜が帰って来た。

『おかえりなさい。今日も遅いですね。大事にですか?』

『もちろん大丈夫よ。好きなことやってるんだから』と茜は笑顔だ。

『そうライン返すの遅くなって、ごめんね』

『あぁ、バイト中だったんで、見れないから』

『じゃあ、まだ見てないのね』

『はい』

『とりあえず両親には黙っておいてほしいの』

『やっぱりそう言うと思ってました』

『別に優斗くんと真剣じゃないってわけじゃないから、そこは勘違いしないでね』

『分かってます。シェフ達に心配かけたくないんですよね?』

『そう。私の恋人には、あなたは若過ぎるからね』

『あのぉ』

『何?したいの?』

『まぁ、したいのはしたいんですけど、うちの母親に話しました』

『えっ!わたしのこと?』

『そうです』

『あぁ、あなたのお母さんのこと、忘れてた。なんて言ってた?』

『え~っと、まぁ、心配してました』

『やっぱりね。あたりまえよね。こんなに歳上なんだから』

『いえ、茜さんは悪くないんです』

『えっ、どういう意味?』

『あのぉ、実は高校生の時に年上の人と付き合ってまして』

『そうなの。あぁ、だからうまかったのね。大学生とは思えなかったわ』

『まぁ、そんなところです。それで由紀と付き合う時に別れようしたんですけど、中々別れてくれなくて』

『あぁ、優斗くんっぽいわね』

『本当に僕はダメダメで、最終的に由紀と一緒に行って、私の彼氏に手を出すなって、言ってもらったんです』

『えっ!その時、由紀ちゃんも高校生でしょ』

『そうです』

『肝っ玉座ってるわね。私なら躊躇しちゃうけど』

『子供の頃から、由紀には頼りっぱなしで』

『へぇ~』

『そういったことがあったんで、年上の人に、また騙されてるんじゃないかって』

『あぁ、お母さんとしては、それは心配するわね』

『由紀にも心配されました』

『由紀ちゃんにも言ったの?』

『まぁ、報告として。向こうも別れた元彼がウジウジしてるよりかは、いいと思って』

『まぁ、復縁を迫られる心配はなくなるわね』

『黙ってようかとも思ったんだけど、私も復縁を迫られてて』

『えっ、やだ、茜さんと離れたくない』

『早とちりしないで、復縁なんてしないから。だって向こうに仕事を辞める気がないなら、また同じことになるのは目に見えてるから』

『あぁ良かった』

『新しい彼氏ができたって言ってやったわ』

『うわっ、嬉しい』

『それでもビービー煩いから、2度と連絡してこないでって言ったの』

『良かった。捨てられなくて』

『そんなことより、あなたのお母さんよ。どうしようかしら?』

『別に急ぐ必要ないと思うけど』

『だって、あなたが遅く帰ると、私と会ってるんじゃないかって思われるんでしょ。その度に心配かけることになるじゃない』

『確かにそうですね』

『あぁ、よし、決めた!あなたのお母さんに会うわ』

『いや、あの~。そんなつもりじゃなかったんですけど』

『早ければ早いほどいいわ。お母さんに予定聞いておいて』

『あぁ、分かりました。聞いときます』

『よし、対決よ』

『そんなことしなくても、会えば、うちの母さん、茜さんのこと気にいると思いますよ』

『どうして?』

『だって茜さんですから』

『理由になってない。もうちょっと安心させられないの?』

『僕は何があっても茜さんから離れません。僕が茜さんを幸せにします。だから。ずっと僕といてください』

『ちょっと待って、今のナシ』

『どうしたんですか?』

『あなた、何言ってるか分かってるの?』

『茜さんを幸せにするために、ずっと一緒にいる、いつも僕が考えてることです』

『あぁ、もう!それ、プロポーズよ』

『えっ、え~と。あぁホントだ。恥ずかしい』

『普通の感じで、そういうこと言うの、止めてよ。私は33年も楽しみにしてるのよ』

『本当にごめんなさい。ちっ、ちゃんとプロポーズするから』

『ホントにもう。フフフッ』

『ははははっ』

『あぁ、なんか疲れちゃった』

『すいません。疲れさせて』

『もうプロポーズの練習はしないでよ』

『気をつけます』

『じゃあ、行くわ』と優斗に近づいた、

『はい、おやすみなさい。茜さん』2人は舌を絡めた。

『あぁ、ダメ。こんなんじゃ。後で来る?』

『いいんですか?』

『何も着ずに待ってるわ』

 優斗は前かがみになった。

『わざと言ってますよね?茜さん」

『フフフッどうかしら?』と投げキッスをした。

 空中を噛む優斗。

『フフフッ優斗くん、面白い』

『もう!茜さんの鮎釣り人形だよ』

『早くちゃんと終わらせてね』

『はい、女将さん』

『止めてよ。まだ早いわよ』

『じゃあ、待ってるから』と茜は去った。

 優斗は考えた。

『えっと、どこまで終わったんた」店の中を指差し確認する。

『あっ!明日の準備だ!」

 冷凍庫を開け、足りない食材をメモした。

『女将さん、これ、足りなくなりそうです』とメモを渡した。

『じゃあ、あがりますんで』と2階へ急いだ。

『あっ、優斗くん』もう優斗の姿はなかった。そっちは玄関じゃないのに。

『茜さん、入りますよ』と茜の部屋のドアを開けた。

 布団をかけた茜の素肌の肩が見えた。

『茜さん、本当に···』と言いかけたところで、茜が布団を一瞬、めくった。

 肌色が見えた。

 優斗は服を全部脱いで、肉棒が飛び出た。

 優斗は茜の足元から布団に入り、顔を出した。

『本当に裸だ』

「そう言ったでしよ』

「茜さん、僕たちが腰が曲がるまで、一緒にいようね』

「こら!ホントに怒るよ』

「えっ、変なこと言いました?』

「もういいわよ。イチイチ怒るのがバカバカしくなってた』

「茜さん、嘘じゃないです。本当愛してます』

「その言葉が薄く感じちゃってる私がいるわ。由紀ちゃんと一日飲み明かしたい』

「由紀ですか?由紀となら一晩中でも盛り上がれると思いますよ。僕の悪口で』

「本当にやってみたい。楽しそう。フフフッ』

「僕がいない時にしてくださいね』

「優斗くんがいなかったら、私達会えないじゃん』

「そうですけど、一緒にいとら、僕はきっと死後の世界に足を踏み入れますよ』

「それも面白いかも』

「殺さないでください』

「もう!僕のオチンチン、こんなになってるんですから』

「こんな話しててもガチガチなのね』と肉棒を握った。

「茜さん、ダメです。どんどん好きになっていく』

「どういう理論なの?』


 その頃、一階では

「優斗くん、2階に行ったわよ』

「あぁ、そうみたいだな』

「茜とは一回りも違うのよ』

「茜もいい年なんだから、ほっとけばいいんだよ』

「でも、心配で』

「優斗くんは、ちょっと頼りないところがあるかもしれないが、料理となったら、最近の若者には珍しく、真剣な目になる。私はその目を信じてるよ』

「そうかもしれないですけど。茜にはもう時間がないんですよ』

「思ったより早く結論が出ると思うがな。私は』

「いえ、私は信じられません』

「母さん、いい時間度から、そろそろ寝るか』

「とても寝れる気分じゃありません』

「ほら、これでも飲んで、寝てしまいなさい』シェフは晩酌の日本酒をコップに少し入れ、女将さんに渡した。

 女将さんは一揆飲み干す。

「もっとくださる?』

「おいおい程々にしとけよ』とコップ半分ついだ、


 それも一気に飲み干す。
「先に寝ますね』

「あぁ、おやすみ』女将さんは去っていった。

「まさかなぁ。茜まで優斗を気に入るとは思わなかった。ははっ、やっぱり私の子供なんだな。わっはっは』
 とシェフは大笑いした。

「優斗は、我が家の大きな分かれ目になるかもな。さっ私も寝るか』

 一階の灯りは消えた。



 その頃、2階では.
『茜さん、もう我慢できない。出る』

『うん。私もいっぱいいったから、優斗くんもいって』

『あぁ、茜さん』と優斗は射精した。

『茜さん、泊まっていきたい』

『ダメよ。お母さん、心配するでしょ。帰りなさい』

『あぁ、離れたくないよ』

『私もよ。だけどダメよ』

『は~い』優斗はゴムを外し、縛って捨てた。

 優斗は服を着て、
『じゃあ、茜さん。また』

『またね』

 優斗は茜の家をあとにした。

 優とは家に着いた。
『ただいま』

『お帰りなさい。ごはんは?』

『もう、いいや。シャワー行ってくる』

 優斗はシャワーを浴びて、服を着て、出た。

 母はいなかった。

 寝室のドアを開けると、母は横になっていた。

 優斗もベッドに横になった。
『さゆりん、怒ってる?』

『怒ってないわよ』

『じゃあキスして、いい?』

『もう眠いから明日ね』

『抱きしめながら、寝ていい?』

『いいわよ』

 優斗は母の後ろから抱きしめた。股間が大きくなってくる。

『もう、お尻に押し付けないで』

『ごめん』

 優斗は逆に向き、スエットの中に手を入れ、上下させる。

『こら?ベッドが揺れるでしょ』

 優斗はしばらく大人しくしていたが、寝室から出た。

 母の耳に
『あぁ。はぁはぁ、あっ』という声が聞こえてくる。

 母は立ち上がり、寝室のドアを開けた。

 足を開き。優斗は丸出しのや肉棒を擦っていた。

『口ですればいい?』

『自分でするから、いいよ』足を閉じて肉棒を隠す。

『いいから。足を開きなさい」 
 腕で開かせた。

『自分でするから、さゆりんは寝てて』

 母は肉棒を咥えた。

『あっ、さっきいきそうだったから、すぐ出ちゃう』と口の中に射精した。

『これでいいでしょ。早く寝なさい』

『あっ、ちょっと調べたいことがあるんだ。その後寝るよ』

 母が寝室に消えた後、風呂場に行った。

『ここなら大丈夫だろ。あぁ、茜さん。茜さん』

 肉棒をしごいた。

『茜さんの唇で、僕のオチンチンを咥えて。あぁ~気持ちいいよぉ。
 柔らかい手で擦ってくれる。
 あぁ~。

 茜さんの手に吸い付くおっぱい。ピンクの乳首。

 茜さんの綺麗なおまんこ。そこに僕のオチンチンを入れて、
 うぅっ、気持ちいい。
 茜さん、おまんこの中、気持ちいい』

 手の動きが早まる。

『あっ茜さん、出るよ。中で出していい?』

『僕の精子を奥で受け止めて』

『出すよ、あぁ』

 と風呂場の床に射精した。

『あぁ、茜さん、気持ちよかったよ』

 裕太はシャワーで肉棒を洗い、床の静止を流した。

 母の所に戻るのが気まずいので、ソファーで横になった。いつの間にか眠った。

 しかし1時間も経たずに、目が覚めた。

『う~ん。よく眠れない』と寝室に入り、母とは逆向きに寝た。

 次の日、目が覚めると、隣に母はいなかった。

 優斗は時計を見た。

『あっ!ヤバい遅刻だ!』

 優斗は急いで服を着て、大学に向かった。

『さゆりん、起こしてくれなかったのかな』

 大学に着くと、1時限目の半分以上が過ぎていた。

『もういいや、2時限目から出よう』と優斗は喫茶店に向かった。

 ドアを開けると、中途はんぱな時間だからか、誰も客はいなかった。

『あら?優斗くん。学校はいいの?』

『寝坊したんで、次から出ます』

『寝坊なんて珍しいわね。はい、メニュー』

『昨日の夜、よく寝付けなくて」

『バイト頑張り過ぎなんじゃないの?』

『好きでやってるんで。モーニングとオススメで。ママさん』

『はい、毎度』

 みんなからママさんと呼ばれる店主は、早くに亡くしたご主人の店を引き継いでやっている女性だ。年は不詳だが、母より少し上ってところだろう。

 由紀ともよく来ているお気に入りの店だ。

『由紀ちゃんと別れたんだって?』

『もう、ママさんの耳に入りましたか?』

『同じクラスの子が、幼馴染みカップルが別れたって話てたわよ』

『由紀だな。言いふらしてるのは』

『それでも昨日、一緒に来てたじゃない』

『あぁ、恋人として別れても、幼馴染みであることは変わらないんで』

『そんなに割り切れるものなの?』

『まぁ、相手が由紀ですから』

『そうね。由紀ちゃんなら、平気そう』

『はい、おまたせ』

 木のトレーには、トーストした食パンと、サラダ、スクランブルエッグ、焼いたベーコンと、コーヒーが乗っていた。

『あぁコーヒーのいい匂い』

『今日のは特に美味しいわよ』優斗は一口飲む。

『ホントだ。美味しい』

『あなたと由紀ちゃんは、緊張するわ。同業者なんて』

『僕は、元ですけどね。でも、ママさんのモーニング最高です』

『あら、ありがと。お世辞でも嬉しいわ』

『そんなことないですよ。じゃなかったら、こんなに来ません』

『フフフッ、確かにご贔屓にしていただいて』

『ママさんは一人で大変じゃないんてすか?』

『お昼は、娘も手伝いに来るし』

『娘さん、早くに結婚したんですよね?』

『そう。やっと会社に勤めたと安心したら、妊娠したって』

『相手は若いんですか?』

『今、30くらいかな?近くに住んでるから助かってるわ』

『お子さんは?』

『やっと4歳になったから幼稚園よ』

『ママさんに孫がいるなんて信じられないですよね』

『そう?まぁちょっと早いかもしれないけど、そういう年よ』

『全然、若いですし、美人ですし』

『そんなに褒めてもサービスはできないわよ』

『いや、そんなつもりじゃ』

『前、由紀ちゃんが言ったとおりね』

『なっ、なんですか?なにか言ってましたっけ?』

『優斗くんは、思ったこと、すぐ口にするって』

『あぁ、それですか。本当に馬鹿なんですよ、僕』

『だからママさんも気をつけてねって』

『あっ、そんなことも言ってました?もう由紀のやつ』

『いくら優斗くんでも、私みたいなおばさんなんか相手にしないのにね』

『えっ、僕はママさんなら、好きになりますよ』

『好きって言っても、恋愛の好きとは違うでしょ』

『いえ、ママさんとなら恋愛できますよ。まぁ、お店の中しか知らないけど、ママさん、素敵な女性ですから』

 とトーストの残りを口に入れた。

『由紀ちゃん、本気で言ってたの?』

『由紀がどういうつもりで言ったかは分からないですけど、僕は、けっこう年上から好かれるんですよね』

『あぁ、そうなんだ』

『頼りない僕なんかが、なんでそうなのかは聞いたことないんで、分からないですけど』

『まぁ確かに由紀ちゃんといても、尻に敷かれてる感じよね』

『由紀も、できの悪い弟みたいに、僕を見てるから、同い年って、感じはしないですけどね』

『でも冗談でしょ。私と恋愛できるなんて』

『僕も嘘はつきますけど、こんなことで嘘はつかないですよ。うん。コーヒー美味しい』

『キスとかでも』

『全然』

 優斗は念のため、店内を見回した。

『こんな素敵な店で言うのも何なんですけど、僕、ママさんなら、元気になります』

『元気って』

『ホントに節操ないみたいで嫌なんですけど、今、元気になってます』

 店主は、テーブルの下を見た。

 ズボンが盛り上がっているのが見えた。

『嘘!』

『ホントにごめんなさい。少し経てばおさまると思うんで、ほっといてください』

 店主はゴクリと唾を飲み込んだ。

『優斗くん、私がいいって言ったら?』

『えっ、いや、僕は嬉しいですけど。お店いいんですか?』

『ちょっと待って』とドアの所に行って、
 準備中の札に変えた。

『優斗くん、こっち来てもらってもいい?』

『はい、いいですけど』

 優斗は自宅の方に入った。

『ズボン脱いでくれる?』

『本当にいいんですか?僕なんかで』

『いいから早く』優斗はパンツも脱いだ。

 肉棒が飛び出る。

『これ?本当に私でこうなってるの?』

『他に誰もいないですよ。ママさんを見て、こうなってるんです』

『触ってもいい?』

『僕もママさんに触ってほしいです』

 店主は、肉棒を握った。

『凄い固くなってる』

『ママさんの手、柔らかくて気持ちいい』

『本当に久しぶり。触るの』

『えっそうなんですか?こんな素敵な女性なのに』

『そう言ってくれる人はいたけど、妻持ちのおじさんばかりよ。私とちょっと遊びたいだけの。そんなの相手にしないわ』

『僕も遊びになっちゃうけど、いいんですか?』

『私があなたと結婚なんかできるわけないでしょ。いいの、これは私が望んだことなんだから』

『今の間だけでも好きになっていいてすか?』

『本気なの?』

『だから、こんなことで嘘つかないですって』

『分かったから、怒らないで。フフフッ。いいわよ。私も優斗くんを恋人だと思うから』

『嬉しい。ママさんとできるなんて』

『ママさんは止めて、美穂って呼んで』

『美穂さん、好きです』

『美穂でいいわよ」と肉棒を口に入れた。

『あっ、美穂、気持ちいいよ』

『久しぶりだから、上手くできないと思うけど』

『ううん、気持ちいいから、大丈夫』

 美穂は思い出すように、肉棒を愛撫した。

『美穂、もっと強くしゃぶって』

 美穂は、口に力を入れて、頭を動かした。

『あぁ、美穂、我慢できない。出ちゃう』

 美穂は、どこに出しればいいか、考えたが、どこも無理だ。

 肉棒を口から出して、
『お口の中に出して』

『いいんですか?』

『いいわ』とまた咥えた。

『ああぁ、出ます』と口の中に射精した。

『うぅっ』と喉の奥に当たる精子に、吐き出しそうになるのを堪えた。

『あぁ、精子ってこんなに暖かかったんだっけ?』と思いながら、肉棒を出した、

 美穂は、どうすることもできず、飲み込んだ。

『はぁはぁ』と美穂は息を吐いた、

『飲まなくてもいいのに、大丈夫ですか?』

『凄い量ね。ビックリしたわ』

『ごめんなさい。気持ちよくていっぱい出ちゃいました』

『まだ元気ね』

『この後もしてもいいですか?』

『えっ、優斗くんは本当に大丈夫なの?私で』

『僕は、嬉しいです。だから、こんなに固くなってるんです』

『うん。お願いしようかしら』

『はい。場所はどうしますか?』

『あぁ、そうね。ベッドに行きましょう』

 寝室に行った。綺麗に整理それていた。

 美穂はベッドに横になった。優斗もベッドに乗った。

『キスしてもいいですか?』

『うん』と美穂は目を瞑った。

 優斗は唇を重ね、舌を入れた。美穂も舌を出して応じる。

 口を離し、
『美穂、こんなに可愛い美穂とひとつになれるなんて、嬉しい』

『優斗くん、私を愛して』

 優斗は、首元から下を這わせ、美穂の服を脱がせていく。

 上がブラだけになり、優斗も上の服を脱いだ。

『優斗くん、けっこう筋肉あるのね』と美穂は触った。

『高校の時、弓道やってたんで、ここだけ筋肉付いてるんです。ブラとってもいいですか?』

 美穂は頷いた。

 ブラを取ると、美浦の形の良いDカップくらいだろうか大きな胸が出てきた。乳首もピンク色の綺麗な色をしていた。

『こんなに大きかったなんて分からなかった。乳首も可愛い』

『恥ずかしいから、言わないで』

 優斗は胸を揉んで、乳首を舐めた。

 美穂の身体が仰け反る。

『ダメよ。久しぶり過ぎて、すごい感じちゃう』

『可愛いよ。恥ずかしがらないで、素直に感じて』

 もう一度、舌を絡めた。

 優斗は、もう一度胸を愛撫し、そのままお腹まで人を這わせた。

『やっぱり無駄なお肉ないですね。裸になってもきれいです』

 優斗は美穂のジーパンのボタンを外して、脱がせた。

『細くて長い脚。こんなの素敵な体を見れて、凄く固くなってる」と脚を舐めていく。

『うぅん、感じちゃう』

 脚の愛撫が終わった後、もう一度、美穂と舌を絡めた。

『美穂、いいね』

 美穂は顔を背けながら、頷いた。

 下着を脱がせると、手入れのされていない毛が出てきたが、それほど量は多くなかった。足を開かせると、クリトリスもよく見えた。

 優斗はパンツも脱ぎ、全裸になった。

 優斗は顔を近づけ、クリトリスを舐めた。

『あぁぁ』と美穂は大きな声を出した。
 美穂の身体がよじれるのを、抱えた。

 膣の中とクリトリスを交互に舐めた。

 膣の中からどんどん溢れてくる。

 優斗は指を入れた。

 少しずつ力を入れていく。

 美穂の体がずっと仰け反っている。

 少し強めに中を擦ると、

『あぁぁ』と大きな声が聞こえ、体がビクッと震えた。

 優斗は顔を戻し、
『美穂、挿れるよ』

 美穂は頷いた。

 優斗は舌を絡めた。

『あっ、ゴム、鞄の中だ』

『フフフッ。大丈夫よ、もう子供なんかできない体だから』

『そうなんですか?いいんですか?』

『中で出して。大丈夫。妊娠しないから』

『分かりました。信じます』

 優斗は体を起こし、肉棒をゆっくりと膣の中に挿れた。

『あぁ、中にはいってくる』

 優斗は全部挿れ、腰を動かし始めた。

「私の中で凄い固くなってる。嬉しいわ」

『美浦の中、気持ちいいよ。どんどん固くなる』

『あっあっあっ』と腰の動きに合わせて、美穂が声を出す。

「凄い締め付けてくる。美穂、気持ちいい」

 優斗は腰の動きを早める。

『あっ、ダメ、気持ちいい。いく、いっちやう』ヒクビクッと体を震わせた。

『美穂、もっと気持ちよくなって』

 優斗は腰を動かし続ける。

『また、あっあっあっ』と美穂は声を出した。

 優斗は一回肉棒を抜き、
 美穂を四つん這いにさせ、挿入した。

『あぁ、まだ固い。気持ちいい』と美穂は声を出し、また『あっあっあっ』と声を出している。

『美穂、そろそろ僕も限界だから、出すよ』

 優斗は、後ろから美穂の体を抱き抱えて、舌を絡めた。

 そのまま、自分の下半身に、美穂の体を打ちつける。

『あぁ、いっちゃう。いく、いく』

『美穂、出る』

 とビクビクツと震える美穂の中に射精した。

『あぁっ中に出てる。いっぱい出てる』と優斗の腕の中で美穂の体は力が抜けたようにダラリとしていた。

 美穂の体をベッドに下ろし、優斗も横になった。

『美穂の身体が気持ちいいから、いっぱい出た』

 美穂はビクビクツと体を震わせている。
「私の身体で、こんなに出してくれたのね」

 優斗はティッシュを取り、肉棒を抜いた。
 いっぱい出てきた。

 それを新しいティッシュで包み、足元に投げた。

 美穂にキスをした。

『大丈夫ですか?』

『久しぶりよ、こんなに気持ちよくなったのは』

『美穂さん、やっぱり素敵です』

『優斗くん、何歳までできるの?』

『僕は歳は関係ないです。素敵な人だったらいくらでもできます。ほら、まだしたそうにしてますから。僕のオチンチン』

『由紀ちゃんの忠告聞けば良かった』

『えっなんでですか?ダメでしたか?僕?』と慌てた。

『私はセックスなんて、ずっと前に諦めてたのよ。こんな気持ちよかったら、またしたくなっちゃうじゃない?』

『あぁ良かった。いつでもってわけにはいきませんけど、美穂さんさえ良ければ、また僕としてください』

『いいの?』

『もちろんです。僕はこれっきりじゃ、嫌です』

『ありがと。次はいつになるか分からないから、もう一回してくれる?』

『もちろん。じゃあ、店もあるし、早めにしますね』

『そうしてくれると助かるわ』

 優斗は舌を絡めて、肉棒を挿れた。
「美穂、中でオチンチンに絡みついてくる。気持ちいい」

「さっきより敏感になってるから、オチンチンの感触が分かる、まだ固いのが奥にあたる」

「美穂、さっきより締付けが凄いよ、全然気持ちいい」

「してた頃を体が思い出したのかも。優斗くんのオチンチン、気持ちいいから」

「あぁ、出ちゃう」

「私もいくから出して。はぁっ、いく!いっちゃう」

「美穂、出る」

 再び射精した。

 2人はシャワーを浴びに風呂場にきた。

「凄い、まだ元気ね」

「美穂さんの体、癖になりそうです。思い出すと、全然、収まんなさそうです」

「そうなの?おばちゃんよ」

「そんなことないです」優斗はキスをして、舌を絡めた。そして、胸、股間を愛撫した。

 美穂が口を離して、喘ぐ。

「ダメ、したくなっちゃう」

「時間ないけど、ごめんなさい。僕もこのままじゃ帰れない」

 優斗は後ろから肉棒を挿れて、腰を動かした。

「はぁん、ダメなのに」

「美穂さん、オチンチンもこんなに固くなってる。美穂さんのこと欲しくてたまらない」

「あぁぁ、中が敏感になってるの。すぐいっちゃう」

「はあ、凄い締め付けてくる。
 ダメだ、出ちゃう。もう少しだけ中にいたい」

「ダメぇ。いく!いっちゃう」

「あぁ、出る」震える体に射精した。

 美穂の体から力が抜ける。

「ごめんなさい、ごめんなさい」

 優斗は前側から壁に美穂を押し付けて、抱え上げ、腰を振り始めた。
「はあん、奥に響くぅ」

「本当にこれを最後にしますから。あぁ、ガラガラになるまで出したい」

「ダメ、いったばかりだからぁ。あぁ、すぐいっちゃう」

「気持ちいい、ずるいですよ、美穂さんの体、止まんない!」

「そんなに気持ちいい?」

「気持ち良すぎます。4回も出したのに、出し足りないんです」

「はぁん、すごい!ずっと固いままで、中を擦られてる。おまんこ壊れちゃう」

「はぁぁ、最後です。出します」

「んあっ、出して。はぁっ、いく、いっちゃう」

 優斗は射精して、舌を絡めた。

抜いてみると、床に大量の精子が落ちた。

「もう、午後の体力なくなっちゃったわ」

「ごめんなさい。こんな短時間で一気に射精したの、2回目です」

「そんなに気持ち良かったの。こんな体なのに」

「1日中、ずっと元気でいられますよ。美穂さんなら」

「止めて、私は無理よ」


 2人は体を拭いて、外に出た。


 美穂は時計を見た。

『大変、間に合わないかも』

『手伝います。元経験者ですから』

『授業はいいの?私が無理言ったのに』

「午後から出ます。お風呂場でしたのは僕が悪いので。お詫びです」

『そんな、私がお小遣いあげなきゃいけないのに』

『そんな!僕が気持ちよくさせてもらったんですっていいたいですけど、時間ないし、じゃあ、モーニングはタダってことで』

『ありがと。お昼も食べてって』

『由紀が来たら怪しまれるから、逃げます。本当に勘がいんですよ。アイツ』

『フフフッ。分かったわ。次の時、お礼するから』

『はい、では頑張りましょう』

 2人は料理に奮闘した。

『ありがと。間に合ったわ』

『じゃあ、これで退散します』

『あっこれ私の連絡先』スマホの電話番号を渡す。

『後でかけます。じゃあ』と舌を絡めた。美穂さんは、すぐにビクッと体を震わせた。

「あんなにされたから、体中が敏感になってる。若返ったのかしら?フフフッ」

「美穂さんがこれ以上きれいになったら、僕の腰が持たないです」

「もう!早く行きなさい」

優斗はドアを開けて、キョロキョロしてから、外に出て、営業中の札にしてから、手を振って去っていった。



『まさか大学生とするなんてね。もうあなたも許してくれるでしょ』と厨房に置いてある写真に言った。

「あん、まだ中にあるみたい」ビクビクっと震えた。



 優斗は他の店で時間を潰した。

 すると、美穂からラインが届いた。

『今日、由紀ちゃんが来て、あなたが作ったドレッシング食べて、今日、ユウ来ましたかって言ってたわよ。

 来てないって答えてあるからね』

『あぁ由紀のやつ、相変わらず鋭いな』

『教えてくれてありがとうございます。気をつけます』と返した。

 優斗は教室に入った。

 由紀が友達と話しているところから、こっちに来る。

『ユウ、どうしたの?』

『朝起きてお腹痛くて、やっとおさまったから』

『大丈夫?』

『もう大丈夫』と優斗は席についた。

 由紀が友達と話してから、荷物を持って来た。

『来なくていいよ』

『だって心配だから。それより今日、ママさんの店に行った?』

『さっきの話聞いてた?お腹痛いのに、なんで行くんだよ』

『そうよね、いいの。気にしないで』

『なんで、美穂さんに来てないって言われたのに、僕にも聞くんだよ。
 でも危なかった。美穂さんに教えられなかったら、動揺してた』と思った。

『それにしても美穂さん、可愛かったなぁ。初めてするみたいだった。前から素敵だと思ってたけど、本当に綺麗だった』

『ユウ、ユウ!聞いてる?』

『あっ、ごめん、ぼうっとしてた』

『何考えてんのよ。学校でそんなにして』

 優斗のズボンが盛り上がっていた。

『彼女のことでも考えてたの?』

『由紀がいい匂いだなって』

『はいはい、変態さん。元気そうで何よりで』


 優とは大学が終わり、バイトに行った。

 女将さんが待ち構えていた。

『優斗くん。お父さんに言うことがあるんじゃないの?』

『えっ、あぁ~~ります。でも茜さんの許可がないと』

『茜はいいの。あなたがどうしたいのかだけ分かればいいのよ』

『分かりました』

『ついて来て』リビングというか居間に来た。

『私は2人に任せとけばいいって言ったんだよ』とシェフが頭を掻く。

『いえ、始めからこうしておけば良かったんです』

『改めて聞くけど、茜とはどうするつもりなの?』

 優斗は正座をして、シェフ達の向いに座った。

『茜さんとお付き合いさせていただいています。いずれというか僕的には、一日でも早く結婚したいと思っています』

『おぉ』と2人から声が上がった。女将さんは口を押さえている。

『結婚したいとというのは本当なのかい』とシェフ

『はい、茜さんにも伝えてあります』

『へぇ~』とシェフが感心したでような声を上げる。

『優斗くん、茜は一回りも歳上なのよ。結婚しました。数年後に飽きました。別れますってわけにはいかないのよ』

『みなさん、いの一番に年齢のことを心配、茜さんもそうでしたけど。心配されるんですけど、僕は年齢で相手のことを見てません。
 茜さんが一生愛し続けるのに値するって言ったら、偉そうになっちゃいますけど、一生、僕のこの気持ちが変わらないと確信しているからこそ、僕は結婚したいんです』

 思いがけない強い言葉に女将さんは、何も言えなかった。

『ほら、優斗くんはちゃんと考えてくれてるって言っただろ』

『そうですけど、そんな大学生ですよ。30過ぎた茜のこと、真剣かどうかなんて分からないじゃないですか』

『女将さんのおっしゃる通ります。すぐに僕がシェフ達に話していれば、女将さんも余計な心配をせずに済んだんです。

 本当にごめんなさい』と頭を下げた。

『茜が話さないでくれって言ったんだろ』

『まぁ、そうなんですけど、やっぱり茜さんを説得してでも、話さないとダメだったと思います』

『優斗くんのお母さんは、知ってるの?』

『僕から、結婚したい人がいるとは言ってあります。年齢のことも言ってあります』

『何て言ってるの?お母さん』

『まぁ、まだいい顔はしてませんね。ただ僕が諦めないとは分かってるとは思います』

『そうなの』

『近い内に、茜さんが、うちの母に会うと言ってます。多分会えば、母も分かってくれると僕は信じてます』

『あぁ、あれだ。茜は仕事どうするって言ってた?』

『僕は、茜さんに仕事は続けてもらうつもりです』

『茜もいい年だ。子供とかの話はしてるのか?』

『僕も子供は産んでほしいと思ってます。子供は僕が育てます』

『えっ、あなた仕事はどうするの?』

『僕が主婦をします』

『ちょっと待て。料理人の道は、どうするんだ。お前には見込みがあるんだぞ』

『本当にシェフには、色々と教えていただいて、心から感謝しています。
 誤解してもらいたくはないんですが、料理人の道は諦めません。子供が手を離れるまで先送りにするだけです』

『先送って、分かって言ってるのか?』

『もしワガママが許されるんなら、女将さんの手を借りて、少ない時間かもしれないですけど、厨房に立てたらいいなとは思ってます』

『はぁ、こら困った』と額に手を置いた。

『これが僕が考えてる茜さんとの結婚です。大まかな話は、茜さんには、しましたけど、まだ茜さんが、どうしたいのかは聞いてません』

 女将さんが口を開いた。
『あなたが茜とのことを真剣に考えてくれていることはよく分かったわ。ごめんね。いい加減な気持ちでいると決めつけてしまって』

『いいえ。話さなかった僕が悪いんです』

『色々と解決しなければならないことは山積みだけど、あなたのお母さんも含めて、少しずつ解決していきましょう。
 じゃあ、今日も一日よろしくね』

『いや、困った』とシェフは繰り返している。

『お父さんも先のことばかり考えてもしょうがないじゃない。とりあえず今日のことを頑張ってください』

『あぁ』と腰を上げた。

『シェフ、すいません』

『ダメだ。この年になると理解が追いつかん。今度ゆっくりと話をしよう』

『分かりました』

 この日も無事に閉店時間となった。

 茜が普段着で店に顔を出した。

『ごめんなさいね。うちの母が色々と言ったみたいで』

『いや、女将さんが心配する気持ちも分かりますから、気にしてないですよ』

『ユウみたいに、私もすぐに話せば良かった』

『茜は、まだ不安だったんでしょ。僕とのこと』

『まぁ、そうなんだけど。でも母さん、ビックリしてたわよ。大学生なのに、ちゃんと考えてるって』

『茜と結婚するためだからね』

『もうユウったら。こっち来て、ご褒美あげる』

 2人は舌を絡めた。

『茜、僕の母さんと合うのはちょっと待ってて。必ず会わせるから』

『よろしくね。じゃあ、今日は流石にまずいと思うから』

『分かってる。もう一回、ご褒美いい?』

『もちろん、いいわよ』

 また2人は舌を絡めた。

『じゃあバイト、頑張ってね』

『うん』

 茜は手を振って去っていった。

 優斗は残りの作業を終え、シェフたちのところへ行った。

『また改めて茜さんのことは話したいと思いますので、今日のところは帰ります』

『あぁ、気を付けて帰れよ』

『気を付けてね』

 優斗は部屋を出た。

『家に帰ったら、母さんに話さなくっちゃ』
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