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ヤミイ

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「そ、それは・・・」
 先生が恥じらうように目を伏せる。
「こんなに、いいとは、思わなかった、から・・・」
「何がですか? ひょっとすると、これのことですか?」
 僕は先生の肛門からはみ出た赤黒い肉を更に強く握りしめた。
「はうううっ! ひいいっ!」
 またしても、先生が筋肉質の裸身をブリッジの形に持ち上げる。
 天井に向けて腰を突き上げ、あからさまに勃起した、精液だらけの太く長い肉の柱を震わせる。
 筋肉棒の肥大した先端からは、新たな白濁液がにじみ出ているようだ。
 汗と栗の花の匂いに、麝香のような匂が混じった。
 興奮した先生の腋の下から、性腺を刺激するフェロモンが分泌されているのだろう。
 ジュリの”子宮脱”に匹敵する、いわゆる”直腸脱”の状態に陥った先生は、もはや僕の言いなりだ。
 僕の経験からしても、前立腺ごと直腸壁を愛撫されるこの方法は、快楽に際限がない。
 何度射精しても、前立腺を刺激され続ける限り、ドライオーガズムはやまないのだ。
「どうです? 気持ちいいでしょう? それこそ、失神するほど」
 右手で直腸壁を揉み、左手で先生の裸身を撫で回しながら、訊いてやる。
 顎を引き、口から舌を垂らして、こくりとうなずく先生。
「もっとしてほしいですか? この究極の性技、直腸脱を」
 握り、ひねり、揉みしだく。
 直腸のゴムのような皮の内側で、袋状の器官がぐにゅぐにゅ翻弄される手応えに僕は興奮する。
「ひゃうううううっ! ま、また、出ちゃうう!」
 小山のように腰を突き上げ、棒で天井を指し、
 びゅびゅっ! どびゅびゅっ!
 先生が再度熱いミルクを放つ。
 垂直に屹立した肉柱から発射された白い液体が、放物線を描いて先生の胸に滴り落ちる。
 そのデンプン糊そっくりの生温かい汁を指につけ、テロテロと硬く尖った勃起乳首にまぶしてやると、
「も、もっと、し、して・・・」
 うっとりと目を細め、夢見心地の表情をして、先生が懇願した。

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