Ｒ指定

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　僕の上に馬乗りになった先生が、僕の股間からそびえ立つ肉の竿を扱きに扱く。
「あああーっ！」
　身体中が性器になったかのような快感に、僕は大きく反り返り、ブリッジするように腰を突き上げる。
　先生が右手で勃起ペニスを扱きながら、左の手のひらを水平にして、僕の亀頭の先を撫で回す。
　カウパー腺液ですっかりコーティングされ、ぬるぬるになった僕の亀頭は完全に露出してしまっている。
「はうあ、きゅうんっ」
　その丸い部分をこねるようにいろんな角度から撫でさすられて、僕は天にも昇る愉楽に教われる。
　触らなくても、睾丸が破裂しそうに膨らんでいるのがわかった。
　刺激に応じて、僕の精巣がフル回転で精子を生産しているのだ。
　生命を継承するための精子が、ここでは単なる快楽の道具としてしか使われないのが、ある意味空しい。
　まずかった。
　このままではいずれ僕は射精してしまう。
　どくんどくんが始まったら、もう止めらない。
　尿道に精液が送り込まれるまでに、なんとかしなくては･･･。
「や、やめて」
　扱かれ、撫でられ、舌でつつかれ、僕は途切れ途切れに叫んだ。
「た、たすけて」
　でも、僕の哀願の声は、ますます先生を昂らせるばかりのようだ。
　扱きが速くなる。
　濡れ濡れの亀頭を手のひらで包まれ、こね回される。
「く、くう･･･」
　僕は波状的に押し寄せる快感の波に耐えながら、薄目を開けた。
　先生の広くたくましい裸の背中が見えた。
　先生は僕に背を向けて腹の上に坐り込み、一心不乱に僕の性器を蹂躙しているのである。
　こうなったら、やるしかなかった。
　この不自然な態勢から、可能かどうかはわからない。
　でも、勝算はゼロではない気がした。
　今ならまだ、先生はある程度、やわらかい。
　この秘技は、ある程度やわらかさを保っているうちにしか、できないのだ。
　僕は背後から先生のお尻に右手を伸ばした。
　お腹を引っ込めてすき間をつくり、そこから右腕を差し入れる。
　幸い、僕の勃起ペニスを弄ぶのに夢中で、先生は気づかない。
　指が、半勃ちの先生の男根に触れた。
　助清たちやナオミに取っ手代わりに酷使された先生のペニスは、手に余るほど長い。
　それを、そっと後ろに引っ張った。
　と、その時だった。
「な、何をする？」
　先生が手を止め、腰を浮かせ、僕のほうを振り返った。
　チャンスだった。
　僕はこの瞬間を待っていたのだ。
　右手首を返しながら、同時に腹筋を使って跳ね起きる。
　先生の右肩に左手を置き、先生の躰を、一気に真下に押し下げた。
「あぶっ」
　先生がのけぞり、唾を飛ばして後ろに頭を反り返らせた。
　眼球がゆっくりと裏返り、突き出た喉仏が、ひくっと動く。
　たくましい胸板の上で、アンズのようなふたつの乳首が、むくむくと立ち上がる。
「あ･･･ああ･･･ああああああ･･･」
　先生の半開きの口から、よだれとともに甘い喘ぎ声が漏れてきた。
　それは、僕の起死回生の性技が、見事に決まった何よりの証拠だった。