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ウィーンウィーン。
反り返る先生の勃起ペニスの先に噛みついた松ぼっくりみたいな黒い物体。
それが、唸りを上げ、高速で振動している。
「ぐああああああああっ」
激しく痙攣する先生。
先生の勃起ペニスは電動オナホを被ったまま、自ら意志を持ったかのようにぶるんぶるんとうねり始めている。
チャンスだった。
僕はオナホに負けじと振動する二本のマッサージ器で、そのいやらしい肉茎の中央部分を挟み込んだ。
そうしておいて、ウレタンゴムの先端を動かして、岩のようにしこった肉茎の表面を撫でさする。
「や、やめろ、ああ」
先生が喘ぐ。
のけぞった厚い胸板の上では、先生の興奮の象徴のごとく、黒っぽいふたつの乳首が勃起している。
その乳首を、背後から手を回したジュリが、尖った爪で弄んでいる。
琴を弾くように撫で上げたり、こよりを撚るようにねじったり、乳頭に爪を突き出し、へこませてみたりー。
「やめろ、ですって? うそですよね? 本当のことを、言ってくださいよ」
先生の肉バナナの裏側をマッサージ器で撫で上げ、撫で下ろしながら、僕は言う。
「く、くそ、や、やめろと、言ってる、のに・・・」
びくびく震える先生。
そのうち、言葉とは裏腹に自分で自分の肉棒のつけ根をつかみ、ごりごりマッサージ器に押しつけてきた。
自分から一番感じるところにマッサージ器の先端が当たるよう、ペニス自体を動かし始めたのだ。
「そんなに言うなら」
僕はつぶやいた。
頃合いだった。
ここらでひと芝居、打つとするか。
「みんな、動きを止めて」
命令するように、言ってやる。
この場合の”みんな”とは、もちろん、助清と佐平、そしてジュリである。
「先生が嫌がってる。これ以上、してほしくないみたいなんだ」
助清が腰の動きを止め、手を伸ばして先生のペニスに嵌まった電動オナホのスイッチを切った。
びくん。
最後に一回大きく震え、先生の恥棒が直立する。
佐平もジュリのアナルを突くのを中断して、事の次第を見守っているようだ。
ふたりのピストン運動がやんでしまえば、結合した僕とジュリのペニスが先生の肛門を突き上げることもない。
「これでいいんでしょう?」
ニチャアッと微笑んで、呆気にとられる先生に、僕は言った。
「ここらで全部やめにして、そろそろ、みんな寝ちゃうとしましょうか」
その瞬間、眼鏡の奥の先生の眼に、辛そうな表情が浮かぶのを、僕は見逃さなかった。
「そ、それは・・・」
目を見つめ返してやると、恥ずかし気に視線を逸らし、ややあって、先生がつぶやいた。
「まだ少し・・・早い、と思う・・・」
反り返る先生の勃起ペニスの先に噛みついた松ぼっくりみたいな黒い物体。
それが、唸りを上げ、高速で振動している。
「ぐああああああああっ」
激しく痙攣する先生。
先生の勃起ペニスは電動オナホを被ったまま、自ら意志を持ったかのようにぶるんぶるんとうねり始めている。
チャンスだった。
僕はオナホに負けじと振動する二本のマッサージ器で、そのいやらしい肉茎の中央部分を挟み込んだ。
そうしておいて、ウレタンゴムの先端を動かして、岩のようにしこった肉茎の表面を撫でさする。
「や、やめろ、ああ」
先生が喘ぐ。
のけぞった厚い胸板の上では、先生の興奮の象徴のごとく、黒っぽいふたつの乳首が勃起している。
その乳首を、背後から手を回したジュリが、尖った爪で弄んでいる。
琴を弾くように撫で上げたり、こよりを撚るようにねじったり、乳頭に爪を突き出し、へこませてみたりー。
「やめろ、ですって? うそですよね? 本当のことを、言ってくださいよ」
先生の肉バナナの裏側をマッサージ器で撫で上げ、撫で下ろしながら、僕は言う。
「く、くそ、や、やめろと、言ってる、のに・・・」
びくびく震える先生。
そのうち、言葉とは裏腹に自分で自分の肉棒のつけ根をつかみ、ごりごりマッサージ器に押しつけてきた。
自分から一番感じるところにマッサージ器の先端が当たるよう、ペニス自体を動かし始めたのだ。
「そんなに言うなら」
僕はつぶやいた。
頃合いだった。
ここらでひと芝居、打つとするか。
「みんな、動きを止めて」
命令するように、言ってやる。
この場合の”みんな”とは、もちろん、助清と佐平、そしてジュリである。
「先生が嫌がってる。これ以上、してほしくないみたいなんだ」
助清が腰の動きを止め、手を伸ばして先生のペニスに嵌まった電動オナホのスイッチを切った。
びくん。
最後に一回大きく震え、先生の恥棒が直立する。
佐平もジュリのアナルを突くのを中断して、事の次第を見守っているようだ。
ふたりのピストン運動がやんでしまえば、結合した僕とジュリのペニスが先生の肛門を突き上げることもない。
「これでいいんでしょう?」
ニチャアッと微笑んで、呆気にとられる先生に、僕は言った。
「ここらで全部やめにして、そろそろ、みんな寝ちゃうとしましょうか」
その瞬間、眼鏡の奥の先生の眼に、辛そうな表情が浮かぶのを、僕は見逃さなかった。
「そ、それは・・・」
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「まだ少し・・・早い、と思う・・・」
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