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ヤミイ

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 僕の叫びにも、先生はまるで無反応だった。
 相変わらず弛緩し切った淫蕩な表情を顔に浮かべ、全身をぶるぶる痙攣させている。
 その僕の魂の叫びに反応したのは、助清のほうだった。
 ロメロスペシャルで先生を天井に向かって持ち上げていた助清が、両腕の戒めを解き、半身を起こしたのだ。
 一瞬の出来事だった。
 ベッドの上に胡坐をかいた助清の膝の間に、後ろ向きに先生が坐り込む形になった。
 いわゆる、背面座位の体位である。
 前に回った佐平が、無抵抗の先生の腰を両手で掴み、先生の尻を真上に持ち上げた。
 先生の躰が、胡坐をかいた助清の胸のあたりまで持ち上がると、今度は助清が尻をずらして体勢を整えた。
 先生同様つるつるに剃毛した助清の股間からは、極太のサボテンのような肉茎が屹立している。
 腹にくっつかんばかりに反り返ったそれは、生殖のための性器というより、もはや雄カブトムシの角のような凶器にしかみえない。
 その上に、佐平がゆっくり先生の躰を下ろしていく。
 助清が、自分の肉槌を握り、先生の肛門の位置に合わせて、亀頭の向きを調節する。
「だめだ! そんなことしちゃ!」
 僕はまた叫んだ。
 でも、無意味だった。
 ずぶり。
 鈍い音がしたかと思うと、
「ぐはあっ!」
 助清の腕の中で、先生の上半身が、大きくのけぞった。
 真横から見ると、極太の肉の棒で、先生と助清がつながっていた。
 太い縄をよじったような血管が浮き上がる、僕の手首ほどもありそうな筋肉の擂り粉木棒。
 それが菊の花みたいに開いた小さな先生の肛門に、容赦なくぶっ刺さったのだ。
「あぐうっ」
 佐平が先生の両肩に手を置き、先生の躰を真下に押し下げる。
 ずぶずぶずぶっ。
 またしても肉が爆ぜるような音がして、先生の形のいいお尻が助清の胡坐の間にめり込んだ。
 助清が背後から先生を抱きしめる。
 乳首を弄りながら、耳たぶを噛んでいる。
「あふ・・・」
 切なげに先生の鼻孔が開き、熱い息が漏れた。
 そんな先生の躰を、佐平がゆっくり上下に動かし始める。
 両手で腰を掴み、先生の躰のほうを上下に動かすことで、助清のピストン運動を手伝ってやろうというわけだ。
 クチュクチュといやらしい音が響き、隙間から見える助清の肉棒が透明な汁で濡れ始めるのがわかった。
「先生!」
 滅茶苦茶に自分を虐めながら、僕は叫ぶ。
「先生、逝くなら一緒に逝って! お願い!」

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