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ジュリのハスキーボイスとともに、手の中の筋肉の擂り粉木がぐわっと膨張した。
詰まったホースに水を流し込んだように亀頭がネギ坊主のように膨れ上がり、いきなりぶしゅっと弾けた。
「きゃあああっ!」
少女のような悲鳴と同時に、熱い汁が僕の顔に降りかかった。
「逝っちゃったね」
僕は顔中精液だらけのまま、弛緩したジュリに声をかけた。
「普段威張ってるくせに、口ほどにもないね。そんなに溜まっていたのかい?」
「それは、おまえの・・・」
ジュリが恨めしげに僕を見た。
「おまえのやり方が、卑怯だから・・・・はじめっから、両方の穴を攻めてくるなんて・・・」
「でも、よかったんでしょ? だから、こんなに出しちゃった」
僕は手の甲で顔に付着した白濁液を拭い、舌で舐めてみた。
ジュリの精液は先生のものより熱く、粘り気がある。
それだけ若い証拠なだろうか。
あるいは、先生のように、のべつまくなしに誰かに射精させられていないからか。
濃い精液は、予想以上に美味だった。
僕は夢中で顔に付着した液を舐め、ついでに汚れたジュリの肉棒もしゃぶって綺麗にしてやった。
「あ・・・あん・・・」
その途中でまたぞろジュリが勃起し始めたが、それはむしろ好都合だった。
僕としても、これで終わらせる気は毛頭ないからだ。
「もういいわ。結束バンド、外してくれない?」
反射的に喘いでしまったことを隠すように、早口でジュリが言った。
「けっこう気持ちよかったから、これで許してあげる。明日もあるから、もう休みましょう」
「でも」
僕はテレビ画面に目をやった。
「隣はまだ終わる気配なんて、ないみたいですよ」
画面では、恐ろしいことが起こっていた。
両手両足を背中側に折り畳まれた全裸の先生。
その小包みたいに小さくなった身体を、佐平が手足をひとまとめに縛り、ロープで吊るしてぶら下げている。
背中側に反り返らされた先生は、大きく勃起したペニスだけを真下に突き出す格好だ。
地下街でナオミたちにさせられた、あのあまりといえばあまりに屈辱的な体位である。
僕はふと、自分が佐平たちにあれをやられた時のことを思い出した。
全身が怒張したペニスになった気がして、むせび泣くほど感じてしまったものだ。
僕の場合は、電動オナホールが相手だったが、先生の場合は違っていた。
先生の真下では、助清が股を開いて待ち受けているのだ。
肛門が真上を向くように、自分で自分の太腿をつかみ、ちんぐり返しに近い体勢を取っている。
あの爛れた赤い穴に先生を咥え込み、精液を搾り尽くそうというのだろう。
「先生が解放されない以上、僕もやめるつもりはありません」
僕はベッドから降り、壁際の化粧ダンスに歩み寄った。
この引き出しの中には、きっとありとあらゆるアダルトグッズが収納されているはずだ。
どうせなら、それをジュリにも使ってやる。
「そんなことして、許されると思ってるの?」
目を怒らせて、ジュリがなじってきた。
「大丈夫。最後にはきっと許す気になりますから」
いいものを見つけて、僕はほくそ笑んだ。
「あまりによすぎて、貴女は凌辱されることに、中毒になるんです」
詰まったホースに水を流し込んだように亀頭がネギ坊主のように膨れ上がり、いきなりぶしゅっと弾けた。
「きゃあああっ!」
少女のような悲鳴と同時に、熱い汁が僕の顔に降りかかった。
「逝っちゃったね」
僕は顔中精液だらけのまま、弛緩したジュリに声をかけた。
「普段威張ってるくせに、口ほどにもないね。そんなに溜まっていたのかい?」
「それは、おまえの・・・」
ジュリが恨めしげに僕を見た。
「おまえのやり方が、卑怯だから・・・・はじめっから、両方の穴を攻めてくるなんて・・・」
「でも、よかったんでしょ? だから、こんなに出しちゃった」
僕は手の甲で顔に付着した白濁液を拭い、舌で舐めてみた。
ジュリの精液は先生のものより熱く、粘り気がある。
それだけ若い証拠なだろうか。
あるいは、先生のように、のべつまくなしに誰かに射精させられていないからか。
濃い精液は、予想以上に美味だった。
僕は夢中で顔に付着した液を舐め、ついでに汚れたジュリの肉棒もしゃぶって綺麗にしてやった。
「あ・・・あん・・・」
その途中でまたぞろジュリが勃起し始めたが、それはむしろ好都合だった。
僕としても、これで終わらせる気は毛頭ないからだ。
「もういいわ。結束バンド、外してくれない?」
反射的に喘いでしまったことを隠すように、早口でジュリが言った。
「けっこう気持ちよかったから、これで許してあげる。明日もあるから、もう休みましょう」
「でも」
僕はテレビ画面に目をやった。
「隣はまだ終わる気配なんて、ないみたいですよ」
画面では、恐ろしいことが起こっていた。
両手両足を背中側に折り畳まれた全裸の先生。
その小包みたいに小さくなった身体を、佐平が手足をひとまとめに縛り、ロープで吊るしてぶら下げている。
背中側に反り返らされた先生は、大きく勃起したペニスだけを真下に突き出す格好だ。
地下街でナオミたちにさせられた、あのあまりといえばあまりに屈辱的な体位である。
僕はふと、自分が佐平たちにあれをやられた時のことを思い出した。
全身が怒張したペニスになった気がして、むせび泣くほど感じてしまったものだ。
僕の場合は、電動オナホールが相手だったが、先生の場合は違っていた。
先生の真下では、助清が股を開いて待ち受けているのだ。
肛門が真上を向くように、自分で自分の太腿をつかみ、ちんぐり返しに近い体勢を取っている。
あの爛れた赤い穴に先生を咥え込み、精液を搾り尽くそうというのだろう。
「先生が解放されない以上、僕もやめるつもりはありません」
僕はベッドから降り、壁際の化粧ダンスに歩み寄った。
この引き出しの中には、きっとありとあらゆるアダルトグッズが収納されているはずだ。
どうせなら、それをジュリにも使ってやる。
「そんなことして、許されると思ってるの?」
目を怒らせて、ジュリがなじってきた。
「大丈夫。最後にはきっと許す気になりますから」
いいものを見つけて、僕はほくそ笑んだ。
「あまりによすぎて、貴女は凌辱されることに、中毒になるんです」
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