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ヤミイ

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 両側から口にめり込んだふたつの亀頭。
 どちらもカウパー腺液でぬるぬるになっていて、強く匂い立てている。
 ゆっくりと唇を被せていきながら、僕はその匂いを鼻孔いっぱいに吸いこんだ。
 かすかなアンモニア臭と、鰹の出し汁に似たこの匂い…。
 ぞくぞくするほど素敵だった。
 しかもふたり分なのだ。
 ちゅぷ。
 尿道バイブに塞がれた僕のペニスの尿道口から、ミクロのすき間をすり抜けて新たなカウパー腺液が滲んだ。
 ベッドに片膝をつき、僕の顔に向けて先生が腰を突き出してきた。
 それに負けじと、ジュリも股間を僕の顔に押しつけてくる。
 左右から口がこじ開けられ、つるつるの海亀の頭がふたつ、容赦なく口腔内にめり込んできた。
 僕の頬が異様に膨らみ、亀頭の形に変形する。
 ふたつ同時に頬張ってわかったのは、先生の亀頭のほうが幅が広く、肉厚で、ジュリの亀頭は槍の穂先みたいに尖っていて、その分硬いことだった。
 口から外れないように唇で雁首の下を締めつけながら、中で舌を滅茶苦茶に動かして、舐めてやる。
「あ・・・」
 まず、ジュリがのけぞった。
 毬のようにまん丸な乳房が、ぶるんと揺れた。
 その頂では、大きなピンク色の乳首が痛々しいほど勃起している。
「かはっ」
 ひと呼吸遅れて、先生が腰を引いて逃れようとした。
 感じやすい先生は、自分だけ先に出してしまうことを警戒したに違いなかった。
 そうはさせじと、僕は口を固く閉じる。
 頬をすぼめて、口の中でふたつの亀頭をコリコリこすり合わせてやる。
 ふたつとも動けなくしておいて、一番敏感な亀頭の裏を、舌のザラザラの部分で思い切り舐めてやった。
「こ、こいつ…」
 先生が、左手で僕の勃起ペニスを握ってきた。
「やる・・・わね」
 同様に右手を伸ばし、ジュリがそのすぐ下をつかんでくる。
 尿道バイブを呑み込んでコチコチに固まった僕の筋肉ソーセージ。
 それをふたりいっぺんに握ってきたのだ。
 ああっ。
 ふたりのペニスを口中に隙間なく味わいながら、僕はブリッジするように腰を真上に突き上げた。
 クチュクチュクチュ。
 シュッシュッシュ。
 先生とジュリが、タイミングを合わせ、同時に僕の勃起恥棒を扱き始めたからだった。

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