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ヤミイ

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 僕は興奮に我を忘れ、少年ばなれした肉々しい生の生殖器官をガチガチに膨らませてしまっている。
 包皮に包まれたその先端に突っ込まれる、よく動く二本の指。
 縁から体液が垂れている。
 我慢汁が出過ぎているのだ。
 動画に撮って、オナニーの時、心ゆくまで堪能したいシチュエーションだった。
「ほら、うーんと腰を上げてごらん」
 先生の指の動きに合せて、包皮の中で僕をぐりぐりしながら、ジュリが言う。
 ふ、ふたりとも、い、いい・・・。
 ぼ、ボク、とっても、き、気持ち、いい・・・。
「あふう、あはあ…あうあ・・・」
 僕の腰は、いつしかピラミッドのように突き上がる。
 我ながら、骨盤の飛び出た、貧相な下半身が物欲しげだ。
 痩せているだけに、余計にえちえちして見えるのだ。
 陰毛が一本も生えていないため、その興奮ぶりが一目瞭然なのだった。
 痩せた太腿にくっきりと貧弱な筋肉が浮き出ているのも、今感じているエクスタシーが本物である印だった。
「ここまで上がれば、入りそう」
 ジュリが言って、斜めにした極太バイブを横から突き入れてきた。
 さっきまで僕の肛門を串刺しにしていた、肛門汁とローションにまみれたあの黒人バイブである。
「アナルがさびしいでしょ。ほら、もう少し上げて。もう一回、ぶち込んであげるから」
 人工亀頭で僕の尻の割れ目を割ると、ジュリがぐいっとバイブを立てにかかった。
「あ」
 喉の奥で小さく叫んでしまう。
 桃肉の割れ目にこすりつけられたシリコンの亀頭が、すぐに僕の恥穴を捉えたのだ。
「くう・・・」
 限界まで腰を掲げると、尻のはざ間で黒人バイブが直立するのがわかった。
 亀頭を穴の中心に捉えて、一気に力を抜く。
 ずぶり。
 肉が引き裂けるような鈍い音。
「ひゃいんっ」
 僕はフリーズした。
 ズブズブズブズブッ。
 僕の自重でバイブがめりめりと侵入する。
 肛門から直腸にかけての空洞が、みっしりとした異物で満たされる。
 僕はバイブに突き上げられて、腰を浮かせたまま、固まった。
「こうしておいて、真上から尿道ローターを突き刺してやるの」
 黒人バイブの位置を調整しながら、ジュリが言った。
「上下で別々のバイブを貫通させて、同時にスイッチをいれてやるのよ」
「その間も、亀頭と包皮の間のマッサージは続けよう。仮性包茎者は、これに弱いからな」
 周回する人差し指で、包皮のすき間に溜まった淫汁を満遍なく亀頭の側面に広げながら、先生が言った。


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