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ヤミイ

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 目の前の勃起肉茎を握ると、無理やり角度を変えて、僕は飢えた狼のようにむしゃぶりついた。
 口の中いっぱいに、先生の匂いが拡がって、思わず陶然となる。
 ああ、何度目だろう。
 こうして先生を頬張るのは。
 でも、何度咥えても咥え足りない気がする。
 もっともっと、こうしてしゃぶっていたい。
 浮き出た血管が作り出すゴツゴツとした感触。
 ぬるぬるの亀頭の感触。
 裏側のザラザラの部分・・・。
 ジュリに肛門を突かれ、先生にフェラチオされながら、僕はおしゃぶりに夢中になる。
 自分が気持ちいいことをされればされるほど、先生にもしてあげたくなる。
 今までひたすら受け身で快楽に耐えてきた僕の奉仕精神が、先生の躰の中心に注ぎ込まれる格好だ。
 考えてみれば、これは初めての体位だった。
 立位でのシックスナインなのである。
 直立したまま、先生は逆さ吊りにした僕の性器を咥え、僕も負けじと先生の股間に顔をうずめている。
 剃毛した先生の股間はつるつるだ。
 余分な陰毛がないので、遠慮なく顔を密着させられる。
 先から横から裏側から、じゅぼじゅぼ顔を唾液だらけにしてしゃぶりまくっていると、
「あくっ」
 先生が僕の勃起ペニスを吐き出し、軽くうめくのが聞こえてきた。
「どうしたの?」
 ジュリが訊いている。
「お兄ちゃん、まさか、感じちゃってるんじゃないでしょうね?」
 僕は心の中で快哉を叫んだ。
 そう、そのまさかだった。
 さすが先生だ。
 僕より感じやすく、快感への耐性が低い。
 この合宿期間中、僕が学んだことのひとつである。
 同じ行為をやり合う場合、たいてい先生のほうが先に逝く。
 今回はジュリが加担したせいで、一時的に先生が優位に立てただけなのだ。
 性器をずぶずぶ咥え込みながら、僕は両腕を広げ、ぎゅっと先生の腰に抱きついた。
 左手を股間に差し入れ、陰嚢をつかむ。
 後ろに回した右手で、発達した尻の肉を割る。
 陰嚢を揉みながら、肛門に人差し指をおもむろに突っ込んだ。
 思った通りだ。
 先生の肛門は、物欲しげに口を開けていて、肛門汁を漏らしている。
「ひゃうっ」
 先生がつま先立ちになる。
 そして、叫んだ。
「ち、ちびっちゃうぅ!」

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