308 / 676
300
しおりを挟む
「しかも、もうこんなに濡らしちゃってさ、ったく、どこまで変態なんだろうね、おまえは」
ジュリの指が亀頭をぬるりとひと撫でする。
「あ…だ、だめ・・・」
ぴくぴく僕は震えた。
綺麗な男の娘であるジュリに、罵倒されながら身体の一部を弄られるのは、ゾクゾクするほど気持ちがいい。
僕のマゾ的側面に、ジュリのハスキーな声と粗暴な行為はドストライクでヒットする。
引き気味だった僕の腰が、意志に判して知らず知らずのうちに前へ前へと突き出されていく。
更なる快感を求めて、躰のほうが勝手に動くのだ。
「ここもか」
ジュリが僕の亀頭を右手の手のひらで撫で回しながら、左手の指で乳首を責めてきた。
てろてろ弾いて、きゅっとつねる。
それをふたつの乳首に交互に繰り返す。
「も、もっと・・・」
すぐに乳首がびんびんに勃起して、僕はのけぞり、甘えた声でせがまずにはいられない。
「このクソ変態。今晩のおまえのベッドはあそこだよ」
と、ジュリが僕の顔にぺっと唾を吐いた。
「後ろのカーテンを開けてみな」
振り返ると、そこはプレイルームの最深部で、一画がピンクのアコーデオンカーテンに囲まれている。
「僕の、ベッド?」
ペニスをまさぐられたまま、躰を横にして、開けてみた。
カーテンの向こうは、真ん中にバスタブみたいなものが置かれた狭い空間だった。
バスタブの中には、お湯ではなく、なにか別のものが溜っている。
全体的に白くて、ところどころ透明な、ゼリー状の液体である。
「これが何かわかるか?」
僕の躰をバスタブに向けさせて、面白そうに、ジュリが訊いた。
「ま、まさか・・・」
僕は絶句した。
瞬間、あり得ない、と思った。
でも、おそらく、間違いない。
匂いでわかるのだ。
この、栗の花みたいな、青臭い匂い・・・。
こ、これは、紛れもなく、この僕の・・・。
ジュリの指が亀頭をぬるりとひと撫でする。
「あ…だ、だめ・・・」
ぴくぴく僕は震えた。
綺麗な男の娘であるジュリに、罵倒されながら身体の一部を弄られるのは、ゾクゾクするほど気持ちがいい。
僕のマゾ的側面に、ジュリのハスキーな声と粗暴な行為はドストライクでヒットする。
引き気味だった僕の腰が、意志に判して知らず知らずのうちに前へ前へと突き出されていく。
更なる快感を求めて、躰のほうが勝手に動くのだ。
「ここもか」
ジュリが僕の亀頭を右手の手のひらで撫で回しながら、左手の指で乳首を責めてきた。
てろてろ弾いて、きゅっとつねる。
それをふたつの乳首に交互に繰り返す。
「も、もっと・・・」
すぐに乳首がびんびんに勃起して、僕はのけぞり、甘えた声でせがまずにはいられない。
「このクソ変態。今晩のおまえのベッドはあそこだよ」
と、ジュリが僕の顔にぺっと唾を吐いた。
「後ろのカーテンを開けてみな」
振り返ると、そこはプレイルームの最深部で、一画がピンクのアコーデオンカーテンに囲まれている。
「僕の、ベッド?」
ペニスをまさぐられたまま、躰を横にして、開けてみた。
カーテンの向こうは、真ん中にバスタブみたいなものが置かれた狭い空間だった。
バスタブの中には、お湯ではなく、なにか別のものが溜っている。
全体的に白くて、ところどころ透明な、ゼリー状の液体である。
「これが何かわかるか?」
僕の躰をバスタブに向けさせて、面白そうに、ジュリが訊いた。
「ま、まさか・・・」
僕は絶句した。
瞬間、あり得ない、と思った。
でも、おそらく、間違いない。
匂いでわかるのだ。
この、栗の花みたいな、青臭い匂い・・・。
こ、これは、紛れもなく、この僕の・・・。
0
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
執着攻めと平凡受けの短編集
松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。
疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。
基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる