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ヤミイ

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「わかった」
 ”キリン”がうなずいて、サバサバとした口調で言った。
「ちょうど手がだるくなってたとこ。私、ナオミと違って体力ないから」
「ううん。よくやってくれたと思うよ。おかげでこいつ、またカチンコチンに勃起してるしさ」
 ナオミが右手に握った先生のペニスを折り曲げ、亀頭でお辞儀させた。
「じゃ、抜くよ」
 まだ回転している最中だった。
 急に垂直方向への力が加わって、僕の躰は真上へと引き上げられた。
 ずるずるずるっ。
 狭い直腸の中を、勃起してエラの張り出した僕の肉槌が後退する。
「ああああ~いい~っ!」
 出っ張ったカリで内部をこすられ、先生が嬌声を上げる。
「あんあんあんっ!」
 千切れるほどペニスを引っ張ら羅れて、僕も痙攣した。
 肉槌を構成する海綿体が限界まで伸ばされ、尿道も血管もゴムみたいに伸長する。
 ずぼっ。
「はうあっ!」
 鈍い音とともにペニスが抜けると、亀頭を押しひしがれるような快感に僕は落雷に遭遇した蛙のようにびくんと跳ね、包皮の剥け切った亀頭の先から透明で臭い我慢汁を多量に飛ばした。
 精子という大型の粒子で満たされた精液はリボンとゴム紐の”ダム”を通れないが、水のように分子の小さい我慢汁はぺちゃんこに潰れた尿道でも平気ですり抜けることができるのだ。
「後はあたしたちが代わろうか」
 大役を終えた”キリン”に代わって僕の両足に取りついたのは、それまで観客に回っていた”厚化粧”と”女教師”の年増コンビである。
 ふたりに神輿みたいに抱え上げられた僕の前で、ナオミが先生の太腿をつかみ、逆さ吊りにしていた。
 熊手のような手で両の太腿を握りしめ、間に生えたペニスを口に咥えてじゅるじゅる吸っている。
 だから逆さ吊りなら当然下を向くはずの勃起ペニスが今は股間から垂直に立ち上がり、真上から顔を寄せたナオミの吸盤状の口にずっぽりと吸いこまれているのだった。
 

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